前場コメント No.4 ＳＵＢＡＲＵ、ライトオン、三菱自動車、ＣＴＣ、マクドナルドなど
★9:05 ＳＵＢＡＲＵ－3日ぶり反落 今期営業益横ばいとの観測 米国で販売競争激化
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が3日ぶり反落。6日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結業績は営業利益が4100億円程度と前期比で横ばいにとどまりそうだと報じられた。
稼ぎ頭の米国市場で販売競争が激化し販売促進費用の積み増しなどで利幅が縮小する見通しだという。世界販売は6％増の110万台弱と過去最高になりそうだが、原材料価格の上昇や研究開発費の積み増しも利益を圧迫するとされる。
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が3日ぶり反落。6日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結業績は営業利益が4100億円程度と前期比で横ばいにとどまりそうだと報じられた。
稼ぎ頭の米国市場で販売競争が激化し販売促進費用の積み増しなどで利幅が縮小する見通しだという。世界販売は6％増の110万台弱と過去最高になりそうだが、原材料価格の上昇や研究開発費の積み増しも利益を圧迫するとされる。
★9:05 ライトオン－三菱ＵＦＪＭＳが「Neutral」へ引き上げ 17.8期でいったん利益は底打ち
ライトオン<7445.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、引き続き業況は厳しいが、今17.8期でいったん利益底打ちとみて、投資判断を「Underweight」→「Neutral」と引き上げた。目標株価は890円を継続。
エクイティストーリーを変更。レーティング引き上げの理由は以下の2点。（1）事業環境の厳しさはなお続くとみられるが、会社側が17.8期下期に在庫消化優先・不採算店舗の退店加速といった施策を打ち出し、17.8期にいったん利益が底打ちする可能性が高まっている。（2）16.8期4Q（6～8月）頃から始まった業績不振は、大幅な株価下落のなか、株式市場でほぼ織り込まれたと考える。
今17.8期上期累計（9～2月）決算では、販売苦戦のなか営業利益は2億円（前年同期比92.0％減）に落ち込んだ。会社側では業績悪化に歯止めをかけるべく上記施策を打ち出すとともに、一時的にコストが膨らむことを踏まえ、今17.8期会社予想営業利益を赤字の20億円まで引き下げた。こうした施策を踏まえ、三菱ＵＦＪＭＳも今17.8期業績予想は下方修正。
ライトオン<7445.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、引き続き業況は厳しいが、今17.8期でいったん利益底打ちとみて、投資判断を「Underweight」→「Neutral」と引き上げた。目標株価は890円を継続。
エクイティストーリーを変更。レーティング引き上げの理由は以下の2点。（1）事業環境の厳しさはなお続くとみられるが、会社側が17.8期下期に在庫消化優先・不採算店舗の退店加速といった施策を打ち出し、17.8期にいったん利益が底打ちする可能性が高まっている。（2）16.8期4Q（6～8月）頃から始まった業績不振は、大幅な株価下落のなか、株式市場でほぼ織り込まれたと考える。
今17.8期上期累計（9～2月）決算では、販売苦戦のなか営業利益は2億円（前年同期比92.0％減）に落ち込んだ。会社側では業績悪化に歯止めをかけるべく上記施策を打ち出すとともに、一時的にコストが膨らむことを踏まえ、今17.8期会社予想営業利益を赤字の20億円まで引き下げた。こうした施策を踏まえ、三菱ＵＦＪＭＳも今17.8期業績予想は下方修正。
★9:06 サイバーエージェント－三菱ＵＦＪＭＳが「Neutral」へ引き下げ 目標株価達成で
サイバーエージェント<4751.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、目標株価達成で、投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は3300円を継続。
以下3点についての見方に変更はなし。（1）AbemaTVの利益貢献の時間軸として、通期の営業黒字は21.9期、（2）インターネット広告事業は、売上高と営業利益を着実に伸ばせる、（3）ゲーム事業はヒットタイトルを継続的に創出できるだろう。
株価変動要因は上方・下方ともに、AbemaTVとゲーム事業。まず、AbemaTVで会社側は今17.9期は200億円の営業損失と開示しているが、来18.9期も同水準の営業損失を掲げるならば、下方への変動要因となりそう。他方、来18.9期は広告売上増とコストコントロールによって営業損失の大幅縮小を掲げるならば、上方への変動要因になる見込み。
