前場コメント No.1 エムスリー、東芝、アークス、日本郵政、ソレキアなど
★9:00 エムスリー－買い気配 ＵＢＳが「Buy」へ引き上げ 長期成長期待はもっと高まってよい
エムスリー<2413.T>が買い気配。ＵＢＳ証券では、長期成長期待はもっと高まってよいとコメント。レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を3450円→3700円と引き上げた。
16年度決算着地（営業利益251億円）、会社の17年度ガイダンス（同290億円）はＵＢＳ想定以上（同240億円、274億円）。Q3決算での力強い再成長モメンタムをQ4も継続、利益成長ドライバーも重層化しており、決算の印象はポジティブ。
MR君関連が好調。サービスの多様化とスタッフの増員が進んだことが背景と会社は説明。17年度期に向けた受注も手応えはよさそう。注目するのは「ネット企業としても進化中」という経営からのコメント（モバイル比率とユーザーあたり利益貢献の相関についての説明）。"今さらモバイル"なのではなく同社の場合は"今だからこそモバイル"。オンリーワンの事業基盤を有する同社は、自らのペースでネット化を進めることで巨大な果実を得られる「丁寧なインターネット」時代の代表的存在。そういう意味で依然として成長のアーリーステージにあると注目。
エムスリー<2413.T>が買い気配。ＵＢＳ証券では、長期成長期待はもっと高まってよいとコメント。レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を3450円→3700円と引き上げた。
16年度決算着地（営業利益251億円）、会社の17年度ガイダンス（同290億円）はＵＢＳ想定以上（同240億円、274億円）。Q3決算での力強い再成長モメンタムをQ4も継続、利益成長ドライバーも重層化しており、決算の印象はポジティブ。
MR君関連が好調。サービスの多様化とスタッフの増員が進んだことが背景と会社は説明。17年度期に向けた受注も手応えはよさそう。注目するのは「ネット企業としても進化中」という経営からのコメント（モバイル比率とユーザーあたり利益貢献の相関についての説明）。"今さらモバイル"なのではなく同社の場合は"今だからこそモバイル"。オンリーワンの事業基盤を有する同社は、自らのペースでネット化を進めることで巨大な果実を得られる「丁寧なインターネット」時代の代表的存在。そういう意味で依然として成長のアーリーステージにあると注目。
★9:00 東芝－3日続伸 監査法人をＰｗＣから変更 上場維持に向け準大手を後任に
東芝<6502.T>が3日続伸。26日付の日経新聞朝刊で、同社が決算の会計監査を担当しているＰｗＣあらた監査法人を変更する方針を固めたと報じられた。
米原子力子会社の過去の会計処理などを巡り意見が対立し、17.3期3Q累計（4-12月）決算は監査法人による「適正」との意見を得られなかった。17.3期の本決算の監査でもあらたとの溝は埋まらないと判断し、株式の上場維持へ向け準大手の監査法人を軸に後任選びを急ぐという。
東芝<6502.T>が3日続伸。26日付の日経新聞朝刊で、同社が決算の会計監査を担当しているＰｗＣあらた監査法人を変更する方針を固めたと報じられた。
米原子力子会社の過去の会計処理などを巡り意見が対立し、17.3期3Q累計（4-12月）決算は監査法人による「適正」との意見を得られなかった。17.3期の本決算の監査でもあらたとの溝は埋まらないと判断し、株式の上場維持へ向け準大手の監査法人を軸に後任選びを急ぐという。
★9:00 アークス－売り気配 大和が「3」へ引き下げ 業績は踊り場にある
アークス<9948.T>が売り気配。大和証券では、業績は踊り場にあると判断。投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」、目標株価を3200円→2700円と引き下げた。
16年度連結は営業利益が前年度比2.9％増、当期利益が同60.3％増。営業利益は会社計画の148億円を達成したが、利益寄与の大きい4Qに減速。17年度連結ガイダンスは営業利益が前年度比1.7％増の151億円（大和従来予想160億円）。18年度は新システム稼働に伴う費用増が15.4億円に達する見通し。仕入れ共通化による原価低減などのプラス要因を織込んでも、18年度の営業利益は横ばい圏にとどまる見通し。大和予想は減額。トップラインの伸びが鈍化するなかで、システム費用など販管費増加が重荷となる見通し。
