前場コメント No.7 コア、レナウン、セブン工業、ヘリオス、アステラスなど
★9:19 コア－大幅続落 前期営業益を上方修正も材料出尽くし
コア<2359.T>が大幅続落。同社は20日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.0億円から11.5億円（前期比52.5％増）へと引き上げると発表した。
次世代車載システムおよび電子テロップが伸長したことに加え、継続的に取り組んできたプロジェクト管理の徹底により生産性が向上したことが寄与する。しかし、直近に株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売り優勢となっている。
コア<2359.T>が大幅続落。同社は20日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.0億円から11.5億円（前期比52.5％増）へと引き上げると発表した。
次世代車載システムおよび電子テロップが伸長したことに加え、継続的に取り組んできたプロジェクト管理の徹底により生産性が向上したことが寄与する。しかし、直近に株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売り優勢となっている。
★9:23 レナウン－大幅続伸 低価格新ブランドを来春に投入
レナウン<3606.T>が大幅続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社が低価格の新ブランドを2018年春に投入すると報じられた。
ユニクロなどと同水準の価格帯を想定し、まず国内のショッピングセンター（SC）や電子商取引（EC）サイト向けに販売するという。世界展開も目指すとみられる。親会社の中国の繊維大手、山東如意科技集団は材料調達や中国展開を支援するとされ、百貨店での販売が苦戦する中、山東如意との提携効果を生かしながら、新たな販路開拓に取り組むもよう。今後の業績拡大への期待から、買いが殺到している。
レナウン<3606.T>が大幅続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社が低価格の新ブランドを2018年春に投入すると報じられた。
ユニクロなどと同水準の価格帯を想定し、まず国内のショッピングセンター（SC）や電子商取引（EC）サイト向けに販売するという。世界展開も目指すとみられる。親会社の中国の繊維大手、山東如意科技集団は材料調達や中国展開を支援するとされ、百貨店での販売が苦戦する中、山東如意との提携効果を生かしながら、新たな販路開拓に取り組むもよう。今後の業績拡大への期待から、買いが殺到している。
★9:23 トランザクション－ＴＩＷが「1」に変更 2Q決算は期初計画を大きく上回る
トランザクション<7818.T>がもみ合い。投資情報会社のＴＩＷでは、今17.8期2Q決算は期初計画を大きく上回っていると判断。投資評価を「1S（投機的な買い）」→「1（買い）」と変更した。
2Q累計決算は、前年同期比で売上高は+13.8％、営業利益が+50.8％。期初計画との比較では、売上高は3億4000万円、営業利益は2億0300万円の上乗せ。株価水準に割安感があることに加えて、（1）VAPE事業への成長期待、（2）「IPPAG Cooperative」の中期的寄与、（3）株式分割の実施などから、年初来高値1240円（3/30）を奪還する動きと想定。
トランザクション<7818.T>がもみ合い。投資情報会社のＴＩＷでは、今17.8期2Q決算は期初計画を大きく上回っていると判断。投資評価を「1S（投機的な買い）」→「1（買い）」と変更した。
2Q累計決算は、前年同期比で売上高は+13.8％、営業利益が+50.8％。期初計画との比較では、売上高は3億4000万円、営業利益は2億0300万円の上乗せ。株価水準に割安感があることに加えて、（1）VAPE事業への成長期待、（2）「IPPAG Cooperative」の中期的寄与、（3）株式分割の実施などから、年初来高値1240円（3/30）を奪還する動きと想定。
★9:28 セブン工業－急騰 前期営業益を上方修正 売上原価低減で
セブン工業<7896.T>が急騰。同社は20日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の2.8億円から3.5億円（前期比2.0倍）へと引き上げると発表した。生産性向上と効率化などによる売上原価低減が奏功した。
セブン工業<7896.T>が急騰。同社は20日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の2.8億円から3.5億円（前期比2.0倍）へと引き上げると発表した。生産性向上と効率化などによる売上原価低減が奏功した。
★9:28 ヘリオス－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 希薄化を織り込んでも現状株価は割安
ヘリオス<4593.T>が5日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、新株予約権行使による希薄化を織り込んでも、現状株価は割安と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は4000円→3800円と引き下げた。
前16.12期決算内容や新株発行（ニコンへの第三者割当）の影響などを踏まえ、業績予想を見直し。
2017年に想定されるイベントとして、（1）2017年2QにMultiStemのFPI、（2）理化学研究所が進めている、他家iPS由来RPE細胞懸濁液による加齢黄斑変性症（AMD）に対する臨床研究の結果判明、（3）新規シーズ、技術の導入など。従前、理化学研究所はRPEシートを用いてAMDの臨床研究を行ってきた。現在、理化学研究所は同社が実用化を目指す他家由来RPE細胞懸濁液を用いて、AMDに対して臨床研究を行っている。3月28日に1例目の投与を完了したと発表。症例数は少ないが、同社が目指す方法と同一の臨床研究のため、結果に注目するとした。
ヘリオス<4593.T>が5日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、新株予約権行使による希薄化を織り込んでも、現状株価は割安と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は4000円→3800円と引き下げた。
前16.12期決算内容や新株発行（ニコンへの第三者割当）の影響などを踏まえ、業績予想を見直し。
2017年に想定されるイベントとして、（1）2017年2QにMultiStemのFPI、（2）理化学研究所が進めている、他家iPS由来RPE細胞懸濁液による加齢黄斑変性症（AMD）に対する臨床研究の結果判明、（3）新規シーズ、技術の導入など。従前、理化学研究所はRPEシートを用いてAMDの臨床研究を行ってきた。現在、理化学研究所は同社が実用化を目指す他家由来RPE細胞懸濁液を用いて、AMDに対して臨床研究を行っている。3月28日に1例目の投与を完了したと発表。症例数は少ないが、同社が目指す方法と同一の臨床研究のため、結果に注目するとした。
★9:32 アステラス－反発 短期懸念を消化して中長期成長を織り込む局面へ 「買い」継続
アステラス製薬<4503.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、短期懸念を消化して中長期成長を織り込む局面と判断。投資判断「買い」を継続も、目標株価は2000円→1950円と引き下げた。
3Q 後の取材と為替前提変更（ドル円115→110）などを踏まえ、業績予想を見直し。（1）売上高は抗がん剤XTANDI予想の減額と、為替前提変更により0-3％引き下げたが、（2）費用は3Qまでの動向を踏まえた原価率見直しと円高への前提変更から低下したため、17.3期～21.3期の営業利益予想は-0％～+3％の小幅修正。
同社の利益総出力を考慮すると、現在の株価は割安と判断。4月27日発表予定の本決算を経て、注目が目先の業績動向から中期見通しへシフトする過程で、株価は再評価されると予想。
アステラス製薬<4503.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、短期懸念を消化して中長期成長を織り込む局面と判断。投資判断「買い」を継続も、目標株価は2000円→1950円と引き下げた。
3Q 後の取材と為替前提変更（ドル円115→110）などを踏まえ、業績予想を見直し。（1）売上高は抗がん剤XTANDI予想の減額と、為替前提変更により0-3％引き下げたが、（2）費用は3Qまでの動向を踏まえた原価率見直しと円高への前提変更から低下したため、17.3期～21.3期の営業利益予想は-0％～+3％の小幅修正。
同社の利益総出力を考慮すると、現在の株価は割安と判断。4月27日発表予定の本決算を経て、注目が目先の業績動向から中期見通しへシフトする過程で、株価は再評価されると予想。
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