〔Market Flash〕産業資材は110円/ドル前提ならガイダンスリスクは限定的~みずほ

2017/04/14(金) 10:03
【10:00】産業資材は110円/ドル前提ならガイダンスリスクは限定的~みずほ  みずほ証券では産業資材(窯業・非鉄)セクターに関して、中期的な利益成長機会や積極的な株主還元に着目した銘柄選択との基本方針に変更はないとの見方から、住友電気工業(5802)、日本ガイシ(5333)、太平洋セメント(5233)、ニチアス(5393)に投資判断「買い」を付与している。目先のイベントは17.3期4Q(1-3月)決算発表となるが、みずほが業績上振れ余地が相対的に大きいとみていたニチアスが業績予想の増額修正を発表していることから、全般的に波乱はないと想定している。3月決算各社から示される18.3期計画は全般的に保守的になると推察しているが、為替レート110円/ドル前提ならば、ガイダンスリスクは限定的と考えている。12月決算会社は1Q決算となるが、上期計画に対する進ちょく率では、旭硝子(5201)の良好な滑り出しを予想している。 【9:40】防衛関連の中小型企業は予算増加の中で一定の事業基盤を維持~大和  大和証券では、防衛関連企業として豊和工業(6203)、旭精機工業(6111)、石川製作所(6208)、細谷火工(4274)、ミロク(7983)の5社を紹介している。ミロクは防衛向けではないが、世界的な猟銃メーカーであることから今回取り上げている。日本の防衛関連費は1990年代以降、経済成長の停滞により横ばい圏にあったが、2009年度(10.3期)の約4.8兆円を底にわずかだが増加し始め、2017年度(18.3期)予算では約5.1兆円に達した。内訳では、(1)航空機購入費、(2)修理費、(3)米軍再編関係経費―が増加傾向にある。そのような中、防衛関連の中小型企業4社は、防衛省向け売上高は横ばい圏であるとのこと。防衛予算増加の恩恵を直接得るものではないが、防衛を支える企業として一定の事業基盤を維持しているとコメントしている。 【8:45】4月限SQ算出日、寄り前気配はTSIHD電、三浦工、ニチコンなどが高い気配値  きょうは4月限SQ算出日で気配は大きくかい離しており、寄り付き直前で大きく変動するため注意したい。  主力株の寄り前気配では、TSIHD(3608) +3.67%、三浦工(6005) +3.12%、ニチコン(6996) +1.98%などが高い気配値。  一方、日軽金HD(5703)-34.19%、旭化成(3407)-29.43%、ダイキン(6367)-28.33%、昭和シェル(5002)-27.80%、日清紡HD(3105)-27.80%、アステラス薬(4503)-26.42%、T&DHD(8795)-26.12%、宝HD(2531)-25.58%、東エレク(8035)-25.51%、中国銀(8382)-25.43%などが安い気配値となっている。
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