前場コメント No.16 カプコン、マーチャント、ニチダイ、フロンティア、プライムリアルティなど
★10:52 カプコン－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 営業利益は当面130億円～140億円で推移
カプコン<9697.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、営業利益水準は当面130億円～140億円で推移との見方を維持。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2360円→2390円と引き上げた。
営業利益水準は当面130億円～140億円で推移、すなわち収益停滞期が続くというエクイティストーリーは変更なし。株価上昇のカタリストは、モバイルゲームのヒット作登場、中国オンラインゲームの収益拡大など。リスクは、ゲームソフト・モバイルゲームのヒット作の有無、AM施設の既存店売上高動向などが挙げられるとした。
カプコン<9697.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、営業利益水準は当面130億円～140億円で推移との見方を維持。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2360円→2390円と引き上げた。
営業利益水準は当面130億円～140億円で推移、すなわち収益停滞期が続くというエクイティストーリーは変更なし。株価上昇のカタリストは、モバイルゲームのヒット作登場、中国オンラインゲームの収益拡大など。リスクは、ゲームソフト・モバイルゲームのヒット作の有無、AM施設の既存店売上高動向などが挙げられるとした。
★10:52 マーチャント－急騰 土地開発事業への投資に着手 千葉県松戸市で
マーチャント・バンカーズ<3121.T>が急騰。同社は1日、千葉県松戸市の約2万5000平方メートルの土地開発事業への投資に着手すると発表した。
アートポートインベスト（東京都港区）において、約1万平方メートルについて、松戸市との間の開発同意の地位および対象土地の買受人の地位を取得しており、この約1万平方メートルを含めた約2万5000平方メートルの開発につき、同社との間で業務提携契約を締結した。
投資規模は、アートポートインベストと共同で約10億円程度となり、賃貸収益および売却収益を見込むとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
マーチャント・バンカーズ<3121.T>が急騰。同社は1日、千葉県松戸市の約2万5000平方メートルの土地開発事業への投資に着手すると発表した。
アートポートインベスト（東京都港区）において、約1万平方メートルについて、松戸市との間の開発同意の地位および対象土地の買受人の地位を取得しており、この約1万平方メートルを含めた約2万5000平方メートルの開発につき、同社との間で業務提携契約を締結した。
投資規模は、アートポートインベストと共同で約10億円程度となり、賃貸収益および売却収益を見込むとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:57 ニチダイ－12日ぶり反落 今期15％営業増益見込むも材料出尽くしで
ニチダイ<6467.T>が12日ぶり反落。同社は1日、18.3期通期の連結営業利益予想を7.4億円（前期比15.3％増）にすると発表した。アッセンブリ事業の売上高増加を見込んでいる。
17.3期通期の営業利益は6.4億円（前の期比22.5％減）だった。ネットシェイプ事業の金型部門でアジア地域向けの売上高が減少したほか、精密鍛造品部門でエアコン用スクロールコンプレッサー部品の売上高も軟調となった。株価は決算期待から前日までに11連騰しており、材料出尽くしで売り優勢となっている。
ニチダイ<6467.T>が12日ぶり反落。同社は1日、18.3期通期の連結営業利益予想を7.4億円（前期比15.3％増）にすると発表した。アッセンブリ事業の売上高増加を見込んでいる。
17.3期通期の営業利益は6.4億円（前の期比22.5％減）だった。ネットシェイプ事業の金型部門でアジア地域向けの売上高が減少したほか、精密鍛造品部門でエアコン用スクロールコンプレッサー部品の売上高も軟調となった。株価は決算期待から前日までに11連騰しており、材料出尽くしで売り優勢となっている。
★10:58 フロンティアＲＥ－ＣＳが「OP」へ引き上げ 高い利回りと安定性が再評価される局面へ
フロンティア不動産投資法人<8964.T>が反発。クレディ・スイス証券では、高い利回りと安定性が再評価される局面へとコメント。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を54.00万円→56.00万円と引き上げた。
今後は同投資法人の魅力が再評価される局面にあると注目。具体的には、（1）ＣＳ予想の17.12期の予想分配金利回りは、カバレッジのJ-REITで最も高い4.2％であり、東証REIT指数の3.4％を上回る、（2）テナントの平均契約期間は18.8年と長期で安定している、（3）スポンサーである三井不動産が開発した質の高い商業施設を取得することが可能。
金利上昇に伴う支払金利の増加の可能性を加味し、従来は「Neutral」を付与してきた。しかし、直近では市場金利は上昇しておらず、同投資法人の調達金利の上昇懸念は生じないと予想。
フロンティア不動産投資法人<8964.T>が反発。クレディ・スイス証券では、高い利回りと安定性が再評価される局面へとコメント。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を54.00万円→56.00万円と引き上げた。
今後は同投資法人の魅力が再評価される局面にあると注目。具体的には、（1）ＣＳ予想の17.12期の予想分配金利回りは、カバレッジのJ-REITで最も高い4.2％であり、東証REIT指数の3.4％を上回る、（2）テナントの平均契約期間は18.8年と長期で安定している、（3）スポンサーである三井不動産が開発した質の高い商業施設を取得することが可能。
金利上昇に伴う支払金利の増加の可能性を加味し、従来は「Neutral」を付与してきた。しかし、直近では市場金利は上昇しておらず、同投資法人の調達金利の上昇懸念は生じないと予想。
★11:01 プライムリアルティ－ＣＳが「NEUTRAL」へ引き上げ バリュエーションの調整が進んだ
日本プライムリアルティ投資法人<8955.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、バリュエーションの調整が進んだと判断。投資評価を「UNDERPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を42.00万円→44.00万円と引き上げた。
同投資法人の魅力として、（1）ポートフォリオの賃料上昇が今後も続くとみている点、（2）今後3年間のリファイナンスで、DPU（1口当たり分配金）が3.8％程度増加する点、（3）17.12期のＣＳ予想の分配金利回りは3.6％と、東証REIT指数の3.4％よりも魅力的の3点。
しかし、（1）テナントが退去した際の安い募集賃料でのリーシングのリスク、（2）ＣＳが予想する年間の平均的な外部成長は100億～200億円程度、（3）足元のP/NAV1.4倍は東証REIT指数と同程度であり、解散価値の観点からは割安感はない、の3点が投資魅力に欠ける点と指摘。
日本プライムリアルティ投資法人<8955.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、バリュエーションの調整が進んだと判断。投資評価を「UNDERPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を42.00万円→44.00万円と引き上げた。
同投資法人の魅力として、（1）ポートフォリオの賃料上昇が今後も続くとみている点、（2）今後3年間のリファイナンスで、DPU（1口当たり分配金）が3.8％程度増加する点、（3）17.12期のＣＳ予想の分配金利回りは3.6％と、東証REIT指数の3.4％よりも魅力的の3点。
しかし、（1）テナントが退去した際の安い募集賃料でのリーシングのリスク、（2）ＣＳが予想する年間の平均的な外部成長は100億～200億円程度、（3）足元のP/NAV1.4倍は東証REIT指数と同程度であり、解散価値の観点からは割安感はない、の3点が投資魅力に欠ける点と指摘。
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