後場コメント No.6 信越化学、セーレン、ヨンドシー、きょくとう、壱番屋など
★13:55 ＪＦＥＨＤ－小高い 東南アジア初のシャフト式ガス化溶融炉の建設工事を受注
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が小高い。同社傘下のＪＦＥエンジニアリングは14日に、シンガポール南洋理工大学（以下、ＮＴＵ）から、東南アジア初のシャフト式ガス化溶融炉の建設工事を受注したと発表した。
同社は、2016年7月にＮＴＵと「ガス化溶融炉を用いた共同研究契約」を締結しており、プラント建設後、実証試験段階に入るという。今回の実証試験において、石炭コークスの代替としてのバイオマス燃料利用や一般廃棄物と焼却灰などの混焼、灰溶融により生じる副産物であるスラグの再資源化の検討をＮＴＵと共同で検証する予定としている。
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が小高い。同社傘下のＪＦＥエンジニアリングは14日に、シンガポール南洋理工大学（以下、ＮＴＵ）から、東南アジア初のシャフト式ガス化溶融炉の建設工事を受注したと発表した。
同社は、2016年7月にＮＴＵと「ガス化溶融炉を用いた共同研究契約」を締結しており、プラント建設後、実証試験段階に入るという。今回の実証試験において、石炭コークスの代替としてのバイオマス燃料利用や一般廃棄物と焼却灰などの混焼、灰溶融により生じる副産物であるスラグの再資源化の検討をＮＴＵと共同で検証する予定としている。
★13:57 信越化学－ドイツ証が目標株価引き上げ 300ミリウエハー価格上昇で上値余地がみえてる
信越化学工業<4063.T>が続伸。ドイツ証券では、300ミリウエハー価格上昇により、さらなる上値余地がみえてくるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を11400円→12200円と引き上げた。
300ミリウエハーの深刻なひっ迫感を考慮すれば、今後2年間で同社マネジメントが増産を判断できる水準まで値上げが進む見通し。ドイツ証の業績予想には、300ミリウエハー価格が今17.12期、来18.12期ともに20％ずつ上昇する前提を織り込んだとした。将来的な能力増強も、同社の利益が最大化できるタイミングで意思決定がなされる見込み。塩ビ・化成品も好調な事業環境が継続していると指摘。
信越化学工業<4063.T>が続伸。ドイツ証券では、300ミリウエハー価格上昇により、さらなる上値余地がみえてくるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を11400円→12200円と引き上げた。
300ミリウエハーの深刻なひっ迫感を考慮すれば、今後2年間で同社マネジメントが増産を判断できる水準まで値上げが進む見通し。ドイツ証の業績予想には、300ミリウエハー価格が今17.12期、来18.12期ともに20％ずつ上昇する前提を織り込んだとした。将来的な能力増強も、同社の利益が最大化できるタイミングで意思決定がなされる見込み。塩ビ・化成品も好調な事業環境が継続していると指摘。
★14:02 セーレン－4日続落 海外で車シート合皮の生産増強
セーレン<3569.T>が4日続落。14日付の日刊工業新聞で、同社が海外で相次ぎ自動車シート用合成皮革の生産能力を増強すると報じられた。
2018年までにメキシコ工場を現状比2倍の月40万メートルにすることを決めたほか、さらに海外で月20万メートルの追加を検討するという。一連の設備投資で同社全体の生産能力は足元の同100万～110万メートルから約40％増の同約150万メートルになるとされる。投資額は約20億円とみられる。しかし、地合いの悪い中株価は下落している。
セーレン<3569.T>が4日続落。14日付の日刊工業新聞で、同社が海外で相次ぎ自動車シート用合成皮革の生産能力を増強すると報じられた。
2018年までにメキシコ工場を現状比2倍の月40万メートルにすることを決めたほか、さらに海外で月20万メートルの追加を検討するという。一連の設備投資で同社全体の生産能力は足元の同100万～110万メートルから約40％増の同約150万メートルになるとされる。投資額は約20億円とみられる。しかし、地合いの悪い中株価は下落している。
★14:04 ヨンドシー－いちよしがフェアバリュー引き上げ 夏以降の売れ行き回復に期待
ヨンドシーホールディングス<8008.T>が反発。いちよし経済研究所では、顧客ニーズを取り込んだ経営に転換したことで、夏以降の売れ行き回復に期待。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3300円→3400円と引き上げた。
