前場コメント No.13 マツダ、ＵＳＥＮ、デファクト、ペプチドリーム、双日など
★10:13 マツダ－野村が目標株価引き下げ 値引き抑制と販売台数増の両立が難しくなっている
マツダ<7261.T>が3日ぶり反発。野村証券では、値引き抑制と販売台数増の両立が難しくなっていると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1640円→1530円と引き下げた。
米国では17年に入り、特にMazda3やMazda6などセダン系車種の競争が厳しいことから、値引きの拡大を余儀なくされており、今18.3期も同セグメントの採算改善は期待しづらい。高採算なCX-5やCX-9の販売増は台数面、採算面の両方でポジティブだが、特にCX-5に関しては17年11月に防府工場でも生産を開始するまでは供給制約が残る。19年1～3月期からは1.5L車並みの燃費と2.5L車並みのパワーを両立する画期的な次世代ガソリンエンジンが投入され、販売も好転する見込み。しかし、当面は開発負担や投資負担の増加が業績の重しになると指摘。
マツダ<7261.T>が3日ぶり反発。野村証券では、値引き抑制と販売台数増の両立が難しくなっていると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1640円→1530円と引き下げた。
米国では17年に入り、特にMazda3やMazda6などセダン系車種の競争が厳しいことから、値引きの拡大を余儀なくされており、今18.3期も同セグメントの採算改善は期待しづらい。高採算なCX-5やCX-9の販売増は台数面、採算面の両方でポジティブだが、特にCX-5に関しては17年11月に防府工場でも生産を開始するまでは供給制約が残る。19年1～3月期からは1.5L車並みの燃費と2.5L車並みのパワーを両立する画期的な次世代ガソリンエンジンが投入され、販売も好転する見込み。しかし、当面は開発負担や投資負担の増加が業績の重しになると指摘。
★10:14 ＵＳＥＮ－3日ぶり反発 スマホなどと連動するクレジットカード読み取り端末の無償貸与開始
ＵＳＥＮ<4842.T>が3日ぶり反発。2日付の日経新聞朝刊で、同社がスマートフォン（スマホ）やタブレット端末と連動するクレジットカード読み取り端末の無償貸与を始めると報じられた。
対象は同社が提供するPOSレジアプリを利用する飲食店など。決済手数料も従来の4～6％より低い3％台にとどめ普及を促すという。音楽配信など既存サービスと組み合わせて総合的にサービスを提供する体制を整えるとされる。初年度で1万店への導入をめざすもよう。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
ＵＳＥＮ<4842.T>が3日ぶり反発。2日付の日経新聞朝刊で、同社がスマートフォン（スマホ）やタブレット端末と連動するクレジットカード読み取り端末の無償貸与を始めると報じられた。
対象は同社が提供するPOSレジアプリを利用する飲食店など。決済手数料も従来の4～6％より低い3％台にとどめ普及を促すという。音楽配信など既存サービスと組み合わせて総合的にサービスを提供する体制を整えるとされる。初年度で1万店への導入をめざすもよう。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
★10:14 デファクト－岩井コスモが目標株価引き下げ 中古品売買で成長を期待
デファクトスタンダード<3545.T>が4日続伸。岩井コスモ証券では、リユースに対する潜在需要は大きく、中期的に中古品売買のリーディングカンパニーへの成長を期待。投資判断「B+」を継続も、目標株価は1900円→1730円と引き下げた。
ファッション買取専門サイト「ブランディア」を運営し、ネット専業で効率的な体制を構築していると注目。今上期は売上高、買取代金ともに2ケタ増と順調で、下期はブルソンちえみTVCM放送で認知度向上が進む見通し。今期も前期比3割を超える利益成長を予想。当面、広告宣伝費増加→業容拡大→広告宣伝費増加といった好循環が見込まれ、アウトソース活用による効率化も進み、高い利益成長が続くとの見方を示した。
デファクトスタンダード<3545.T>が4日続伸。岩井コスモ証券では、リユースに対する潜在需要は大きく、中期的に中古品売買のリーディングカンパニーへの成長を期待。投資判断「B+」を継続も、目標株価は1900円→1730円と引き下げた。
