前場コメント No.14 カナミック、わらべや日洋、エフピコ、IGポート、OSGなど

2017/04/17(月) 11:30
★10:56  カナミック-小動き 自治体・医師会に向けに情報共有システムの無料サービス提供開始
 カナミックネットワーク<3939.T>が小動き。同社は4月17日10時に、地域包括ケアシステム構築医師会に取り組む自治体などを対象に、「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームのタイムライン機能について、無料提供を開始したと発表した。
 情報共有プラットフォームは、患者・要介護者一人ひとりについて、地方自治体や医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護職員、ケアマネジャー、介護職員など多職種・他法人が、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末を使って、それぞれの業務に必要な情報をリアルタイムで共有できるプラットフォーム。今回、無料提供を開始したのは、このプラットフォームサービスのタイムライン機能で、地域包括ケア推進に取り組む自治体や医師会などが対象。

★10:57  わらべや日洋-大幅続伸 今期12%営業増益見込む 前期は33%増益着地
 わらべや日洋ホールディングス<2918.T>が大幅続伸。同社は14日、18.2期通期の連結営業利益予想を46.0億円(前期比12.2%増)にすると発表した。
 主要顧客のセブン-イレブンが、出店基準の見直しや商品の継続的なリニューアルをするなど、売り上げの拡大に取り組む。
 17.2期通期の営業利益は41.0億円(前の期比32.8%増)だった。食品関連事業で、セブン-イレブンの積極的な出店やチルド温度帯商品の販売伸長などで売り上げが伸びた。

★11:04  エフピコ-反発 フォークリフトによる搬送工程を自動化する方向で検討と報道
 エフピコ<7947.T>が反発。4月17日付け化学工業日報で、同社がプラスチック食品包装容器の在庫、配送などディストリビューション拠点において、フォークリフトによる搬送工程を自動化する方向で検討を開始したと伝えられた。
 すでに東日本の主力拠点でZMP(東京都文京区)のロボット台車5台を試験的に導入しており、早ければ2年後をメドに実用化を見込むとした。同社はこれまでに成形工場に産業ロボットを活用した自動化ラインを設置済み。強みの1つとされる物流機能をさらに進化させることで深刻化する人手不足に対応するとともに、市場での優位性を一段と高めると報じられている。

★11:05  IGポート-大幅続落 3Q累計19%営業減益 映像制作で売り上げ端境期
 IGポート<3791.T>が大幅続落。同社は14日、17.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益が2.0億円(前年同期比18.6%減)だったと発表した。
 映像制作事業で、来期以降の企画が進んでおり売り上げの端境期となっていることや、作品をヒットさせるため受注を絞りクオリティーを重視したことで制作コストが増えたという。

★11:09  ネクスG-大幅反発 上限110万株・4億円の自己株取得枠を設定
 ネクスグループ<6634.T>が5日ぶり大幅反発。同社は4月14日23時に、決算と併せて、上限110万株・4億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は4月14日~11月20日。上限株数を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は7.32%。1株当たりの株主価値の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の一環として、自社株式の取得を行うもの。

★11:10  クリエイトレストランツ-急落 今期営業益8%増見込むも市場コンセンサス下回る
 クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>が急落。同社は14日に、18.2期通期の連結営業利益予想を63.0億円(前期比7.6%増)と発表した。「グループ連邦経営」の強みである消費者ニーズなどに対する変化対応力をさらに進化させるべく、新しいコンセプトブランドの開発、既存事業の収益性の向上に取り組み、事業基盤の強化を図るとしている。市場コンセンサスは79.7億円となっている。
 併せて発表した、17.2期通期の連結営業利益は58.6億円(前期比13.2%減)だった。既存業態において顧客満足の向上を図るべくメニューの開発・刷新などに地道に取り組んだ一方、商業施設や繁華街・駅前、郊外ロードサイド立地へそれぞれの専門業態を積極的に出店したことなどが寄与した。

★11:12  オーエスジー-反落 1Qは9%営業減益 円高で輸出採算性低下
 オーエスジー<6136.T>が反落。同社は14日、17.11期1Q(12-2月)の連結営業利益が43.5億円(前年同期比9.2%減)だったと発表した。
 日本・欧州での需要は堅調で、米州、中国も回復基調に転じ、主要ユーザーである自動車関連産業向け、航空機関連産業向け需要がともに堅調に推移した。しかし、円高進行に起因する輸出採算性の低下や換算の影響もあり、減益となった。


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