前場コメント No.11 住友化学、イチネンＨＤ、ＮＯＫ、プロロジス、アドバンテストなど
★10:15 ＳＦＰダイニング－いちよしがフェアバリュー引き下げ 18.2期は新規出店抑制の意向
ＳＦＰダイニング<3198.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今18.2期は新規出店の抑制と店舗改装などを進める意向であるため、レーティング「B」を継続、フェアバリューは1700円→1600円と引き下げた。
フェアバリュー引き下げたは、新規出店数見直しに伴い、今18.2期以降の業績見通しを前回見通しに対して下方修正したことが主な理由。主力業態である「磯丸水産」は、大都市一等立地の既存店売上高は堅調に推移しているものの、地方店舗においては開店して2年目の売上高が苦戦しているケースが多い。都心部のマーケットと地方のマーケットでは、利用動機がやや異なるもようとした。
ＳＦＰダイニング<3198.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今18.2期は新規出店の抑制と店舗改装などを進める意向であるため、レーティング「B」を継続、フェアバリューは1700円→1600円と引き下げた。
フェアバリュー引き下げたは、新規出店数見直しに伴い、今18.2期以降の業績見通しを前回見通しに対して下方修正したことが主な理由。主力業態である「磯丸水産」は、大都市一等立地の既存店売上高は堅調に推移しているものの、地方店舗においては開店して2年目の売上高が苦戦しているケースが多い。都心部のマーケットと地方のマーケットでは、利用動機がやや異なるもようとした。
★10:17 住友化学－続伸 ポリエーテルサルホン事業で自動車分野を開拓
住友化学<4005.T>が続伸。21日付の日刊工業新聞で、同社がスーパーエンジニアリングプラスチックのポリエーテルサルホン（PES）事業で自動車分野を開拓すると報じられた。
2017年度に車載向け売上高比率を全体の10％強（前年度数％）へ引き上げるという。航空機や医療機器、調理家電・食器での採用実績が多いが、今後は耐熱性や成型加工性を生かして自動車向けに攻勢をかけるとされる。コスト意識が高い顧客に対して、金属部品と比べて工程が少なくて済む加工コストの利点を訴求していくもよう。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
住友化学<4005.T>が続伸。21日付の日刊工業新聞で、同社がスーパーエンジニアリングプラスチックのポリエーテルサルホン（PES）事業で自動車分野を開拓すると報じられた。
2017年度に車載向け売上高比率を全体の10％強（前年度数％）へ引き上げるという。航空機や医療機器、調理家電・食器での採用実績が多いが、今後は耐熱性や成型加工性を生かして自動車向けに攻勢をかけるとされる。コスト意識が高い顧客に対して、金属部品と比べて工程が少なくて済む加工コストの利点を訴求していくもよう。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
★10:18 イチネンＨＤ－3日ぶり反発 前期3％営業増益との観測 駐車場・機械工具販売が好調
イチネンホールディングス<9619.T>が3日ぶり反発。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は前の期比3％増の57億円前後となったもようだと報じられた。
従来予想（9％増の60億円）よりも増益幅は縮小するが、最高益を更新するという。駐車場事業と機械工具販売は好調だったが、合成樹脂事業は主要供給先であるパチンコメーカーの部品需要が想定を下回ったとされる。
イチネンホールディングス<9619.T>が3日ぶり反発。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は前の期比3％増の57億円前後となったもようだと報じられた。
従来予想（9％増の60億円）よりも増益幅は縮小するが、最高益を更新するという。駐車場事業と機械工具販売は好調だったが、合成樹脂事業は主要供給先であるパチンコメーカーの部品需要が想定を下回ったとされる。
★10:19 ＮＯＫ－ＴＩＷが「2」継続 17.3期着地予想を大幅に上方修正
ＮＯＫ<7240.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、前17.3期着地予想を大幅に上方修正。投資評価「2（Neutral）」を継続した。
