前場コメント No.12 ドリコム、キッコーマン、三井金属、任天堂、AITなど

2017/05/02(火) 11:30
★10:04  ドリコム-急騰 「フルボッコヒーローズX」が600万ダウンロードを突破
 ドリコム<3793.T>が急騰。同社は1日、同社とサイバーコネクトツー(福岡市)が運営するスマホ向け爽快フルボッコRPG「フルボッコヒーローズX」(iOS/Android版)が、600万ダウンロードを突破したと発表した。
 600万ダウンロード突破を記念して、ログインすると毎日ガチャチケットがもらえるなどの記念キャンペーンや記念フェスを開催しているという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★10:06  アルパイン-野村が目標株価引き下げ 開発の効率化が進む
 アルパイン<6816.T>が反発。野村証券では、開発の効率化が進んでいるとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
 OEM(相手先ブランドでの製造)向けの受注水準が高く、今18.3期以降の業績が回復方向に向かうことに加えて、バランスシートから見た割安感も強い(17.3期末でネットキャッシュ533億円、投資有価証券252億円を保有)。ADASやEVなどの自動車業界の新潮流への対応では、中国におけるNeusoftグループとの協業に注目できる。為替前提を円高方向に見直したことなどから、今18.3期以降の業績予想をやや下方修正。

★10:06  キッコーマン-みずほが目標株価引き上げ 4期連続の営業最高益の更新を予想
 キッコーマン<2801.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、4期連続の営業最高益の更新を予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は3660円→3670円と引き上げた。
 前17.3期決算や説明会を踏まえて業績予想を見直し。今18.3期営業利益は、北米の貢献拡大などで会社予想を4%上回り、中計目標と同額の360億円を予想。15.3期には7期ぶりに営業最高益を更新したが、国内外双方の貢献で営業最高益の更新が続く見通し。他方で、安定的な業績拡大は株価バリュエーションに反映されていると考え、投資判断は「中立」を継続。

★10:06  三井金属-底堅い 今期1割経常増益との観測 スマホ向け極薄銅箔伸びる
 三井金属<5706.T>が底堅い。2日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結経常利益は前期推定に比べて1割強多い300億円弱になりそうだと報じられた。
 11.3期の340億円以来、7期ぶりの高水準を見込むという。機能材料事業のうち、スマートフォン(スマホ)に使う世界シェア9割超の極薄銅箔の販売が伸びるとされる。亜鉛需給の引き締まりによる金属事業の採算悪化を補い、2期連続の増益を確保するもよう。

★10:09  任天堂-エースが目標株価引き上げ 強力なゲームソフト群がハードウェアをけん引する
 任天堂<7974.T>が3日続伸。エース経済研究所では、業績予想を見直し。投資判断「強気」を継続、目標株価は43800円へ引き上げた。
 エースでは、今期業績予想を売上高8300億円→8600億円、営業利益1250億円→1600億円に上方修正。販売台数予想を1300万台→1600万台としたため。会社計画を大幅に上回る予想は、ゲーム機ビジネスでは一度勢いがつくと3年程度は拡大が続く傾向があること、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の前期出荷本数がハードの台数を上回るほどの人気となり、同社の強力なゲームソフト群がハードウェアをけん引すると見ているためとした。

★10:10  AIT-岩井コスモが目標株価引き上げ 通関受注件数など順調な拡大とその成長力を評価
 エーアイティー<9381.T>が続伸。岩井コスモ証券では、足もとの取扱貨物量、通関受注件数など順調な拡大とその成長力を評価。投資判断「B+」を継続、目標株価を1000円→1150円と引き上げた。
 前期は取り扱いコンテナ本数が13%増となり、引き続き取扱高拡大による成長が見込まれる。今18.2期については、売上高が前期比12%増、営業利益が同14%増と会社計画に沿った数値を予想。長期成長に向けては、北米路線の成長力に注目。また、貨物量や通関受注拡大による成長力を評価するとした。


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