前場コメント No.4 近鉄百貨店、カネミツ、良品計画、TSIHD、キリン堂など

2017/04/14(金) 11:30
★9:05  近鉄百貨店-底堅い 今期12%営業減益見込む 前期は1%減益着地
 近鉄百貨店<8244.T>が底堅い。同社は13日、18.2期通期の連結営業利益予想を27.0億円(前期比11.8%減)にすると発表した。
 百貨店業で、引き続き各店を改装する。あべのハルカス近鉄本店では、売り上げが好調に推移している食料品売場や化粧品売場に集客力の高いショップを新設するなど、さらなる収益力の強化を図る。
 17.2期通期の営業利益は30.6億円(前の期比0.8%減)だった。

★9:06  カネミツ-買い気配 前期営業益を上方修正 受注が好調に推移 増配も発表
 カネミツ<7208.T>が買い気配。自動車用部品メーカーの同社は13日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.9億円から9.7億円(前期比42.4%増)へと引き上げると発表した。新規に立ち上げた製品の伸長などから受注状況が好調に推移したことが寄与する。
 17.3期の期末配当予想を、普通配当0.5円の増配と創業70周年記念配当2.0円の実施により、9.5円→12.0円(前期は9.5円)に修正すると発表した。年間配当は19.0円→21.5円(前期は18.5円)となる。

★9:07  リテールパートナーズ-反落 今期49%営業増益見込む 前期増益幅は限定的
 リテールパートナーズ<8167.T>が反落。同社は13日、18.2期通期の連結営業利益予想を69.0億円(前期比49.0%増)にすると発表した。
 17.2期通期の営業利益は46.3億円(前の期比5.0%増)だった。経営統合関連費用などが響き、増益幅は限定的だった。

★9:07  良品計画-SMBC日興が目標株価引き上げ 1Q決算で株価が弱含めば投資機会になる
 良品計画<7453.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、前年ハードルの高い1Q決算で株価が弱含めば投資機会になると判断。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は20100円→24200円と引き上げた。
 今18.2期会社計画営業利益が、上期は前年比+5%、下期:+16%、通期:+11%となっているように、(1)1Qの中国の売上のハードルが高く(前年に上海基幹店の開業景気発生)、(2)1Q、2Qの東アジア事業の営業利益率のハードルが高い(為替のプラス影響が強く出た)ため、今18.2期上期の利益モメンタムは弱い。海外成長期待の高さゆえに1Q決算で株価が過剰にネガティブ反応することがあれば、下期にかけての増益モメンタム回復を狙った投資機会ととらえたいとした。

★9:09  TSIHD-急反落 上限200万株・20億円の自己株取得枠を設定
 TSIホールディングス<3608.T>が急反落。同社は13日、上限200万株・20億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は4月14日~7月7日。上限200万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.88%。

★9:09  TSIHD-急反落 今期26%営業増益見込むも市場予想より弱い
 TSIホールディングス<3608.T>が急反落。同社は13日、18.2期通期の連結営業利益予想を32.0億円(前期比25.9%増)にすると発表した。市場予想は45.0億円。
 17.2期通期の営業利益は25.4億円(前の期比2.4倍)だった。販管費の削減が寄与した。

★9:10  キリン堂HD-大幅に4日ぶり反発 前期営業益を上方修正 食品売場改装の実施などで
 キリン堂ホールディングス<3194.T>が大幅に4日ぶり反発。同社は13日に、17.2期通期の連結営業利益予想を従来の9.3億円から13.0億円(前期比23.6%減)へと引き上げると発表した。
 顧客化の推進、集客を目的とした食品(特に、冷凍食品、日配品)の売場改装を実施したほか、ヘルス&ビューティケア商品のカウンセリング販売やコストコントロールに努めたことが奏功した。


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