後場コメント No.2 HIS、日本ゼオン、豊田自動織機、愛三工業、伊藤忠エネクスなど

2017/04/28(金) 15:00
★12:36  大東建託-後場プラス転換 上限158万株・247億円の自己株取得枠を設定
 大東建託<1878.T>が後場プラス転換。同社は28日11時30分に、上限158万株・247億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 株主還元策の一環として、消却を前提とした自己株式の取得をするため。取得期間は2017年5月1日~2018年3月30日。上限158万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.1%となる。

★12:37  HIS-4日ぶり反落  上期営業益を下方修正 ハウステンボスの団体旅行など回復遅れで
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が4日ぶり反落。同社は28日11時15分に、17.10期上期(11-4月)の連結営業利益予想を従来の87億円から62億円(前年同期比27.3%減)に引き下げると発表した。ハウステンボスグループにおいて、熊本地震後の団体旅行・訪日旅行客の回復が想定以上に遅れていることなどが響く。

★12:38  日本ゼオン-後場マイナス転換 今期6%営業減益見込む 前期は3%増益着地
 日本ゼオン<4205.T>が後場マイナス転換。同社は28日12時30分、18.3期通期の連結営業利益予想を290億円(前期比5.7%減)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は308億円(前の期比3.1%増)だった。徹底したコスト削減を進めたほか、エラストマー素材事業では採算性の重視と生産・販売のグローバル展開、高機能材料事業では付加価値の高い新製品の開発と事業拡大に取り組んだ。

★12:38  東洋機械金属-大幅続伸 いちよしでは「受注拡大が持続 業績予想を上方修正」
 東洋機械金属<6210.T>が大幅に7日続伸。いちよし経済研究所では、レーティングやフェアバリューは未付与ながら、「受注拡大が持続。業績予想を上方修正」と題したレポートを公表している。
 いちよしでは、従来予想を上回る受注獲得を踏まえ、今後の業績拡大が従来予想以上に見込めるとみて、業績予想を上方修正。1株当たり配当予想は18.3期会社計画を踏まえ、増額修正。18.3期営業利益は主力の成形機事業のうち、特に射出成形機の売上が拡大することにより、増益幅が強まる展開を予想。

★12:39  豊田自動織機-後場プラス転換 今期営業益1350億円見込む 増配も発表
 豊田自動織機<6201.T>が後場プラス転換。同社は28日11時40分に、18.3期通期の連結営業利益予想を1350億円と発表した。18.3期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用するため、前期比較はできない。前提為替レートは、1米ドル105円、1ユーロ115円。市場コンセンサスは1362億円となっている。
 また、17.3期通期の営業利益は1230億円(前期比8.7%減)だった。グループあげての原価改善活動の推進、営業面の努力、減価償却費の減少などがあったものの、為替変動による影響、人件費の増加などが響いた。
 併せて、17.3期の期末配当予想について60円→65円に引き上げると発表した。年間配当は120円→125円(前期は120円)となる。

★12:41  愛三工業-急騰 今期8%営業増益見込む 前期は17%減益着地
 愛三工業<7283.T>が急騰。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を88.0億円(前期比7.8%増)と発表した。なお、想定為替レートは1米ドル105円となっている。市場コンセンサスは94億円。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は81.6億円(前期比17.2%減)だった。国内における売上高の減少や退職給付費用の増加などが響いた。

★12:44  エネクス-反発 前期配当予想引き上げとの観測 産業向け電力供給伸びる
 伊藤忠エネクス<8133.T>が反発。28日付の日経新聞朝刊で、同社が17.3期の年間配当を32円と、従来予想の27円から積み増す見通しだと報じられた。
 16.3期の実績は24円だった。産業向けの電力供給が大幅に伸び、連結純利益(国際会計基準)は従来予想を5億円ほど上回り前の期比41%増の105億円程度だったもよう。好業績を株主に積極還元するという。


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