前場コメント No.3 KOA、中外製薬、日神不動産、コロプラ、日立国際電気など

2017/04/26(水) 11:30
★9:03  日本電産-4日続伸 今期14%営業増益見込む 前期は19%増益着地
 日本電産<6594.T>が4日続伸。同社は25日、18.3期通期の連結営業利益予想を1600億円(前期比14.0%増)にすると発表した。想定為替レートは、1ドル105円、1ユーロ110円。
 17.3期通期の営業利益は1403億円(前の期比19.3%増)だった。精密小型モータ製品グループや車載および家電・商業・産業用製品グループでの増益が寄与した。

★9:03  KOA-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 固定抵抗器需要の力強い回復を確認
 KOA<6999.T>が6日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、固定抵抗器需要の力強い回復を確認。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1600円→2050円と引き上げた。
 四半期業績は前17.3期4Q(1~3月)実績が売上高123.0億円、営業利益11.7億円(4Q:1ドル112.82円実績)、今1Q(4~6月)会社計画が売上高122.7億円、営業利益12.8億円(1ドル110 円前提)。四半期営業利益の水準は10億円を超えてきた一方、4QのBBレシオは1.05であり、受注残高は増加しているが、一部製品では供給が追い付かない状況も発生している。車載向け、産機向けは安定した需要に支えられており、エアコン向けなどに季節変動要因があるものの、全体をみれば今18.3期はおおむね安定した四半期業績を刻む可能性が高いと考えるとし、通期営業利益予想を52億円に引き上げ。
 今後は、レガシー品の広範な需要回復にも支えられ、堅調に伸びる固定抵抗器需要に対して、実効的な供給能力をいかに高めてトップライン成長に結び付けられるかが中期的業績を考える上で重要と指摘。

★9:03  中外製薬-反発 1Qは31%営業増益 売上構成比変化で原価率改善
 中外製薬<4519.T>が反発。同社は25日、17.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が263億円(前年同期比31.4%増)だったと発表した。
 製商品売上高、ロイヤルティ、その他の営業収入がいずれも伸長したほか、製品別売上構成比の変化などで、製商品原価率も改善した。

★9:03  中外製薬-反発 自己株式12万3000株を消却へ
 中外製薬<4519.T>が反発。同社は25日、自己株式12万3000株を4月28日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は0.02%。

★9:04  日神不動産-買い気配 前期経常益を上方修正 販売戸数が想定上回る
 日神不動産<8881.T>が買い気配。同社は25日に、17.3期通期の連結経常利益予想を従来の55億円から69億円(前期比39.8%増)へと引き上げると発表した。
 新築マンション分譲において 販売戸数が想定より100戸超増加したことやオフィスビルの販売において翌期予定物件が当期に前倒しになったこと、連結各社の利益率が改善したことなどが寄与する。

★9:04  コロプラ-反発 スマートフォン向け新作ゲームプロジェクト発表
 コロプラ<3668.T>が反発。同社は4月25日の大引け後に、スマートフォン向けの新作ゲームプロジェクト『Project:Pani Pani』を発表した。
 「冒険はもっと、自由なはずだ」をテーマに、ユーザーそれぞれに合った多様な楽しみ方を提供できるよう、今までにない“自由“なゲームを目指して開発を進めているとした。ゲームプロジェクトの発表にともない、同日にティザーサイトをリニューアル。プロモーションムービー第1弾も公開したとしている。

★9:04  日立国際-買い気配 日立製が持ち分全て米KKRや日本産業パートナーズに売却
 日立国際電気<6756.T>が買い気配。26日付の日経新聞朝刊で、親会社の日立製作所<6501.T>が同社を米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と日本産業パートナーズ(JIP、千代田区)の日米ファンド連合に売却する方針を固めたと報じられた。
 KKRとJIPは日立国際株にTOB(株式公開買い付け)を実施し、日立製作所の保有株を含めた全株の取得を目指すという。買収総額は2000億円強になる見通しとされる。


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