前場コメント No.8 東京精密、アステラス、オリックスＪＲＥ、アーバネット、アイケイなど
★9:30 東京精密－反発 前期2％営業増益で計画上振れとの観測 半導体製造装置の販売好調
東京精密<7729.T>が反発。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は135億円前後と、前の期に比べて2％程度増えたようだと報じられた。
2％減の130億円としていた従来予想から一転、増益になるという。スマートフォン（スマホ）やデータセンター向けの半導体の需要が高まり、主力の半導体製造装置の販売が好調だったとされる。
東京精密<7729.T>が反発。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は135億円前後と、前の期に比べて2％程度増えたようだと報じられた。
2％減の130億円としていた従来予想から一転、増益になるという。スマートフォン（スマホ）やデータセンター向けの半導体の需要が高まり、主力の半導体製造装置の販売が好調だったとされる。
★9:32 アステラス－反発 短期懸念を消化して中長期成長を織り込む局面へ 「買い」継続
アステラス製薬<4503.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、短期懸念を消化して中長期成長を織り込む局面と判断。投資判断「買い」を継続も、目標株価は2000円→1950円と引き下げた。
3Q 後の取材と為替前提変更（ドル円115→110）などを踏まえ、業績予想を見直し。（1）売上高は抗がん剤XTANDI予想の減額と、為替前提変更により0-3％引き下げたが、（2）費用は3Qまでの動向を踏まえた原価率見直しと円高への前提変更から低下したため、17.3期～21.3期の営業利益予想は-0％～+3％の小幅修正。
同社の利益総出力を考慮すると、現在の株価は割安と判断。4月27日発表予定の本決算を経て、注目が目先の業績動向から中期見通しへシフトする過程で、株価は再評価されると予想。
アステラス製薬<4503.T>が4日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、短期懸念を消化して中長期成長を織り込む局面と判断。投資判断「買い」を継続も、目標株価は2000円→1950円と引き下げた。
3Q 後の取材と為替前提変更（ドル円115→110）などを踏まえ、業績予想を見直し。（1）売上高は抗がん剤XTANDI予想の減額と、為替前提変更により0-3％引き下げたが、（2）費用は3Qまでの動向を踏まえた原価率見直しと円高への前提変更から低下したため、17.3期～21.3期の営業利益予想は-0％～+3％の小幅修正。
同社の利益総出力を考慮すると、現在の株価は割安と判断。4月27日発表予定の本決算を経て、注目が目先の業績動向から中期見通しへシフトする過程で、株価は再評価されると予想。
★9:35 オリックスＪＲＥ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 利益予想を修正
オリックス不動産投資法人<8954.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、17.2期決算を受けて利益予想を修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は20.30万円→20.70万円と引き上げた。
大口テナント退去後のリーシングの進ちょくが焦点。「アークヒルズサウスタワー」における日本コカ・コーラやヤフーの退去分のうち約65％は埋め戻しにメドが立っているが、残り4フロアは依然空室。「シーフォートスクエア/センタービルディング」に入居するナイキは、仲介業者のテナント募集サイト情報などから2018年初に退去すると想定。東京都心部と比べて天王洲の賃料水準が割安なこと、東京オフィス市場にまとまったオフィス床の空室が現時点では少ないことを考慮すると、早期にテナントが内定する可能性はある。ただし、2018年以降の東京都心部の大規模オフィス大量供給を控えて、リーシングに遅れが生じる可能性はあり、留意が必要であるとした。
オリックス不動産投資法人<8954.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、17.2期決算を受けて利益予想を修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は20.30万円→20.70万円と引き上げた。
大口テナント退去後のリーシングの進ちょくが焦点。「アークヒルズサウスタワー」における日本コカ・コーラやヤフーの退去分のうち約65％は埋め戻しにメドが立っているが、残り4フロアは依然空室。「シーフォートスクエア/センタービルディング」に入居するナイキは、仲介業者のテナント募集サイト情報などから2018年初に退去すると想定。東京都心部と比べて天王洲の賃料水準が割安なこと、東京オフィス市場にまとまったオフィス床の空室が現時点では少ないことを考慮すると、早期にテナントが内定する可能性はある。ただし、2018年以降の東京都心部の大規模オフィス大量供給を控えて、リーシングに遅れが生じる可能性はあり、留意が必要であるとした。
★9:39 アーバネット－急騰 今期経常益を上方修正 物件の売却契約締結で 増配も発表
アーバネットコーポレーション<3242.T>が急騰。同社は20日に、17.6期通期の連結経常利益予想を従来の19.0億円から20.7億円（前期比20.3％増）へと引き上げると発表した。今期に売り上げ計上予定の1物件の契約が未契約であったが、同物件の国内法人への1棟売却契約が締結されたことが寄与する。
併せて、17.6期の期末配当予想を9円→11円（前期は9円）に修正することも発表した。年間配当は18円→20円（前期は16円）となる。
アーバネットコーポレーション<3242.T>が急騰。同社は20日に、17.6期通期の連結経常利益予想を従来の19.0億円から20.7億円（前期比20.3％増）へと引き上げると発表した。今期に売り上げ計上予定の1物件の契約が未契約であったが、同物件の国内法人への1棟売却契約が締結されたことが寄与する。
併せて、17.6期の期末配当予想を9円→11円（前期は9円）に修正することも発表した。年間配当は18円→20円（前期は16円）となる。
★9:41 アイケイ－一時ストップ高 いちよしでは「17.5期は過去最高益を更新する見込み」
アイケイ<2722.T>が一時ストップ高。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「PB 化粧品『LB』の拡大、事業モデルの変革により新たな成長ステージへ」と題したレポートを公表しており、材料視されているもよう。
同社は商品企画・製造を行うメーカー機能と、商品販売を行うベンダー機能を併せ持つメーカーベンダー企業で、主に化粧品や食品、雑貨を取り扱っている。従来、同社では生協向けのカタログ通販（卸売）を主力事業としていたが、リーマン・ショック後の業績低迷を経て事業モデルの変革を推進。付加価値の拡大に向けてメーカー機能、小売機能を強化することで業容の拡大を図ってきた。これらの取り組みが奏功し、今17.5期は過去最高益を更新する見込み。PB化粧品「LB」の拡販に向けたプロモーション費用増加も予想されるが、商品ミックスの良化やマーケティング効率の改善が進むことで、利益率はさらなる上昇が見込めるとした。
アイケイ<2722.T>が一時ストップ高。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「PB 化粧品『LB』の拡大、事業モデルの変革により新たな成長ステージへ」と題したレポートを公表しており、材料視されているもよう。
同社は商品企画・製造を行うメーカー機能と、商品販売を行うベンダー機能を併せ持つメーカーベンダー企業で、主に化粧品や食品、雑貨を取り扱っている。従来、同社では生協向けのカタログ通販（卸売）を主力事業としていたが、リーマン・ショック後の業績低迷を経て事業モデルの変革を推進。付加価値の拡大に向けてメーカー機能、小売機能を強化することで業容の拡大を図ってきた。これらの取り組みが奏功し、今17.5期は過去最高益を更新する見込み。PB化粧品「LB」の拡販に向けたプロモーション費用増加も予想されるが、商品ミックスの良化やマーケティング効率の改善が進むことで、利益率はさらなる上昇が見込めるとした。
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