前場コメント No.10 積水ハウス、クロスキャット、アンリツ、ウエルシア、KOAなど
★9:57 積水ハウス-CSが目標株価引き下げ 割安な株価水準
積水ハウス<1928.T>が反落。クレディ・スイス証券では、割安な株価水準とみて、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は2500円→2300円と引き下げた。
目標株価の引き下げは、今18.1期の不動産売却益の前提を引き下げたためで、ファンダメンタルズは堅調に推移。株価が織り込む要因は、(1)今後3期において、毎期7~12%程度の営業増益の達成、(2)ROEの改善、(3)19.1期から再開される可能性がある自社株買いと予想。
今18.1期予想ベースのPERは10倍程度であり、2008年以降で最低水準にある。同社はROE10%以上を維持し、利益成長を実現すると予想。また、配当利回り4.3%(18.1期予想ベース)であり、インカムゲインでも魅力的な株価と考えるとした。
積水ハウス<1928.T>が反落。クレディ・スイス証券では、割安な株価水準とみて、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は2500円→2300円と引き下げた。
目標株価の引き下げは、今18.1期の不動産売却益の前提を引き下げたためで、ファンダメンタルズは堅調に推移。株価が織り込む要因は、(1)今後3期において、毎期7~12%程度の営業増益の達成、(2)ROEの改善、(3)19.1期から再開される可能性がある自社株買いと予想。
今18.1期予想ベースのPERは10倍程度であり、2008年以降で最低水準にある。同社はROE10%以上を維持し、利益成長を実現すると予想。また、配当利回り4.3%(18.1期予想ベース)であり、インカムゲインでも魅力的な株価と考えるとした。
★9:59 クロスキャット-大幅に5日続伸 前期営業益を下方修正も悪材料出尽くしで
クロスキャット<2307.T>が大幅に5日続伸。同社は20日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の6.0億円から5.4億円(前期比4.9%増)へと引き下げると発表した。しかし、悪材料出尽くしから株価は上昇している。
クロスキャット<2307.T>が大幅に5日続伸。同社は20日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の6.0億円から5.4億円(前期比4.9%増)へと引き下げると発表した。しかし、悪材料出尽くしから株価は上昇している。
★10:02 アンリツ-CSが目標株価引き上げ 18.3期は5G理想買いから現実買いの狭間へ
アンリツ<6754.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、今18.3期は5G理想買いから現実買いの狭間へとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は565円→660円と引き上げた。
前17.3期~来19.3期業績予想を上方修正。5G開発に対する同社業績への期待が高まるが、今18.3期はいまだ影響は非常に限定的であるとみられるため、今18.3期ガイダンスリスクがあると予想。株価下落余地は10%以上あるものの、カバレッジ内の相対トータルリターン比較から投資評価は「NEUTRAL」を継続。将来的には5G拡大の恩恵を享受できる立場であるとの見方に変更はなし。
アンリツ<6754.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、今18.3期は5G理想買いから現実買いの狭間へとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は565円→660円と引き上げた。
前17.3期~来19.3期業績予想を上方修正。5G開発に対する同社業績への期待が高まるが、今18.3期はいまだ影響は非常に限定的であるとみられるため、今18.3期ガイダンスリスクがあると予想。株価下落余地は10%以上あるものの、カバレッジ内の相対トータルリターン比較から投資評価は「NEUTRAL」を継続。将来的には5G拡大の恩恵を享受できる立場であるとの見方に変更はなし。
★10:05 日立製作所-東海東京が目標株価引き下げ バランスシートのスリム化が進む
日立製作所<6501.T>が続伸。東海東京調査センターでは、グループ事業再構築でバランスシートのスリム化が進んでいるとみて、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は910円→800円と引き下げた。
日立キャピタル、日立物流の非連結化、日立工機の売却などグループ事業の再構築で、バランスシートがスリム化していると判断。純負債(有利子負債-現金および同等物)は、日立キャピの非連結化効果により、前17.3期末では前年比約3兆円減の5384億円に改善していると予想。
日立製作所<6501.T>が続伸。東海東京調査センターでは、グループ事業再構築でバランスシートのスリム化が進んでいるとみて、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は910円→800円と引き下げた。
日立キャピタル、日立物流の非連結化、日立工機の売却などグループ事業の再構築で、バランスシートがスリム化していると判断。純負債(有利子負債-現金および同等物)は、日立キャピの非連結化効果により、前17.3期末では前年比約3兆円減の5384億円に改善していると予想。
★10:10 ウエルシアHD-いちよしがフェアバリュー引き上げ 18.2期も最高益更新へ
ウエルシアホールディングス<3141.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今18.2期も最高益更新を想定。レーティング「A」を継続、フェアバリューは4800円→4900円と引き上げた。
会社側が4月12日に発表した前17.2期決算は、大幅な増収営業増益かつ営業利益は会社計画を上回った。既存店売上高の伸長・粗利益率改善・量的拡大(新規出店・M&A)の高成長3点セットは健在。積極出店とM&Aで「ウエルシアモデル」(調剤併設・食品強化)を展開し、高成長が続くとの見方に変化はなし。実績を踏まえて、いちよしの今18.2期予想を見直し。
ウエルシアホールディングス<3141.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今18.2期も最高益更新を想定。レーティング「A」を継続、フェアバリューは4800円→4900円と引き上げた。
会社側が4月12日に発表した前17.2期決算は、大幅な増収営業増益かつ営業利益は会社計画を上回った。既存店売上高の伸長・粗利益率改善・量的拡大(新規出店・M&A)の高成長3点セットは健在。積極出店とM&Aで「ウエルシアモデル」(調剤併設・食品強化)を展開し、高成長が続くとの見方に変化はなし。実績を踏まえて、いちよしの今18.2期予想を見直し。
★10:13 KOA-3日続伸 1Q営業益77%増見込む 前期は計画上振れ着地
KOA<6999.T>が3日続伸。同社は20日に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益予想を12.8億円(前期比76.9%増)と発表した。想定為替レートは1米ドル110円としている。
また、17.3期通期の連結営業利益は31.4億円(前期比21.0%増)だった。通期の会社予想は27.4億円だったので着地は上振れた。高付加価値製品の拡販などの活動や、コストダウンが奏功した。
併せて、17.3期の期末配当金予想を14円→15円に修正すると発表した。年間配当は28円→29円(前期は28円)となる。
KOA<6999.T>が3日続伸。同社は20日に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益予想を12.8億円(前期比76.9%増)と発表した。想定為替レートは1米ドル110円としている。
また、17.3期通期の連結営業利益は31.4億円(前期比21.0%増)だった。通期の会社予想は27.4億円だったので着地は上振れた。高付加価値製品の拡販などの活動や、コストダウンが奏功した。
併せて、17.3期の期末配当金予想を14円→15円に修正すると発表した。年間配当は28円→29円(前期は28円)となる。
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