前場コメント No.12 ミツウロコ、荏原、オリックス、日本板硝子、モーニングスターなど

2017/04/21(金) 11:30
★10:29  ミツウロコGHD-4日ぶり反発 株主優待制度を変更 現行制度に加え長期保有優遇制度導入
 ミツウロコグループホールディングス<8131.T>が4日ぶり反発。同社は21日10時に、株主優待制度を変更すると発表した。
 現行の優待制度に加えて長期保有優遇制度を新たに設け、3年以上継続して1000株以上保有している株主(長期保有株主)を対象に、毎年3月末日を基準日として、ミネラルウォーター500mlPETボトル24本入1箱を贈呈するとしている。なお、2000株以上保有の場合は、ミネラルウォーター500mlPETボトル24本入2箱の贈呈となる。
 また、2017年4月3日にベーカリー「麻布十番モンタボー」とカフェ「元町珈琲」を運営するスイートスタイルの全株式を取得したことにより、本年度の優待内容について、現行の「カールスジュニア一号店オープン記念特別お食事券 1000円相当」から、「麻布十番モンタボー、元町珈琲商品券 1000円相当」に変更した。

★10:34  荏原-野村が目標株価引き上げ 17年度は3本柱で増益 営業最高益更新へ
 荏原<6361.T>がもみ合い。野村証券では、17年度は3本柱で増益、営業最高益更新へとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は4100円→4200円と引き上げた。
 野村では、17年4月以降の為替前提変更(114→108円/ドル)を考慮し、業績予想をやや見直すとしたが、17年度に業績改善を見込み、営業利益で最高益更新を予想。精密・電子事業の受注はCMP装置を中心に増加基調にあり、風水力事業の受注も石油・ガス市場向けに底打ち、緩やかな回復が見込まれる。17年度は主力3事業がそろって営業増益を見込め、収益性改善も進む見通し。3カ年中期経営計画「E-Plan2019」では風水力事業を中心とした収益性改善に取り組む方針であり、改善に向けた取り組みや進ちょくを見たいとした。

★10:36  オリックス-続伸 米国で施設屋上向け太陽光発電を開始
 オリックス<8591.T>が続伸。21日付の日経産業新聞で、同社が米国で施設の屋根に設置する太陽光発電事業を始めると報じられた。
 このほど米国の太陽光発電事業者、IGSソーラー(オハイオ州)と連携し、特別目的会社を設立したという。物流倉庫や学校などの建物の屋根に太陽光パネルを取り付けて、建物の所有先に売電するスキームを進めるとされる。今後の業績拡大への期待から、株価は上昇している。

★10:48  日本板硝子-4日続伸 SMBC日興では「18.3期以降はEPSの高成長を予想」
 日本板硝子<5202.T>が4日続伸。SMBC日興証券では、「欧州・北米の建築用・自動車用ガラスを中心に利益改善が続く」と題したレポートを公表している。投資評価「1(アウトパフォーム)」、目標株価900円は継続した。
 今年3月に発行した優先株式によるEPSの希薄化懸念はすでに株価に織り込まれたとみるほか、将来的には金融費用の低減などのメリットを想定。業績についても、欧州・北米の建築用・自動車用ガラスの需給の改善に伴う事業利益の回復や無形固定資産償却費負担の減少に加えて、今18.3期以降は金融費用の減少もあり、純利益の増益持続を予想。

★10:51  モーニングスター-小高い 前期営業益11%増 高利益率サービスの売り上げ増などで
 モーニングスター<4765.T>が小高い。同社は21日10時40分に、17.3期通期の連結営業利益は15.6億円(前期比11.0%増)だったと発表した。ファンドデータなどの比較的利益率の高いサービスの売り上げが増加したこと、コストを抑制した運営を堅持したことなどが寄与した。なお、今期の業績予想は未定としている。

★10:53  大和証券G-続伸 フィリピンネット証券最大手COLに出資
 大和証券グループ本社<8601.T>が続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社がフィリピンのネット証券最大手のCOLフィナンシャルグループ(マニラ)に出資すると報じられた。
 出資額は約30億円で、出資比率は発行済み株式数の15%だという。フィリピンでは個人投資家が増えるなど証券市場が拡大しており、現地証券との連携を強化し、成長市場での存在感を高めるとされる。


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