後場コメント No.5 いちご、SMN、ハイレックス、富士山マガジン、ハイデイ日高など

2017/04/19(水) 15:00
★14:07  いちご-5日ぶり反落 19.2期にも借入金全て固定金利に
 いちご<2337.T>が5日ぶり反落。19日付の日経新聞朝刊で、同社が19.2期にも、すべて借入金の金利を固定にすると報じられた。
 このほど複数の金融機関と変動金利の借入金540億円について、金利を実質的に固定する契約を結んだという。残る変動金利の借入金についても同様の取り組みを進めるとされる。将来の金利上昇リスクを回避し、財務を安定させるもよう。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★14:07  ソネットメディア-5日続伸 「Logicad」が米Tealiumの「Universal Data Hub」と連携
 ソネット・メディア・ネットワークス<6185.T>が5日続伸。同社は4月19日前場引け後に、DSPの『Logicad』において、ティーリアム(米国カリフォルニア州)が提供するリアルタイム顧客データプラットフォーム「Universal Data Hub」との連携を開始すると発表した。
 今回の連携により、「Universal Data Hub」の統合データから、『Logicad』が接続する月間約2000億のインプレッション(広告表示)の在庫に対する広告配信が可能。さらに約3億UBのデータを高速解析するリアルタイムビックデータ処理技術や、人工知能「VALIS‐Engine」(ヴァリスエンジン)を活かした配信による広告効果の向上も期待できるとした。

★14:15  ハイレックス-続落 ブラジルで車用ドア窓開閉装置を増強
 ハイレックスコーポレーション<7279.T>が続落。19日付の日刊工業新聞で、同社がブラジルでの新規受注獲得を受け、自動車用ウインドレギュレーターの同国生産子会社を増強すると報じられた。
 2017年から20年にかけ、段階的な設備増強を行うという。総投資額は5億円超になるもよう。同子会社の経営は近年厳しい状況が続いたが、新規受注を足がかりに反転するとしている。同子会社売上高は20年度に15年度比2倍超の約16億円を計画するとした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★14:20  富士山マガジン-7日ぶり大幅反発 Konoの雑誌販売・読み放題サービス 独占ライセンス契約締結
 富士山マガジンサービス<3138.T>が7日ぶり大幅反発。同社は19日11時に、米国のKonoと雑誌販売および読み放題サービスを提供する販売プラットフォームである「Kono Publisher’s Platform」の日本における独占ライセンス契約を締結したと発表した。
 今後、日本の雑誌出版特有の言語やレイアウトなどへの対応をするための共同開発やサポート窓口の運用を行うことで、記事単位のコンテンツを安価に販売・メディア化することができる体制を構築していくとしている。
 併せて、同社は紙の雑誌用に作られた雑誌コンテンツを記事・画像単位のマイクロコンテンツに簡単に変換できる「Fujisan 記事抽出システム」を開発、電通<4324.T>と電通が運営するデジタル雑誌取次システム「Magaport」のサービスメニュとして正式にリリースしたことも発表した。

★14:20  日本PCサービス-後場急伸 日本エイサーとペット見守りカメラのサポートで提携
 日本PCサービス<6025.NG>が後場急伸。同社は4月19日14時に、日本エイサー(東京都港区)と提携し、エイサーのECサイトにおいて販売開始となったペット用見守り端末「Pawbo+(パウボプラス)」の訪問サポートサービスを開始すると発表した。Pawbo+は、留守番しているペットが退屈しないように、スマートフォンやタブレットを通しておやつをあげたり、レーザーポインターで遊んだり、声をかけたりできる。

★14:26  東芝-上げ幅拡大 本体で1000人規模のリストラを検討と報じられる
 東芝<6502.T>が上げ幅拡大。本体で1000人規模のリストラを検討と、日本テレビが4月19日14時20分ごろに伝えたことが材料。

★14:40  ハイデイ日高-エースが目標株価引き下げ 「日高屋」出店に伴う業績拡大が続くと予想
 ハイデイ日高<7611.T>が3日続伸。エース経済研究所では、「日高屋」出店に伴う業績拡大が続くと予想。投資判断「中立」を継続も、今18.2期営業利益以下は計画比やや下回る水準と見て、目標株価は2800円→2300円と引き下げた。
 同社の成長を見極める上で出店ペースに注目。同社は駅前一等地の路面店(一階部分)を立地条件としているが、前期から乗降客数の条件を緩和したことで、出店の余地は広がったと判断。ただし、新店で働く人員の確保や収益性維持にも留意する必要があるため、出店の下振れリスクを意識する必要があると指摘。なお、取材時に候補地の確保が進めば計画以上の出店を行う可能性もあると回答しており、その場合には業績の上振れ要因になると見ているとした。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