前場コメント No.13 セントラル硝子、東北電力、スクロール、四国電力、チヨダなど
★10:33 セントラル硝子－3日続伸 100億円超投じて車用ガラス工場を全面刷新
セントラル硝子<4044.T>が3日続伸。22日付の日経新聞朝刊で、同社が100億円超を投じて自動車用ガラスをつくる松阪工場（三重県松阪市）を全面刷新し、高精度なガラスの加工ラインなどを2018年度までに順次稼働させると報じられた。
国内で高機能品の量産体制を整えて、自動運転など次世代車の量産化などに対応するという。今後の業績の伸びが期待され、買いが入っている。
セントラル硝子<4044.T>が3日続伸。22日付の日経新聞朝刊で、同社が100億円超を投じて自動車用ガラスをつくる松阪工場（三重県松阪市）を全面刷新し、高精度なガラスの加工ラインなどを2018年度までに順次稼働させると報じられた。
国内で高機能品の量産体制を整えて、自動運転など次世代車の量産化などに対応するという。今後の業績の伸びが期待され、買いが入っている。
★10:35 東北電力－大和が目標株価引き上げ 2017年度は前年度比5％経常減益を予想
東北電力<9506.T>が反落。大和証券では、2017年度は前年度比5％経常減益を予想。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1360円→1400円と引き上げた。
2016年度の連結経常利益は前年度比31％減で、会社計画と同水準の1050億円を予想。前年度比ではスライド差損益の悪化と年金数理差異の償却費増加を減益の主因と想定。減価償却費や前年度の一過性費用の減少は減益幅を圧縮する見込み。
2017年度の連結経常利益は前年度比5％減の1000億円を予想。販売電力量減少や修繕費・減価償却費の増加を減益要因と想定。原発不稼働を前提とする中でも、2016年5月の決算説明会で原田社長が言及した「連結経常利益1000億円程度」という水準は、スライド差損益の影響を除けば確保可能と大和は考えるとした。
東北電力<9506.T>が反落。大和証券では、2017年度は前年度比5％経常減益を予想。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1360円→1400円と引き上げた。
2016年度の連結経常利益は前年度比31％減で、会社計画と同水準の1050億円を予想。前年度比ではスライド差損益の悪化と年金数理差異の償却費増加を減益の主因と想定。減価償却費や前年度の一過性費用の減少は減益幅を圧縮する見込み。
2017年度の連結経常利益は前年度比5％減の1000億円を予想。販売電力量減少や修繕費・減価償却費の増加を減益要因と想定。原発不稼働を前提とする中でも、2016年5月の決算説明会で原田社長が言及した「連結経常利益1000億円程度」という水準は、スライド差損益の影響を除けば確保可能と大和は考えるとした。
★10:36 スクロール－反発 前期営業益を上方修正 販促費の効率化などで
スクロール<8005.T>が反発。同社は21日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.5億円から12.4億円（前期比35.8％減）へと引き上げると発表した。通販アパレル事業および通販H&B事業において、販促費の効率化を進め収益が改善した。また、通販インナー事業および通販LF事業が増収により増益となったことも寄与する。
スクロール<8005.T>が反発。同社は21日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.5億円から12.4億円（前期比35.8％減）へと引き上げると発表した。通販アパレル事業および通販H&B事業において、販促費の効率化を進め収益が改善した。また、通販インナー事業および通販LF事業が増収により増益となったことも寄与する。
★10:39 四国電力－大和が「2」へ引き上げ 2017年度は前年度比67％経常増益を予想
四国電力<9507.T>が続伸。大和証券では、2017年度は前年度比67％経常増益を予想。投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を1160→1350円と引き上げた。
2017年度の連結経常利益は前年度比67％増の250億円を予想。年金数理差異の償却費減少が増益の主因。伊方原発3号機は通期での貢献を見込むものの、2017年10月3日～2018年1月22日まで定期検査に伴う停止が予定されており、稼働の効果は定期検査に伴う修繕費増加とおおむね相殺される見込み。
2018年度の連結経常利益は前年度比40％増の350億円を予想。伊方原発3号機の定期検査日数減少による増益を想定しているとした。
四国電力<9507.T>が続伸。大和証券では、2017年度は前年度比67％経常増益を予想。投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を1160→1350円と引き上げた。
2017年度の連結経常利益は前年度比67％増の250億円を予想。年金数理差異の償却費減少が増益の主因。伊方原発3号機は通期での貢献を見込むものの、2017年10月3日～2018年1月22日まで定期検査に伴う停止が予定されており、稼働の効果は定期検査に伴う修繕費増加とおおむね相殺される見込み。
2018年度の連結経常利益は前年度比40％増の350億円を予想。伊方原発3号機の定期検査日数減少による増益を想定しているとした。
★10:43 日本紙パルプ商事－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 海外子会社や発電の業績貢献に注目
日本紙パルプ商事<8032.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、海外子会社や発電事業の業績貢献に注目。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は350円→380円と引き上げた。
海外子会社の利益改善、家庭紙の新工場の収益性向上、バイオマス発電（野田）による売電事業の新規寄与などにより、前17.3期は会社計画を上回る増益と推測。基幹事業である洋紙・板紙の国内卸売では、印刷用紙を中心に事業環境は引き続き厳しいが、事業構造の転換施策の下で、海外紙商の買収効果や発電・売電事業の利益貢献などにより、今18.3期以降も増益を予想。業績予想見直しに伴い目標株価は引き上げるとしたが、現状おおむね適正水準にあると判断。
日本紙パルプ商事<8032.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、海外子会社や発電事業の業績貢献に注目。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は350円→380円と引き上げた。
海外子会社の利益改善、家庭紙の新工場の収益性向上、バイオマス発電（野田）による売電事業の新規寄与などにより、前17.3期は会社計画を上回る増益と推測。基幹事業である洋紙・板紙の国内卸売では、印刷用紙を中心に事業環境は引き続き厳しいが、事業構造の転換施策の下で、海外紙商の買収効果や発電・売電事業の利益貢献などにより、今18.3期以降も増益を予想。業績予想見直しに伴い目標株価は引き上げるとしたが、現状おおむね適正水準にあると判断。
★10:47 チヨダ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 引き続き課題は売り上げ
チヨダ<8185.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、引き続き課題は売り上げとし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2500円→2600円と引き上げた。
同社の課題は、単体では（1）売り上げの弱さ、（2）値引きや調達のアクセルとブレーキの調整、子会社マックハウスでは（3）店舗立地（ロードサイド店舗の苦戦）。コストコントロールに優れてきた一方、システム投資や改装投資が乏しく、売上面への影響を余儀なくされている。業績かい離が大きくなったため、16.2期～今18.2期の中計終了を待たずして発表した今18.2期～20.2期の中計では、従来の株主還元施策は維持しつつ、本社移転、システム投資、シュープラザの出店強化など、攻めの姿勢も見られるとした。
チヨダ<8185.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、引き続き課題は売り上げとし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2500円→2600円と引き上げた。
同社の課題は、単体では（1）売り上げの弱さ、（2）値引きや調達のアクセルとブレーキの調整、子会社マックハウスでは（3）店舗立地（ロードサイド店舗の苦戦）。コストコントロールに優れてきた一方、システム投資や改装投資が乏しく、売上面への影響を余儀なくされている。業績かい離が大きくなったため、16.2期～今18.2期の中計終了を待たずして発表した今18.2期～20.2期の中計では、従来の株主還元施策は維持しつつ、本社移転、システム投資、シュープラザの出店強化など、攻めの姿勢も見られるとした。
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