アークス<9948.T>が売り気配。大和証券では、業績は踊り場にあると判断。投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」、目標株価を3200円→2700円と引き下げた。
16年度連結は営業利益が前年度比2.9％増、当期利益が同60.3％増。営業利益は会社計画の148億円を達成したが、利益寄与の大きい4Qに減速。17年度連結ガイダンスは営業利益が前年度比1.7％増の151億円（大和従来予想160億円）。18年度は新システム稼働に伴う費用増が15.4億円に達する見通し。仕入れ共通化による原価低減などのプラス要因を織込んでも、18年度の営業利益は横ばい圏にとどまる見通し。大和予想は減額。トップラインの伸びが鈍化するなかで、システム費用など販管費増加が重荷となる見通し。
★9:01 アセンテック－2日目も買い気配／マザーズ上場 寄り前5500円
きのう新規上場したが初値はまだ付いていないアセンテック<3565.T>は、2日目も買い気配で始まった。公開価格の2.3倍となる4600円で、差し引き約18万株の買い越し。直前の寄り前気配は5500円程度だった。
同社はきのう東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。
きのう新規上場したが初値はまだ付いていないアセンテック<3565.T>は、2日目も買い気配で始まった。公開価格の2.3倍となる4600円で、差し引き約18万株の買い越し。直前の寄り前気配は5500円程度だった。
同社はきのう東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。
★9:01 日本郵政－小高い 前期最終益を下方修正 豪州トール社ののれん減損損失計上で
日本郵政<6178.T>が小高い。同社は25日に、17.3期通期の連結純損益予想を従来の3200億円の黒字から400億円の赤字（前期は4260億円の黒字）へと引き下げると発表した。
国際物流事業（豪州トール社）に係る損益見通しを見直した結果、将来キャッシュ・フローが大幅に減少する見込みとなったことから、17.3期の連結決算において、同事業に係るのれんおよび商標権の全額3923億円並びに有形固定資産の一部80億円を減損損失として計上することとした。
日本郵政<6178.T>が小高い。同社は25日に、17.3期通期の連結純損益予想を従来の3200億円の黒字から400億円の赤字（前期は4260億円の黒字）へと引き下げると発表した。
国際物流事業（豪州トール社）に係る損益見通しを見直した結果、将来キャッシュ・フローが大幅に減少する見込みとなったことから、17.3期の連結決算において、同事業に係るのれんおよび商標権の全額3923億円並びに有形固定資産の一部80億円を減損損失として計上することとした。
★9:01 ソレキア－買い気配 佐々木ベジ氏によるTOB 買付価格5450円に変更
ソレキア<9867.T>が買い気配。同社は25日、佐々木ベジ氏による同社株券に対する公開買い付け（TOB）について、買付価格が5300円から5450円に変更されたと発表した。
同社は、佐々木ベジ氏の同社株券に対するTOBについて、反対の意見を表明し、富士通<6702.T>による同社株のTOBに関して賛同の意見を表明している。なお、富士通<6702.T>のTOBの買付価格は1株5000円となっている。
併せて、公開買付けの期間については4月28日までから5月12日までに変更されたことも発表した。
ソレキア<9867.T>が買い気配。同社は25日、佐々木ベジ氏による同社株券に対する公開買い付け（TOB）について、買付価格が5300円から5450円に変更されたと発表した。
同社は、佐々木ベジ氏の同社株券に対するTOBについて、反対の意見を表明し、富士通<6702.T>による同社株のTOBに関して賛同の意見を表明している。なお、富士通<6702.T>のTOBの買付価格は1株5000円となっている。
併せて、公開買付けの期間については4月28日までから5月12日までに変更されたことも発表した。
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