サイバーエージェント<4751.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、目標株価達成で、投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は3300円を継続。
以下3点についての見方に変更はなし。（1）AbemaTVの利益貢献の時間軸として、通期の営業黒字は21.9期、（2）インターネット広告事業は、売上高と営業利益を着実に伸ばせる、（3）ゲーム事業はヒットタイトルを継続的に創出できるだろう。
株価変動要因は上方・下方ともに、AbemaTVとゲーム事業。まず、AbemaTVで会社側は今17.9期は200億円の営業損失と開示しているが、来18.9期も同水準の営業損失を掲げるならば、下方への変動要因となりそう。他方、来18.9期は広告売上増とコストコントロールによって営業損失の大幅縮小を掲げるならば、上方への変動要因になる見込み。
★9:07 三菱自－続伸 前期営業益30億円との観測 北米や東南アで販売底堅い
三菱自動車<7211.T>が続伸。7日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結業績は営業損益が30億円程度の黒字を確保できたようだと報じられた。
燃費不正問題の発覚で国内の新車販売が3割ほど落ち込み前の期に比べ98％減になるという。一時は276億円の営業赤字を予想していたが、北米や東南アジアで販売が底堅く、傘下入りした日産自動車<7201.T>の経営管理手法の導入でコスト削減も進んだとされる。
三菱自動車<7211.T>が続伸。7日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結業績は営業損益が30億円程度の黒字を確保できたようだと報じられた。
燃費不正問題の発覚で国内の新車販売が3割ほど落ち込み前の期に比べ98％減になるという。一時は276億円の営業赤字を予想していたが、北米や東南アジアで販売が底堅く、傘下入りした日産自動車<7201.T>の経営管理手法の導入でコスト削減も進んだとされる。
★9:07 ＣＴＣ－大和が目標株価引き上げ NFV技術優位から通信続伸
伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が反発。大和証券では、NFV技術優位から通信続伸とコメント。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価は3630円→4490円と引き上げた。
前17.3期は親密なコンビニ・商社・通信キャリアが受注・売上拡大をけん引した。今18.3期の通信は反動減を覆して成長継続、大和予想は上方修正。NFVとクラウド技術の優位性から成長は長期で持続する見込み。
伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が反発。大和証券では、NFV技術優位から通信続伸とコメント。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価は3630円→4490円と引き上げた。
前17.3期は親密なコンビニ・商社・通信キャリアが受注・売上拡大をけん引した。今18.3期の通信は反動減を覆して成長継続、大和予想は上方修正。NFVとクラウド技術の優位性から成長は長期で持続する見込み。
★9:07 マクドナルド－5日続伸 4月の既存店売上高12.7％増 全店では12.2％増
日本マクドナルドホーディングス<2702.T>が変わらず挟み5日続伸。同社は2日の大引け後に、4月の既存店売上高が前年同月比12.7％増、全店では同12.2％増だったと発表した。既存店ベースの客数は同12.2％増、客単価は同0.4％の上昇となった。
4月は「おいしさ向上宣言」の第3弾として、8年ぶりに肉厚ビーフ100％のレギュラー商品である「グラン」シリーズ3種類を発売し、好評であったとしている。
日本マクドナルドホーディングス<2702.T>が変わらず挟み5日続伸。同社は2日の大引け後に、4月の既存店売上高が前年同月比12.7％増、全店では同12.2％増だったと発表した。既存店ベースの客数は同12.2％増、客単価は同0.4％の上昇となった。
4月は「おいしさ向上宣言」の第3弾として、8年ぶりに肉厚ビーフ100％のレギュラー商品である「グラン」シリーズ3種類を発売し、好評であったとしている。
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