前場コメント No.5 ゲンキー、三機サービス、竹内製作所、タカタ、スター精密など

2017/04/21(金) 11:30
★9:07  ゲンキー-急落 第6回~第8回新株予約権を買い取りおよび消却へ
 ゲンキー<2772.T>が急落。同社は20日に、行使価額修正条項付第6回乃至第8回新株予約権(以下、本新株予約権)に関し、全部を買い取り、消却すると発表した。
 発行時の新株予約権数は7000個で、発行価額は総額1442万9000円。新株予約権の残存数も7000個でこれを総額1442万9000円で買い取る。発行時の株価と比較すると株価は順調に上昇しているものの、現在においても行使が行われていない状況でることから、本新株予約権をキャンセルし、改めて新設備投資計画に基づいたあらゆる資金調達手段を再検討すべきと判断した。

★9:07  三機サービス-3日ぶり大幅反発 4月27日付けで東証1部銘柄に指定
 三機サービス<6044.T>が3日ぶり大幅反発。同社は20日、東京証券取引所の承認を受け、4月27日付けで東証2部から同1部銘柄に指定されることになったと発表した。

★9:07  竹内製作所-東海東京が「OP」へ引き上げ 110円/ドル前提に株価の反発を想定
 竹内製作所<6432.T>が反発。東海東京調査センターでは、110円/ドル前提に株価の反発を想定するとし、レーティングを「Neutral」→「Outperform」と引き上げた。目標株価は2820円→2170円と引き下げた。
 円高進行や今18.2期会社計画(営業利益が前年比12.7%減益)を背景に、直近の株価は調整局面にある。東海東京では同社のPERについて、為替変動と相関性が高いと注目。今回の目標株価算出は、110円ドルを前提に予想PER11倍を想定。今18.2期営業利益を会社計画の前年比減益に対し、東海東京予想は同増益としていることから、オーナーシュートする可能性が高いとの見方を示した。

★9:10  タカタ-小幅高 ホンダが米国で事故車修理時に欠陥中古エアバッグが流用と発表
 タカタ<7312.T>が小幅高。21日付の日経新聞朝刊で、同社製エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題について、本田技研工業<7267.T>が米国で事故車の修理時に欠陥のある中古エアバッグが流用され、異常破裂を起こすケースがあったと明らかにしたと報じられた。
 車検制度の緩い米国で自動車各社が恐れていた事態が現実となり、対策がさらに長期化する恐れもあるとしている。しかし、堅調な地合いのなかで株価は上昇している。

★9:10  スター精密-岩井コスモが目標株価引き上げ 中計期待により株価の下値は切り上がろう
 スター精密<7718.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、中計期待により株価の下値は切り上がろうとコメント。投資判断「B+」を継続、目標株価を1780円→1900円と引き上げた。
 前期は円高影響が大きく大幅減益となったが、今期は主力製品の販売増により減価償却費などの増加を吸収し、業績は急回復する見通し。為替は足もとで円高方向に振れているが、会社想定とのかい離は小さく、大きな業績変動要因にはならない見通し。新中計を発表して持続的成長に対する強い意欲を示す一方、株主還元方針も明確に定義したことはポジティブ。

★9:12  ドリコム-3日ぶり反落 前期営業益を上方修正も材料出尽くし
 ドリコム<3793.T>が3日ぶり反落。同社は20日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の6.7億円の黒字から9.0億円の黒字(前期は2.1億円の赤字)へと引き上げると発表した。
 「ダービースタリオン マスターズ」が、3Qに引き続き好調な推移を維持した。また、既存ゲームも他社配信アニメ版権ゲームを中心に好調に推移した。しかし、前日に急騰していたこともあり、材料出尽くしで売り優勢となっている。

★9:12  小松ウオール-急反発 今期41%営業増益見込む 前期は29%減益着地
 小松ウオール工業<7949.T>が急反発。同社は20日、18.3期通期の営業利益予想を29.0億円(前期比40.8%増)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は20.6億円(前の期比29.0%減)だった。積極的な人員確保や設備投資で人件費などの固定費が増加した。


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