前場コメント No.10 カワチ薬品、高島屋、京セラ、日本高純度化学、ミマキエンジなど
★9:42 ヤマトＨＤ－野村が目標株価引き上げ 19.3期営業利益833億円へ上方修正
ヤマトホールディングス<9064.T>が反落。野村証券では、来19.3期営業利益833億円へ上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
物流業界の注目銘柄。決算説明会では、今18.3期会社計画、その後の業績の見方が説明された。（1）法人顧客には燃料価格、人件費単価、混雑時の追加コストを価格に反映させる新価格体制を導入、（2）主力事業のデリバリー事業のあるべき営業利益率は少なくとも5％、（3）18.3期会社計画は費用が保守的に設定されていること、（4）基本料金の値上げ率よりも高く設定された法人向け価格が反映される19.3期の値上げ率は18.3期よりも高くなることなどを確認。
従来から野村予想で織り込んでいる費用増に応じて、顧客に転嫁する追加料金制度の導入が明言され、デリバリー事業で会社が目指す利益率ターゲットが確認できたことは、投資家、株主に安心感を与えたと評価。
ヤマトホールディングス<9064.T>が反落。野村証券では、来19.3期営業利益833億円へ上方修正。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
物流業界の注目銘柄。決算説明会では、今18.3期会社計画、その後の業績の見方が説明された。（1）法人顧客には燃料価格、人件費単価、混雑時の追加コストを価格に反映させる新価格体制を導入、（2）主力事業のデリバリー事業のあるべき営業利益率は少なくとも5％、（3）18.3期会社計画は費用が保守的に設定されていること、（4）基本料金の値上げ率よりも高く設定された法人向け価格が反映される19.3期の値上げ率は18.3期よりも高くなることなどを確認。
従来から野村予想で織り込んでいる費用増に応じて、顧客に転嫁する追加料金制度の導入が明言され、デリバリー事業で会社が目指す利益率ターゲットが確認できたことは、投資家、株主に安心感を与えたと評価。
★9:44 カワチ薬品－3日続落 4月度の既存店売上高3.3％減 全店では1.1％減
カワチ薬品<2664.T>が3日続落。同社は1日の大引け後に、4月度の売上高対前年同月比の進ちょく状況を発表し、連結ベースで既存店では前年同月比3.3％減、全店では1.1％減となった。
4月度は、昨年に比べ気温の低い日が続いたことや販促日において雨天となるなど、季節関連商材や客足に影響があったことなどから、売上高に影響したとしている。
カワチ薬品<2664.T>が3日続落。同社は1日の大引け後に、4月度の売上高対前年同月比の進ちょく状況を発表し、連結ベースで既存店では前年同月比3.3％減、全店では1.1％減となった。
4月度は、昨年に比べ気温の低い日が続いたことや販促日において雨天となるなど、季節関連商材や客足に影響があったことなどから、売上高に影響したとしている。
★9:46 高島屋－続伸 4月高島屋・百貨店子会社2.9％増収 免税や高額品売り上げが好調
高島屋<8233.T>が続伸。同社は1日、4月の高島屋営業報告で、4月度の店頭売上は、高島屋および国内百貨店子会社17店舗の販売額は前年同月比2.9％増だったと発表した。
引き続き好調な免税売り上げに加え、株高の影響などによりラグジュアリーブランドを中心とした高額品売上が好調に推移し、2カ月連続で前年実績を上回った。
高島屋<8233.T>が続伸。同社は1日、4月の高島屋営業報告で、4月度の店頭売上は、高島屋および国内百貨店子会社17店舗の販売額は前年同月比2.9％増だったと発表した。
引き続き好調な免税売り上げに加え、株高の影響などによりラグジュアリーブランドを中心とした高額品売上が好調に推移し、2カ月連続で前年実績を上回った。
★9:46 京セラ－野村が目標株価引き上げ 苦戦事業の収益改善策が奏功
京セラ<6971.T>が続伸。野村証券では、苦戦事業の収益改善策が奏功していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は6300円→6400円と引き上げた。