今18.2期は顧客ニーズを取り入れるマーケットインの経営に変更。商品部と販売部とを融合させ、ブランドごとの商品企画から販売までを一気通貫で管理する方式に切り替えた。顧客ニーズを商品構成やデザイン、販売戦略に活かしていく方針。商品、売り場作り、売り方を連動させることで、来店客への訴求力が高まり、売上増加が期待できる。会社側は今期のジュエリー事業の既存店売上高を前期比3％増と見込んでいるが、いちよしでは同5％増と予想し、会社計画より上方の業績を予想。商品評価損の減少、新商品発売による原価設計の更新で、ジュエリー事業は粗利益率の改善が見込まれる。新しい品ぞろえが整うのは5月頃で、6月以降の販売回復が期待できるとした。
ヨンドシーホールディングス<8008.T>が反発。いちよし経済研究所では、顧客ニーズを取り込んだ経営に転換したことで、夏以降の売れ行き回復に期待。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3300円→3400円と引き上げた。
今18.2期は顧客ニーズを取り入れるマーケットインの経営に変更。商品部と販売部とを融合させ、ブランドごとの商品企画から販売までを一気通貫で管理する方式に切り替えた。顧客ニーズを商品構成やデザイン、販売戦略に活かしていく方針。商品、売り場作り、売り方を連動させることで、来店客への訴求力が高まり、売上増加が期待できる。会社側は今期のジュエリー事業の既存店売上高を前期比3％増と見込んでいるが、いちよしでは同5％増と予想し、会社計画より上方の業績を予想。商品評価損の減少、新商品発売による原価設計の更新で、ジュエリー事業は粗利益率の改善が見込まれる。新しい品ぞろえが整うのは5月頃で、6月以降の販売回復が期待できるとした。
★14:09 きょくとう－後場上げ幅拡大 今期2.4％営業増益見込む 前期は2.6倍増益
きょくとう<2300.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日14時、18.2期通期の営業利益予想を3.7億円（前期比2.4％増）にすると発表した。
新しくITを取り入れたクリーニング需要の確保、周辺事業や新事業への着手など、新しい分野での需要の拡大に積極的に取り組む。併せて、経費節減の継続した取り組みを強化する。
17.2期通期の営業利益は3.6億円（前の期比2.6倍）だった。
きょくとう<2300.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日14時、18.2期通期の営業利益予想を3.7億円（前期比2.4％増）にすると発表した。
新しくITを取り入れたクリーニング需要の確保、周辺事業や新事業への着手など、新しい分野での需要の拡大に積極的に取り組む。併せて、経費節減の継続した取り組みを強化する。
17.2期通期の営業利益は3.6億円（前の期比2.6倍）だった。
★14:14 壱番屋－いちよしがフェアバリュー引き上げ フリーキャッシュフローの拡大が続くと予想
壱番屋<7630.T>が反落。いちよし経済研究所では、フリーキャッシュフローの拡大が続くと予想。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3300円→3500円と引き上げた。
フェアバリュー引き上げは、今18.2期以降の営業利益見通しは引き下げるものの、設備投資の一巡とFC展開中心に店舗を進めていくことなどから、フリーキャッシュフローの拡大を見込むことが理由。今18.2期の営業利益見通しを前回見通しに対して下方修正する理由は、コメの仕入れ価格が想定よりも上昇する見込みであるため（コメの仕入れコスト上昇による原価悪化要因は約4.5億円）。
壱番屋<7630.T>が反落。いちよし経済研究所では、フリーキャッシュフローの拡大が続くと予想。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3300円→3500円と引き上げた。
フェアバリュー引き上げは、今18.2期以降の営業利益見通しは引き下げるものの、設備投資の一巡とFC展開中心に店舗を進めていくことなどから、フリーキャッシュフローの拡大を見込むことが理由。今18.2期の営業利益見通しを前回見通しに対して下方修正する理由は、コメの仕入れ価格が想定よりも上昇する見込みであるため（コメの仕入れコスト上昇による原価悪化要因は約4.5億円）。
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