前場コメント No.1 東芝、NTTドコモ、ニトリ、クスリのアオキ、ファナックなど

2017/04/28(金) 11:30
★9:00  大阪有機化学-買い気配 丸三が新規「買い」 ArFフォトレジスト材料の拡大により収益性が向上
 大阪有機化学工業<4187.T>が買い気配。丸三証券では、高シェアのArFフォトレジスト材料の拡大により、収益性が向上していると判断。投資判断「買い」、目標株価1700円として、新規カバレッジを開始した。
 (1)ニッチ分野でシェアの高い製品を有する特殊アクリル酸エステルの競争力、(2)足元好調な出荷が続く半導体製造用ArFフォトレジスト材料の販売増により収益性向上が見込める点注目。目標株価に関しては、半導体材料の成長性および競争力の高さを評価し、機能化学品メーカーとしてのバリュエーション水準にプレミアムを付与した18.11期丸三予想EPS約17倍で算出。

★9:00  東芝-買い先行 半導体売却先は「日米連合」のグループに決めたい考え NHK報道
 東芝<6502.T>が買い先行。4月28日早朝のNHKニュースで、同社が半導体事業の売却先として、アメリカの投資ファンドの「KKR」と日本のファンドや企業などで作る「日米連合」のグループに決めたい考えと伝えられている。
 売却先を決めるにあたっての課題として、他の半導体メーカーにした場合、日本の独占禁止法にあたる各国の競争法上の審査に時間がかかり、早期に売却ができない懸念があるほか、日本政府が東芝の半導体の技術が競合するアジアのメーカーなどに流出する事態は避けるべきと考えているためと報じている。

★9:01  NTTドコモ-買い気配 今期2%営業増益見込む 「ドコモ光」サービス契約数拡大図る
 NTTドコモ<9437.T>が買い気配。同社は27日、18.3期通期の連結営業利益予想を9600億円(前期比1.6%増)にすると発表した。
 「ドコモ光」サービス契約数の拡大による光通信サービスおよびその他の通信サービス収入の増加、月々サポート割引影響の縮小によるモバイル通信サービス収入の増加などを見込んでいる。
 17.3期通期の営業利益は9447億円(前の期比20.7%増)だった。

★9:01  ニトリHD-反落 中古住宅販売のカチタスに出資
 ニトリホールディングス<9843.T>が反落。28日付の日経新聞朝刊で、同社が中古住宅販売のカチタス(群馬県桐生市)に出資すると報じられた。
 約3分の1の株式を200億円強で取得し持ち分法適用会社にするという。カチタスの住宅と一緒に家具を売ることで販路拡大を目指すとされる。ニトリはこれまで自前の成長路線を堅持してきたが、高い成長力を今後も維持するには、外部の経営資源を事実上初めて取り込む必要があると判断したもよう。

★9:01  クスリのアオキ-反発 4月度既存店売上高2.8%増 上振れは2カ月ぶり
 クスリのアオキホールディングス<3549.T>が3日ぶり反発。同社は4月27日の大引け後に、4月度の月次営業速報を発表し、既存店売上高は前年同月比2.8%増となった。上振れは2カ月ぶり。全店では同16.5%増となった。

★9:01  ファナック-続落 今期営業益2%増見込むも市場コンセンサス下回る
 ファナック<6954.T>が続落。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を1555億円(前期比1.5%増)と発表した。米国市場は堅調に推移すると考えられ、こうした需要などにしっかりと対応していくとともに、欧州については全力で拡販に努めるとしている。なお、想定為替レートは、1米ドル100円、1ユーロ110円としている。市場コンセンサスは1780億円。
 また、17.3期通期の連結営業利益は1532億円(前期比28.9%減)だった。ロボマシン部門のロボドリルについて、IT関係の一時的需要が大きく寄与した前年と比べ売り上げが減少したことなどが響いた。
 併せて、従来未定としていた17.3期の期末配当予想を208.98円(前期は208.21円)に修正すると発表した。年間配当は395.18円(前期は490.07円)となる。


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