前17.3期は売上高が前の期比3.8％減収の1兆4228億円、営業利益が同12.8％増益の1045億円。会社修正計画（1兆4100億円/950億円）、野村予想（1兆4120億円/1020億円）をともに上回る堅調な決算。
今18.3期会社計画は、売上高が前期比5.4％増収の1兆5000億円、営業利益が同14.8％増益の1200億円。野村では、会社の機器事業の売上見通しがやや強過ぎとの見方も、営業利益予想は妥当と判断。収益改善策が奏功して、太陽光発電、通信機器、情報機器の損益悪化が食い止められるようになった点を踏まえ、野村の機器事業の収益予想を小幅に引き上げ。
京セラ<6971.T>が続伸。野村証券では、苦戦事業の収益改善策が奏功していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は6300円→6400円と引き上げた。
前17.3期は売上高が前の期比3.8％減収の1兆4228億円、営業利益が同12.8％増益の1045億円。会社修正計画（1兆4100億円/950億円）、野村予想（1兆4120億円/1020億円）をともに上回る堅調な決算。
今18.3期会社計画は、売上高が前期比5.4％増収の1兆5000億円、営業利益が同14.8％増益の1200億円。野村では、会社の機器事業の売上見通しがやや強過ぎとの見方も、営業利益予想は妥当と判断。収益改善策が奏功して、太陽光発電、通信機器、情報機器の損益悪化が食い止められるようになった点を踏まえ、野村の機器事業の収益予想を小幅に引き上げ。
★9:47 日本高純度化学－みずほが目標株価引き上げ 無電解純金めっき薬品など採用状況を注視
日本高純度化学<4973.T>が続伸。みずほ証券では、無電解純金めっき薬品など新製品の採用状況を注視するとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2450円→2500円と引き上げた。
前17.3期決算を踏まえ、業績予想を修正。中国系スマートフォンの需要増により、前17.3期上期から下期にかけてプリント基板向け金めっき薬品などの出荷が回復したことを受け、前回予想を増額。一方、みずほが期待しているダイレクト無電解金めっきプロセス（DIG）は、フレキシブル基板（FPC）向けでハイエンドスマートフォンでの本格採用に至らず、実用化に時間を要する見込み。みずほでは、今18.3期下期に電解純金めっき薬品や封孔処理剤など新製品による収益寄与を想定しているとしたが、ユーザー評価に手間取る可能性もあり、今後の採用状況を見極める必要があるとした。
日本高純度化学<4973.T>が続伸。みずほ証券では、無電解純金めっき薬品など新製品の採用状況を注視するとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2450円→2500円と引き上げた。
前17.3期決算を踏まえ、業績予想を修正。中国系スマートフォンの需要増により、前17.3期上期から下期にかけてプリント基板向け金めっき薬品などの出荷が回復したことを受け、前回予想を増額。一方、みずほが期待しているダイレクト無電解金めっきプロセス（DIG）は、フレキシブル基板（FPC）向けでハイエンドスマートフォンでの本格採用に至らず、実用化に時間を要する見込み。みずほでは、今18.3期下期に電解純金めっき薬品や封孔処理剤など新製品による収益寄与を想定しているとしたが、ユーザー評価に手間取る可能性もあり、今後の採用状況を見極める必要があるとした。
★9:48 ミマキエンジ－大幅続伸 前期営業益を上方修正 販管費削減で
ミマキエンジニアリング<6638.T>が大幅続伸。同社は1日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.5億円から20.0億円（前の期比37.4％減）へと引き上げると発表した。販管費の削減などが奏功した。
ミマキエンジニアリング<6638.T>が大幅続伸。同社は1日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.5億円から20.0億円（前の期比37.4％減）へと引き上げると発表した。販管費の削減などが奏功した。
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