前場コメント No.7 第一生命、ニチイ学館、キヤノンMJ、旭化成、東急建設など

2017/04/26(水) 11:30
★9:13  KIHD-4日続伸 通期営業益を上方修正 人件費やその他経費などの抑制で
 KIホールディングス<6747.T>が変わらず挟み4日続伸。同社は25日に、17.9期通期の連結営業利益予想を従来の24.0億円から28.0億円(前期比47.3%減)へと引き上げると発表した。人件費、その他経費などの費用支出抑制が寄与する。
 17.9期上期(10-3月)の連結営業利益は22.9億円(前年同期比42.1%減)だった。上期の会社計画は16.0億円だったので着地は上振れた。国内における道路情報板、道路・トンネル照明など、一部工事の部分完成や、既に完成している物件の追加工事、変更などにより、増収となったことなどが寄与した。
 併せて、これまで未定としていた17.3期の中間配当について引き続き無配とすることも発表した。

★9:13  第一生命-5日続伸 フィンテック保険開発に着手 糖尿病患者向けなど検討
 第一生命ホールディングス<8750.T>が5日続伸。26日付の日経新聞朝刊で、生保大手が人工知能(AI)やビッグデータを駆使した「フィンテック保険」の開発を進めていると報じられた。
 第一生命は糖尿病患者らが入れる保険商品の開発に着手するという。住友生命保険(東京都中央区)などは腕時計型のウエアラブル端末などを使い、健康状態が良くなったり、体に良い取り組みをしたりすると保険料が安くなる保険の商品化をめざすとされる。

★9:13  ニチイ学館-4日続伸 3月介護サービス利用者数13万1263人
 ニチイ学館<9792.T>が4日続伸。同社は25日、3月の介護サービス利用状況を発表、利用者数は13万1263人(前年同期は13万5697人)だった。2月の13万0564人から増加した。
 ケアプラン利用者数は4万5549人(前年同期4万6603人、2月4万5219人)、居住系介護サービスは1万1949人(前年同期1万1108人、2月1万1846人)だった。

★9:14  キヤノンMJ-4日続伸 1Qは9%営業増益 業務効率化による生産性向上など寄与
 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が4日続伸。同社は25日、17.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が56.6億円(前年同期比8.9%増)だったと発表した。
 収益性の高いサービスの順調な推移に加え、業務の効率化による生産性向上、経費の削減などが寄与した。

★9:16  旭化成-7日続伸 前期3%営業減益も計画上振れとの観測 石油製品の市況好転で
 旭化成<3407.T>が7日続伸。26日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は、前の期比3%減の1600億円弱になったもようだと報じられた。
 7%減の1530億円としていた従来予想より減益幅は縮小するという。前年度後半から石油化学製品の市況が好転し、採算が改善したとされる。

★9:18  東急建設-大幅反発 前期営業益を上方修正 工事採算向上が寄与
 東急建設<1720.T>が大幅反発。同社は25日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の151億円から172億円(前期比5.4%減)へと引き上げると発表した。工事採算の向上で完成工事総利益が増加した。

★9:20  ファーマフーズ-岩井コスモが新規「B+」 バイオメディカルの中長期的な成長力に注目
 ファーマフーズ<2929.T>が続伸。岩井コスモ証券では、バイオメディカルの中長期的な成長力に注目。投資判断「B+」、目標株価460円として、新規カバレッジを開始した。
 「GABA(ギャバ)」を主力とした機能性素材のほか、自社製品の通信販売なども手掛ける研究開発型企業。上期決算は2ケタ増収を確保したものの、通販事業における広告宣伝の施策により営業赤字。市場拡大が想定されるGABAや自社製品の通信販売、創薬の導出などが成長ドライバー。足もとで株価が下落していることも考慮して、強気でカバーを開始。


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