前場コメント No.4 ＬＩＮＥ、エンプラス、明治ＨＤ、セイノーＨＤ、アルビスなど
★9:05 ＬＩＮＥ－反落 広告媒体価値は高いが利益成長の目線が低下 「中立」へ引き下げ
ＬＩＮＥ<3938.T>が4日ぶり反落。ゴールドマン・サックス証券では、広告媒体価値は高いが利益成長の目線が低下していると判断。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を4700円→4040円と引き下げた。
足もとの株価下落は、パフォーマンス広告の成長ペースが想定を下回り、当初想定していなかった株式報酬費用やコンテンツ投資が続くことが表面化したため。広告価値の実現による大きな利益成長を引き続き期待するが、将来予想の営業利益率を下方修正。
引き続きパフォーマンス広告を通じた同社の膨大なトラフィックの収益化を想定。今後は利用者のデータ蓄積とともに徐々にマッチング精度が改善、クリック率とCPM(1000回視聴あたりの広告単価)が上昇すると予想。
ＬＩＮＥ<3938.T>が4日ぶり反落。ゴールドマン・サックス証券では、広告媒体価値は高いが利益成長の目線が低下していると判断。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を4700円→4040円と引き下げた。
足もとの株価下落は、パフォーマンス広告の成長ペースが想定を下回り、当初想定していなかった株式報酬費用やコンテンツ投資が続くことが表面化したため。広告価値の実現による大きな利益成長を引き続き期待するが、将来予想の営業利益率を下方修正。
引き続きパフォーマンス広告を通じた同社の膨大なトラフィックの収益化を想定。今後は利用者のデータ蓄積とともに徐々にマッチング精度が改善、クリック率とCPM(1000回視聴あたりの広告単価)が上昇すると予想。
★9:05 エンプラス－売り気配 今期営業益4％減見込む 市場コンセンサスも下回る
エンプラス<6961.T>が売り気配。同社は20日に、18.3期通期の連結営業利益予想を40.0億円(3.7％減)と発表した。新たな事業の創出や最先端評価技術の強化に向けて積極的な投資を行うとしている。市場コンセンサスは、50.0億円となっている。
併せて発表した、17.3期通期の営業利益は41.5億円（前期比58.2％減）だった。オプト事業の売り上げが、主要顧客の生産調整の影響を強く受け、低調に推移したことなどが響いた。
エンプラス<6961.T>が売り気配。同社は20日に、18.3期通期の連結営業利益予想を40.0億円(3.7％減)と発表した。新たな事業の創出や最先端評価技術の強化に向けて積極的な投資を行うとしている。市場コンセンサスは、50.0億円となっている。
併せて発表した、17.3期通期の営業利益は41.5億円（前期比58.2％減）だった。オプト事業の売り上げが、主要顧客の生産調整の影響を強く受け、低調に推移したことなどが響いた。
★9:06 明治ＨＤ－続落 18年度以降の医薬事業低迷をカバーする施策待ち 「中立」へ引き下げ
明治ホールディングス<2269.T>が続落。ゴールドマン・サックス証券では、18年度以降の医薬事業低迷をカバーする施策を待つとし、上値余地が限定的となったため、投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は10000円を継続。
ジェネリック市場での競争激化や薬価改定により、医薬事業の業績予想が当初の見通しから約半減したことで、16年10月11日以降の買い推奨期間中、同社株は-7％とTOPIXの+8％、消費財カバレッジの+4％をアンダーパフォーム。毎年薬価改定前提とする18年度以降の利益成長率は低位にとどまる見込みで、医薬事業のコスト低減や国内食品の生産・物流体制の効率化加速などで成長力を引き上げる必要があると指摘。
明治ホールディングス<2269.T>が続落。ゴールドマン・サックス証券では、18年度以降の医薬事業低迷をカバーする施策を待つとし、上値余地が限定的となったため、投資判断を「買い」→「中立」と引き下げた。目標株価は10000円を継続。
