前場コメント No.9 ソラスト、東洋合成、コマツ、キリンHD、ソラストなど

2017/04/21(金) 11:30
★9:39  ソラスト-6日続伸 前期26%最終増益との観測 医療事務受託の受注好調
 ソラスト<6197.T>が変わらずを挟み6日続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結純利益は前の期比26%増の24億円程度になったようだと報じられた。
 主力の医療事務受託事業の受注が好調だったほか、業務効率の改善で利益率が上がったという。少子高齢化を背景に介護事業でも利用者が伸びたとされる。

★9:44  ラサールロジポート-SMBC日興が目標株価引き上げ 質や利回りを確認したい
 ラサールロジポート投資法人<3466.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、第三者より新たな優先交渉権獲得も、質や利回りを確認したいとコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は12.40万円→12.50万円と引き上げた。
 17.2期決算や足元のポートフォリオ状況などを勘案した業績予想変更により、標準化ベースの年間1口当たり分配金を4900円(前回4800円)に修正したことなどを織り込み、目標投資口価格を変更。現在の投資口価格には、他の物流・インフラ施設型REITとの相対比較で割安感が生じていると推察。既存物件からのキャッシュフローは安定して推移すると考えられ、引き続き、高インカムゲインの獲得に期待。

★9:48  東洋合成-ストップ高買い気配 構造接着向け樹脂硬化・硬化促進剤を開発と報じられる
 東洋合成工業<4970.T>がストップ高買い気配。4月21日付け化学工業日報で、構造接着に利用できる樹脂硬化・硬化促進剤を開発したと伝えられた。
 加熱により硬化を開始し、硬化後は透明で高い接着力を有する硬化膜を形成することができるという。硬化温度や速度を調節でき、ユーザーのカスタマイズ性に優れる。今年に入り、接着剤やコンポジット製造などでのサンプルワークを開始。半導体チップや自動車、航空機などの構造接着を中心に用途開発を本格化させ、早期の採用を目指すと報じられた。

★9:52  コマツ-CSが目標株価引き上げ 2018年は中国需要の再減速リスクが残る
 コマツ<6301.T>が4日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、2018年は中国需要の再減速リスクが残るとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は2150円→2600円と引き上げた。
 同社株価は各種好材料を織り込み上昇、08.3期以降の株価レンジ1600円~3000円の上限に達した。過去に見られた「同社株価=営業利益」の高い連動性が有効と考えると、3000円の株価が示唆する営業利益3000億円(過去最高は08.3期の3329億円)の達成は21.3期辺りと考えられる。このため、現在は行き過ぎた株価の調整局面が到来していると判断。今回、更新サイクルのアプローチから各地域別の需要を見直し。建機需要は20.3期まで増加傾向を続けるとみられるが、2018年は更新需要の端境期などから中国需要が減少に転じそうとした。

★9:53  キリンHD-4日ぶり反発 LINEで自販機の位置を自動通知
 キリンホールディングス<2503.T>が4日ぶり反発。21日付の日経産業新聞で、同社傘下のキリンビバレッジ(東京都中野区)が、無料対話アプリのLINEを使っている消費者に、同社の自販機が近くにあることを自動で知らせるサービスを始めたと報じられた。
 割引ポイントもつけるという。業界で初めて有力プラットフォームと連携し、コンビニエンスストアより1本あたりの利益が大きい自販機事業をテコ入れするとされる。今後の業績への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:56  ソラスト-6日続伸 3月訪問介護利用者数は17%増 デイサービス利用者数は13%増
 ソラスト<6197.T>が変わらず挟み6日続伸。同社は20日、3月の介護サービス利用状況について、訪問介護利用者数は前年同月比16.6%増(2月は同17.4%増)、デイサービス利用者数は同12.8%増(2月は同12.2%)だったと発表した。
 月末時点での入居率について、グループホームは98.2%(前年同月は98.1%)、有料老人ホームは98.7%(同95.2%)、サービス付き高齢者向け住宅は92.5%(同93.2%)だった。


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