会社は4月19日、会社は前17.3期通期見通しの上方修正を発表。2月1日公表値から売上高を486億円、営業利益を94億円、経常利益を130億円、純利益を44億円上方修正する内容。上方修正は想定通りだが、その幅は想定以上と判断。ただし、株価急騰で妥当な水準に戻ったため、中立判断を継続するとした。
ＮＯＫ<7240.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、前17.3期着地予想を大幅に上方修正。投資評価「2（Neutral）」を継続した。
会社は4月19日、会社は前17.3期通期見通しの上方修正を発表。2月1日公表値から売上高を486億円、営業利益を94億円、経常利益を130億円、純利益を44億円上方修正する内容。上方修正は想定通りだが、その幅は想定以上と判断。ただし、株価急騰で妥当な水準に戻ったため、中立判断を継続するとした。
★10:26 プロロジス－野村が目標株価引き下げ 稼働率前提は若干引き下げ
日本プロロジスリート投資法人<3283.T>が3日ぶり反発。野村証券では、稼働率前提は若干引き下げるとし、レーティング「Buy」を継続も、目標株価は27.70万円→27.20万円と引き下げた。
17.5期に「プロロジスパーク舞洲4」を157億円、売却NOI利回り4.1％、17.8期に「プロロジスパーク多賀城」を71.5億円、同4.4％でいずれも第三者に売却する。従来から同投資法人は収益性見通しや取得パイプライン物件の立地構成を踏まえ、両物件の売却を模索。両物件の売却益が計69億円発生することを受け、金利スワップの解約清算金26.9億円を払いつつ、既存借入金のうち1105億円の借り換えを事後的に決定。それにより、同投資法人有利子負債の加重平均残存年数は3.9年から6.4年、同調達コストは1.0％から0.7％となる。2物件売却後のLTVは推定38.9％で、基本的にこれを上げない意向。ただし、今回の物件売却代金を活用しての物件取得余力が180億円あると注目。
日本プロロジスリート投資法人<3283.T>が3日ぶり反発。野村証券では、稼働率前提は若干引き下げるとし、レーティング「Buy」を継続も、目標株価は27.70万円→27.20万円と引き下げた。
17.5期に「プロロジスパーク舞洲4」を157億円、売却NOI利回り4.1％、17.8期に「プロロジスパーク多賀城」を71.5億円、同4.4％でいずれも第三者に売却する。従来から同投資法人は収益性見通しや取得パイプライン物件の立地構成を踏まえ、両物件の売却を模索。両物件の売却益が計69億円発生することを受け、金利スワップの解約清算金26.9億円を払いつつ、既存借入金のうち1105億円の借り換えを事後的に決定。それにより、同投資法人有利子負債の加重平均残存年数は3.9年から6.4年、同調達コストは1.0％から0.7％となる。2物件売却後のLTVは推定38.9％で、基本的にこれを上げない意向。ただし、今回の物件売却代金を活用しての物件取得余力が180億円あると注目。
★10:30 アドバンテスト－野村が目標株価引き下げ 明るい展望確認
アドバンテスト<6857.T>が4日続伸。野村証券では、明るい展望確認で、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2534円→2411円と引き下げた。
テスター市場はメモリーを中心に需要が急速に増加中。韓国および米国のDRAMメーカーが大型投資を計画している。特に韓国では大量のウェータテスターが必要となるもようで、同社が大きく売上を伸ばす可能性がある。X-pointメモリーも新たに同社のテスターの顧客となるもようで、メモリー・テスター市場は過去10年のピークを大幅に上回る規模に成長の予定、業績も大幅に上向く見込み。
アドバンテスト<6857.T>が4日続伸。野村証券では、明るい展望確認で、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2534円→2411円と引き下げた。
テスター市場はメモリーを中心に需要が急速に増加中。韓国および米国のDRAMメーカーが大型投資を計画している。特に韓国では大量のウェータテスターが必要となるもようで、同社が大きく売上を伸ばす可能性がある。X-pointメモリーも新たに同社のテスターの顧客となるもようで、メモリー・テスター市場は過去10年のピークを大幅に上回る規模に成長の予定、業績も大幅に上向く見込み。
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