ジェネリック市場での競争激化や薬価改定により、医薬事業の業績予想が当初の見通しから約半減したことで、16年10月11日以降の買い推奨期間中、同社株は-7％とTOPIXの+8％、消費財カバレッジの+4％をアンダーパフォーム。毎年薬価改定前提とする18年度以降の利益成長率は低位にとどまる見込みで、医薬事業のコスト低減や国内食品の生産・物流体制の効率化加速などで成長力を引き上げる必要があると指摘。
★9:06 セイノーＨＤ－3日ぶり反発 長距離トラック定期便を鉄道輸送に切り替え 必要人員が減少
セイノーホールディングス<9076.T>が3日ぶり反発。21日付の日経新聞朝刊で、同社傘下の西濃運輸（岐阜県大垣市）が長距離のトラック定期便を原則、鉄道輸送に切り替えると報じられた。
長距離便は運転を交代するため運転手が2人必要だが、鉄道を使うことで、定期便に必要なトラック運転手の数が約1割減らせる見込みだという。国内の貨物輸送では鉄道の割合は1％にとどまっているが、人手不足の中、トラック輸送を鉄道輸送に切り替えるモーダルシフトが一段と進みそうだとされる。
セイノーホールディングス<9076.T>が3日ぶり反発。21日付の日経新聞朝刊で、同社傘下の西濃運輸（岐阜県大垣市）が長距離のトラック定期便を原則、鉄道輸送に切り替えると報じられた。
長距離便は運転を交代するため運転手が2人必要だが、鉄道を使うことで、定期便に必要なトラック運転手の数が約1割減らせる見込みだという。国内の貨物輸送では鉄道の割合は1％にとどまっているが、人手不足の中、トラック輸送を鉄道輸送に切り替えるモーダルシフトが一段と進みそうだとされる。
★9:06 アルビス－買い気配 農業事業へ参入 長野県中野市に事業所を開設
アルビス<7475.T>が買い気配。同社は20日に、子会社「株式会社アルビスファーム信州なかの」の事業所を長野県中野市（以下、中野市）に開設し、農業事業へ参入すると発表した。
中野市は、きのこ、野菜および果樹など高品質の農産物を生産する国内有数の農業地域という。この事業で生産・加工された農産物は、自社店舗で販売するほか、同社惣菜工場において材料として使用する予定としている。
アルビス<7475.T>が買い気配。同社は20日に、子会社「株式会社アルビスファーム信州なかの」の事業所を長野県中野市（以下、中野市）に開設し、農業事業へ参入すると発表した。
中野市は、きのこ、野菜および果樹など高品質の農産物を生産する国内有数の農業地域という。この事業で生産・加工された農産物は、自社店舗で販売するほか、同社惣菜工場において材料として使用する予定としている。
★9:07 ゲンキー－急落 3Q累計営業益56％増も3Qの業績伸び鈍化を嫌気
ゲンキー<2772.T>が急落。同社は20日に、17.6期の3Q累計（6月21日-3月20日）の営業利益は25.9億円（前年同期比56.3％増）だったと発表した。通期の会社計画40.0億円（前期比50.6％増）は据え置いた。
地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進したことや、エブリデイローコストおよびエブリデイロープライスの追求に尽力したことが奏功した。しかし、上期（6月21日-12月20日）時点で19.2億円だったので、3Q（12月21日-3月20日）は低調だった。業績の伸び鈍化を嫌気し、売りが出ている。
ゲンキー<2772.T>が急落。同社は20日に、17.6期の3Q累計（6月21日-3月20日）の営業利益は25.9億円（前年同期比56.3％増）だったと発表した。通期の会社計画40.0億円（前期比50.6％増）は据え置いた。
地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進したことや、エブリデイローコストおよびエブリデイロープライスの追求に尽力したことが奏功した。しかし、上期（6月21日-12月20日）時点で19.2億円だったので、3Q（12月21日-3月20日）は低調だった。業績の伸び鈍化を嫌気し、売りが出ている。
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