前場コメント No.4 アドベンチャー、北越紀州、ルネサス、ベスト電器、イオンディライトなど

2017/04/13(木) 11:30
★9:05  アドベンチャー-3日続落 「skyticket」がiOS・Androidで通算300万ダウンロード
 アドベンチャー<6030.T>が3日続落。同社は4月12日の大引け後に、航空券検索「skyticket」のアプリ(iOS/Android)が、通算300万ダウンロードを突破したと発表した。
 「skyticket」は航空券予約販売サイトとして2006年よりWebとフィーチャーフォンからサービスを開始し、2015年の5月よりiOSおよびAndroidアプリ版をリリース。そのアプリが提供開始から2016年11月9日時点で、累計200万ダウンロードを突破していた。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:06  北越紀州-小幅安 大王製紙が技術提携を打ち切り
 北越紀州製紙<3865.T>が小幅安。13日付の日経新聞朝刊で、大王製紙<3880.T>が同社との技術提携を11月14日付で打ち切ると報じられた。
 大王は北越紀州からの社外取締役の受け入れも6月末の株主総会後に終了するとしたが、北越紀州は「了解していない」と反発しているという。北越紀州は2012年から大王へ約2割を出資する同社の筆頭株主だが、15年に大王が発行した新株予約権付社債(CB)などを巡り対立が続いていたとみられる。

★9:06  ルネサス-JPモルガンが「Neutral」に引き下げでカバレッジを再開
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が3日続落。JPモルガン証券では、投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げて、カバレッジを再開した。目標株価は800円→1150円(目標株価は18年度EV/EBITDA倍率10倍で算出)と変更。
 同社が注力市場として事業ポートフォリオ転換を進めてきた車載、産機向け半導体の需要は年明け後も極めて好調に推移。加えて、40nmフラッシュMCUを武器に積み上げてきた大型受注の収益貢献が始まることで今期以降の業績は成長ステージへ転じると予想。ただし、レーティング一時停止期間中の大幅な株価上昇で、株価は同社の成長力や足元の強い業績モメンタムをほぼ織り込んだと判断。成長市場である自動車向け半導体で競合するインフィニオン・テクノロジー、NXP、STマイクロエレクトロニクス等とのマルチプル比較でも上値余地は限定的と考えるとした。

★9:06  ベスト電器-もみ合い ヤマダ電機が完全子会社化 株式交換実施で上場廃止へ
 ベスト電器<8175.T>がもみ合い。同社は28日、ヤマダ電機<9831.T>と、ヤマダ電機を株式交換完全親会社、同社を株式交換完全子会社とする株式交換を行うと発表した。ベスト電器は上場廃止(最終売買日は2017年6月27日)となる見込み。
 両社が持つ機能別子会社などグループ内で分散している経営資源の集約によるバューチェーンの最適化と最大化を図り、グループ間の連携をより一層強化することで両社の収益力と競争力の更なる向上を進める考え。株式交換比率はヤマダ電機株式1株に対し同社株式0.28株。

★9:07  良品計画-続伸 今期10.5%営業増益見込む 前期は11.1%増益着地
 良品計画<7453.T>が続伸。同社は12日、18.2期通期の連結営業利益予想を423億円(前期比10.5%増)にすると発表した。
 17.2期通期の営業利益は383億円(前の期比11.1%増)だった。代表的な商品として、衣服・雑貨ではオーガニックコットン素材のシャツやデニムシリーズ、春商材では「トレンチコート」を中心としたスプリングコートが好調に推移した。

★9:08  イオンディライト-3日続落  今期営業益4%増見込むも市場コンセンサス下回る
 イオンディライト<9787.T>が3日続落。同社は12日に、18.2期通期の連結営業利益予想を180億円(前期比4.3%増)と発表した。市場コンセンサスは187億円となっている。
 併せて発表した、17.2期通期の連結営業利益は173億円(前期比3.3%増)だった。清掃事業において、衛生清掃を通じた病院施設の受託が拡大した。また、警備事業において、人手不足の解消、並びに品質の向上を目的に出入管理や巡回警備といったサービスのシステム化に取り組んだことも寄与した。


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