前場コメント No.11 ポーラオルビス、メタップス、エスフーズ、ヨネックス、良品計画など

2017/04/17(月) 11:30
★9:51  ポーラオルビス-CSが目標株価引き上げ 高まる企業の質
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が反発。クレディ・スイス証券では、高まる企業の質を評価。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は2325円→2500円と引き上げた。
 今年に入り、(1)1月発売の新商品に対する高い期待、(2)2月に発表された新中期経営計画の安心感のある内容、(3)4月1日に1対4の株式分割を実施とイベントが多かったが、どれも株価にとってはプラス材料。これらの要因は株価には十分織り込まれたと判断。
 (1)安定した業績拡大、(2)株主還元の充実、(3)経営体制の質の高さから、最も株主に評価される化粧品企業の1社と言っても過言ではないと指摘。1Q業績モメンタムピークアウト懸念から株価は1度調整局面を迎えるとみられるが、本質的な魅力に変わりはないとした。

★9:58  メタップス-大幅続伸 新たな決済サービスの提供でみずほと資本・業務提携
 メタップス<6172.T>が大幅続伸。同社は4月14日の大引け後に、決算と併せて、みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行などと、FinTechを活用した新たな決済サービスの提供を目的とする資本・業務提携契約を締結したと発表した。
 2016年10月13日に締結した基本合意書に基づき、メタップスの有するオンライン決済・ビッグデータ解析、スマートフォンアプリ関連事業の知見と、みずほの有する金融顧客基盤および金融サービスの知見を合わせ、ビッグデータを活用した新たな決済ウォレットアプリ事業を主な目的とする新会社を設立する。

★10:01  エスフーズ-4日ぶり大幅反発 今期9%営業増益見込む 前期は25%増益着地
 エスフーズ<2292.T>が4日ぶり大幅反発。同社は14日、18.2期通期の連結営業利益予想を115億円(前期比9.0%増)にすると発表した。
 食肉などの製造・卸売事業で、川上部門の強化を図る。国内外で、食肉の確実な供給源も確保する。また、首都圏での営業力を強化するため、千葉県船橋市に製造・卸・流通機能を統合した拠点を開発する。
 17.2期通期の営業利益は106億円(前の期比25.2%増)だった。

★10:04  ヨネックス-反発 短期で中国先行投資はかさむが中長期成長目線は不変 「買い」継続
 ヨネックス<7906.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、短期で中国先行投資はかさむが中長期成長目線は不変とし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は1700円→1550円と引き下げた。
 3Q決算発表後、同社株価は-5%とTOPIX(同-3%)をアンダーパフォーム、経費先行による前年比減益や今期営業利益計画未達確度が高まったことなどを嫌気したと見られる。GSでも、短期的な中国での先行投資を踏まえて営業利益率の目線を引き下げるものの(全社17.3期~19.3期営業利益予想を2%/9%/9%下方修正、同営業利益率は平均8.1%→7.6%へ)、中長期でのアジアでの飛躍目線は不変であり、買い増しの好機とみるとした。

★10:09  良品計画-反発 中国事業の奥行きの深さ/国内の安心感を確認 「買い」継続
 良品計画<7453.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、中国事業の奥行きの深さ/国内の安心感を確認とコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価は27000円→28000円と引き上げた。
 GSでは、ミーティングや決算説明会で中国/韓国の成長余地と国内の安定感を再確認とコメント。東アジア事業:前年比14%増の183億円/国内事業:同12%増の246億円を予想。中国:1Q(1~3月)既存店売上高は同+5.8%、特に春節期間の売上高(同約3割増)が好調だったもよう。上海旗艦店(15年12月オープン)の反動やCCTVの報道影響が懸念されたが、ヘルス&ビューティーや文房具などの生活雑貨を中心に堅調。CCTV報道による影響は一部残るが短期的なものにとどまる見通し。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,471.20 -761.60
TOPIX 2,697.11 -56.09
グロース250 661.60 -19.15
NYダウ 37,735.11 -248.13
ナスダック総合 15,885.02 -290.08
ドル/円 154.53 +0.26
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