ファッション買取専門サイト「ブランディア」を運営し、ネット専業で効率的な体制を構築していると注目。今上期は売上高、買取代金ともに2ケタ増と順調で、下期はブルソンちえみTVCM放送で認知度向上が進む見通し。今期も前期比3割を超える利益成長を予想。当面、広告宣伝費増加→業容拡大→広告宣伝費増加といった好循環が見込まれ、アウトソース活用による効率化も進み、高い利益成長が続くとの見方を示した。
★10:19 ペプチドリーム－3日続落 野村では「PD-L1ペプチド開発が中止となった可能性」
ペプチドリーム<4587.T>が3日続落。野村証券では、「PD-L1ペプチド開発が中止となった可能性」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。レーティング「Buy」、目標株価7000円は継続。
Bristol Myers Squibb社（BMS社）のパイプライン表からPD-L1ペプチドの記載が削除されていた点については、今後事実関係をアップデートし、業績への影響を注視するとコメント。野村の業績は現時点では変更なし。
PD-L1ペプチドは腫瘍免疫での開発が予想されており、大型化の期待が高い。野村では腫瘍免疫ではなく、一般的な開発品目としてピーク売上高100億円程度、時価総額で約230億円相当を織り込んでいる。PD-L1ペプチドは同社初の臨床試験品目であり、試験結果はペプチド医薬品自体の評価ともなり得る。開発中止となった場合、その原因がペプチドに起因するならば、ペプチド医薬品を開発する同社の企業価値を損なう可能性があると指摘。
ペプチドリーム<4587.T>が3日続落。野村証券では、「PD-L1ペプチド開発が中止となった可能性」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。レーティング「Buy」、目標株価7000円は継続。
Bristol Myers Squibb社（BMS社）のパイプライン表からPD-L1ペプチドの記載が削除されていた点については、今後事実関係をアップデートし、業績への影響を注視するとコメント。野村の業績は現時点では変更なし。
PD-L1ペプチドは腫瘍免疫での開発が予想されており、大型化の期待が高い。野村では腫瘍免疫ではなく、一般的な開発品目としてピーク売上高100億円程度、時価総額で約230億円相当を織り込んでいる。PD-L1ペプチドは同社初の臨床試験品目であり、試験結果はペプチド医薬品自体の評価ともなり得る。開発中止となった場合、その原因がペプチドに起因するならば、ペプチド医薬品を開発する同社の企業価値を損なう可能性があると指摘。
★10:22 双日－野村が目標株価引き上げ 鉄鋼製品事業や石炭事業が堅調に推移
双日<2768.T>が変わらずを挟んで7日続伸。野村証券では、鉄鋼製品事業や石炭事業が堅調に推移していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は300円→310円と引き上げた。
前17.3期決算は、1～3月期に子会社の株式売却に絡む利益計上やブラジルの穀物事業で業績悪化に伴う減損損失を計上するなど一過性の損益は計上したが、親会社株主利益は408億円と会社計画線での着地となった。一過性損益を除けば、市況上昇効果もあって石炭・金属部門の業績が野村予想以上に好調。今18.3期の親会社株主利益計画は500億円とされたが、足元の商品市況が続く前提とされ、やや楽観的と考えているとした。
双日<2768.T>が変わらずを挟んで7日続伸。野村証券では、鉄鋼製品事業や石炭事業が堅調に推移していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は300円→310円と引き上げた。
前17.3期決算は、1～3月期に子会社の株式売却に絡む利益計上やブラジルの穀物事業で業績悪化に伴う減損損失を計上するなど一過性の損益は計上したが、親会社株主利益は408億円と会社計画線での着地となった。一過性損益を除けば、市況上昇効果もあって石炭・金属部門の業績が野村予想以上に好調。今18.3期の親会社株主利益計画は500億円とされたが、足元の商品市況が続く前提とされ、やや楽観的と考えているとした。
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