前場コメント No.6 沢井製薬、富士電機、杉本商事、医学生物、サントリーＢＦなど
★9:13 沢井製薬－底堅い 米国Upsher-Smith Laboratoriesを子会社化 米国事業拡大へ
沢井製薬<4555.T>が底堅い。同社は20日に、米国のジェネリック医薬品メーカーであるUpsher-Smith Laboratories（米国ミネソタ州）の全持分を新たに設立した沢井製薬の米国子会社を通じて取得すると発表した。
沢井製薬がこれまで日本で蓄積した知財戦略、製剤技術力とUpsher-Smith Laboratoriesが有する研究開発、製造、販売力を組み合わせることで米国事業を伸展し、更なる成長、拡大を図るとしている。取得価額（概算額）は1175億5000万円、持分譲渡実行日は6月末日までを予定している。
沢井製薬<4555.T>が底堅い。同社は20日に、米国のジェネリック医薬品メーカーであるUpsher-Smith Laboratories（米国ミネソタ州）の全持分を新たに設立した沢井製薬の米国子会社を通じて取得すると発表した。
沢井製薬がこれまで日本で蓄積した知財戦略、製剤技術力とUpsher-Smith Laboratoriesが有する研究開発、製造、販売力を組み合わせることで米国事業を伸展し、更なる成長、拡大を図るとしている。取得価額（概算額）は1175億5000万円、持分譲渡実行日は6月末日までを予定している。
★9:14 日野自動車－続伸 前期3割営業減益も計画上振れとの観測 インドネシア復調が寄与
日野自動車<7205.T>が続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は前の期比3割減の700億円強になったもようだと報じられた。
年間では円高となり輸出採算の悪化で減益だが、1月に上方修正した従来予想に比べて10億円強ほど減益幅が縮小したという。海外販売台数の2割を占める主力のインドネシア市場の復調に加え、国内もトラック販売が好調だったとされる。
日野自動車<7205.T>が続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は前の期比3割減の700億円強になったもようだと報じられた。
年間では円高となり輸出採算の悪化で減益だが、1月に上方修正した従来予想に比べて10億円強ほど減益幅が縮小したという。海外販売台数の2割を占める主力のインドネシア市場の復調に加え、国内もトラック販売が好調だったとされる。
★9:14 富士電機－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ パワー半導体など有望分野の拡大を想定
富士電機<6504.T>が変わらずを挟んで3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、発電・産業・パワー半導体など有望分野の拡大を想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を670円→790円と引き上げた。
強気の理由は、今18.3期以降も構造改革効果や有望分野の拡大で着実な業況拡大が期待されるなど、ファンダメンタルズおよび中長期的成長性などの観点から、産業用エレクトロニクスおいて優位性が高いと判断しているため。同社はM&A（合併・買収）を積極化させる姿勢を見せているが、日本の製造業による大規模な海外企業買収は、失敗例が多いことは留意点。同社は多くの発電・産業・パワー半導体等の有望分野を擁しており、当面Organicな成長に経営資源を集中すべきと考えるとした。
富士電機<6504.T>が変わらずを挟んで3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、発電・産業・パワー半導体など有望分野の拡大を想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を670円→790円と引き上げた。
強気の理由は、今18.3期以降も構造改革効果や有望分野の拡大で着実な業況拡大が期待されるなど、ファンダメンタルズおよび中長期的成長性などの観点から、産業用エレクトロニクスおいて優位性が高いと判断しているため。同社はM&A（合併・買収）を積極化させる姿勢を見せているが、日本の製造業による大規模な海外企業買収は、失敗例が多いことは留意点。同社は多くの発電・産業・パワー半導体等の有望分野を擁しており、当面Organicな成長に経営資源を集中すべきと考えるとした。
★9:14 杉本商事－4日続伸 前期営業益を上方修正 経費節減などで 増配も発表
杉本商事<9932.T>が変わらず挟み4日続伸。同社は20日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の15.6億円から19.5億円（前期比5.8％増）へと引き上げると発表した。17.3期の後半において、米国や中国経済の持ち直しにより輸出関連業種などが回復基調で推移したため売り上げが増加した。また経費節減の効果も寄与した。
併せて、17.3期の期末配当予想を23円→25円（前期は28円）に修正することも発表した。年間配当は45円→47円（前期は45円）となる。
杉本商事<9932.T>が変わらず挟み4日続伸。同社は20日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の15.6億円から19.5億円（前期比5.8％増）へと引き上げると発表した。17.3期の後半において、米国や中国経済の持ち直しにより輸出関連業種などが回復基調で推移したため売り上げが増加した。また経費節減の効果も寄与した。
併せて、17.3期の期末配当予想を23円→25円（前期は28円）に修正することも発表した。年間配当は45円→47円（前期は45円）となる。
★9:15 医学生物学研究所－大幅続伸 前期営業益を上方修正 経費抑制などで
医学生物学研究所<4557.T>が大幅続伸。同社は20日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の0.0億円から0.9億円の黒字（前期は3.7億円の赤字）へと引き上げると発表した。売上高は当初見込みに達しなかったものの、同社および子会社で経費抑制を進めるなど経営の効率化を進めたことが奏功した。
医学生物学研究所<4557.T>が大幅続伸。同社は20日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の0.0億円から0.9億円の黒字（前期は3.7億円の赤字）へと引き上げると発表した。売上高は当初見込みに達しなかったものの、同社および子会社で経費抑制を進めるなど経営の効率化を進めたことが奏功した。
★9:19 サントリーＢＦ－みずほが目標株価引き上げ 17.12期1Qは堅調な業績を予想
サントリー食品インターナショナル<2587.T>が反発。みずほ証券では、今17.12期1Qは堅調な業績を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を5610円→6200円と引き上げた。
アジアの成長ストーリーの高まりに注目。今後3年のアジアの売上高およびEBITAのCAGRは、ベトナム飲料と健康食品をドライバーにそれぞれ10％、17％を予想。19.12期のEBITAマージンは前16.12期比1.7％pt改善の10.4％まで上昇する見通し。
4月19日付けで子会社セレボス社グループは、オセアニアなどで展開するソースなど調味料やインスタントコーヒー事業を、売却する交渉を開始したと発表。前16.12期のアジア売上高は1643億円で、国際事業の32％を占めた。みずほでは売却対象事業売上高を約220億円と推定するが、アジアの利益率改善を伴った成長に本腰を入れる経営姿勢の明確化として注目するとした。
サントリー食品インターナショナル<2587.T>が反発。みずほ証券では、今17.12期1Qは堅調な業績を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を5610円→6200円と引き上げた。
アジアの成長ストーリーの高まりに注目。今後3年のアジアの売上高およびEBITAのCAGRは、ベトナム飲料と健康食品をドライバーにそれぞれ10％、17％を予想。19.12期のEBITAマージンは前16.12期比1.7％pt改善の10.4％まで上昇する見通し。
4月19日付けで子会社セレボス社グループは、オセアニアなどで展開するソースなど調味料やインスタントコーヒー事業を、売却する交渉を開始したと発表。前16.12期のアジア売上高は1643億円で、国際事業の32％を占めた。みずほでは売却対象事業売上高を約220億円と推定するが、アジアの利益率改善を伴った成長に本腰を入れる経営姿勢の明確化として注目するとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
