前場コメント No.5 日本新薬、サンデンHD、アピックヤマダ、JAL、日立国際電気など

2017/04/24(月) 11:30
★9:06  JVCケンウッド-急騰 前期営業益を上方修正 オートモーティブ分野などの販売堅調
 JVCケンウッド<6632.T>が急騰。同社は21日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の48億円から57億円(前期比26.8%増)へと引き上げると発表した。オートモーティブ分野およびメディアサービス分野の堅調な販売などがけん引し、予想を上回る見込みとなった。

★9:07  INEST-急騰 前期営業黒字転換見込む 営業員の人件費や販促費の抑制などで
 INEST<3390.T>が急騰。同社は21日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の3.5億円の赤字から1.1億円の黒字(前期比33.5%減)へと引き上げると発表した。新規事業にかけるシステム開発や営業員の人件費、顧客獲得に伴い発生する販売促進費を予定よりも低く抑えられたことが寄与する。

★9:07  日本新薬-4日続伸 前期8割営業増益との観測 肺高血圧症治療薬など新薬収入伸びる
 日本新薬<4516.T>が4日続伸。22日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は155億円前後と、前の期に比べて8割程度増えたようだと報じられた。
 従来予想の135億円を上回り、過去最高を更新するという。年間配当は従来予想の37円から上乗せし、45~50円(前の期は28円)になるとみられる。肺動脈性肺高血圧症治療薬「ウプトラビ」が欧米や日本で承認されるなど、新薬による収入が寄与したもよう。

★9:07  サンデンHD-急落 前期最終赤字拡大見込む 構造改革の実施費用計上などで
 サンデンホールディングス<6444.T>が急落。同社は21日に、17.3期通期の連結純損益予想を従来の108億円の赤字から230億円の赤字(前期は70億円の黒字)に引き下げると発表した。
 国内における流通システム事業の販売減少、海外における自動車機器事業の部品内製化投資の立上げ遅れなど、生産性改善に一部遅れが生じたことや、為替変動による影響、将来の事業成長に向けた抜本的構造改革の実施に伴う費用などを特別損失を計上する見込みとなったことが響く。

★9:08  アピックヤマダ-急落 前期営業益を下方修正 大型装置で納期の期ずれ発生で
 アピックヤマダ<6300.T>が急落。同社は21日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の3.2億円から2.4億円(前期比72.7%増)へと引き下げると発表した。
 客先納品が4Qに過度に集中したため、納入が完了できない製品が発生。翌期にずれ込んだ製品は利幅の大きい大型装置が多かったため、営業利益が当初予想を下回る見込みとなった。

★9:08  JAL-小幅安 前期2割営業減益との観測 パイロットなどの人件費増加
 日本航空<9201.T>が小幅安。22日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は前の期比2割減の1700億円程度になったもようだと報じられた。
 従来予想に近い水準での着地になるという。減益の主因はパイロットなどの人件費の増加とされる。18.3期は整備費用などがかさみそうで、2期連続の営業減益になる可能性が高いとしている。

★9:09  日立国際電気-反落 メモリー投資へ引き続き前向き 「中立」へ引き下げ
 日立国際電気<6756.T>が5日ぶり反落。ゴールドマン・サックス証券では、相対株価上昇およびセクター相対での割安感の解消を背景としたセクター内の選好度の変更により、投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を2700円→2500円と引き下げた。
 製品および顧客ミックスを背景とした受注減速(対競合で受注モメンタムは劣後)を織り込み、前17.3期~来19.3期営業利益予想をそれぞれ-1%/-5%/-7%修正。
 GSでは同社に対して、サムスン新ファブの恩恵を享受する確度が高い一方、株価バリュエーションが割安でリスク・リターンが良好な銘柄と見ていたとしたが、現株価(18.3期PER16倍、セクター平均同15倍[アドバンテストを除く]、同社過去3年平均同12倍)は好況なメモリー市況や親会社である日立の事業構造改革に関連するM&A期待も一部織り込まれていると考え、割安水準にあるとは言えないとした。


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