後場コメント No.1 大末建設、日東電工、豊田通商、新光電気工業、昭和電工など

2017/05/01(月) 15:00
★12:30  大塚商会-ジェフリーズが目標株価引き上げ Q1はコンセンサスの上を行く好スタート
 大塚商会<4768.T>が3日ぶり大幅反発。ジェフリーズ証券では、Q1はコンセンサスの上を行く好スタートと判断。投資判断「BUY」を継続、目標株価は6800円→6880円と引き上げた。
 特に営業利益に関しては、8.3%コンセンサスを上ぶれ。SMILEがひさしぶりに前年比+15.7%伸びており、低価格パッケージ (マイナンバーで販売していた)から高価格 (販売管理など)系へシフトしてきたもよう。SMEの環境も堅調など、ポジティブとした。

★12:30  大末建設-急反発 前期営業益を上方修正 工事採算改善など寄与
 大末建設<1814.T>が急反発。同社は28日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の30.1億円から42.3億円(前の期比13.9%増)へと引き上げると発表した。受注高・売上高の増加や工事採算の改善などが寄与した。

★12:30  日東電工-ジェフリーズが目標株価引き下げ ライフサイエンス事業拡大で成長を期待
 日東電工<6988.T>が3日ぶり大幅反発。ジェフリーズ証券では、ライフサイエンス事業の拡大により、EPSは年間5~10%程度の成長が期待できるとみて、投資判断「HOLD」を継続した。目標株価は8500円→7700円と引き下げた。
 オプティカル事業にはまだ予見できないとし、技術的な変化があると推察。それでも日東電は実行力があり信頼もできるため、現状程度の利益を維持できるとした。誰も3年後のオプティカル事業の技術を予見することはできないとコメント。日東電は優れた実行能力と素早い決断で、差別化に成功してきた。そういった能力もあって、日東電は非常に競争の激しいオプティカル分野で、高いマージンのroll to panelの新タイプの偏光板の発売開始に成功していると注目。

★12:31  豊田通商-野村が目標株価引き上げ 事業環境に底打ち感は見える
 豊田通商<8015.T>が7日続伸。野村証券では、事業環境に底打ち感は見えるとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は3150円→3400円と引き上げた。
 前17.3期1~3Qは円高や資源価格の低迷による新興国での自動車需要の軟調など、厳しい事業環境が続いていた。しかし、1~3月期は金属事業や部品物流事業などの営業利益が野村の従来予想比上ぶれで着地するなど事業環境に改善の兆しが見えている印象であるとコメント。こうした環境下で今18.3期の売上総利益の計画が会計基準の違いこそあれ前期比減少を見込むなど、事業環境の前提が保守的な印象で、親会社株主利益計画は上回ると見ているとした。

★12:32  新光電気工業-急騰 今期81%営業増益見込む 成長市場への重点的な経営資源投下で
 新光電気工業<6967.T>が急騰。同社は4月28日に、18.3期通期の連結営業利益予想を59.0億円(前期比80.5%増)と発表した。自動車、先端メモリー、半導体製造装置関連をはじめ、今後、成長が見込まれる市場向けに引き続き重点的に経営資源を投下し、生産体制の強化を図るなど、販売拡大に努めるとしている。また、市場コンセンサスは67.7億円となっている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は32.7億円(前期比65.3%減)だった。フリップチップタイプパッケージの減収ならびに為替相場が円高傾向で推移したことなどの影響を受けことなどが響いた。

★12:35  昭和電工-ジェフリーズが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正
 昭和電工<4004.T>が反発。ジェフリーズ証券では、石化製品マージン前提を引き上げ、業績予想を上方修正。投資判断「HOLD」を継続も、目標株価は1800円→2240円と引き上げた。エチレンーナフサスプレッドが過去4~5カ月ほど上昇していると注目。石化事業 (主にナフサクラッキング事業)のマージンは、今後3年は高い状態が続くとみられ、3.5インチハードディスクの売り上げは増加すると推測。


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