前場コメント No.8 プラッツ、白銅、伊藤忠商事、ほぼ日、JUKIなど

2017/05/08(月) 11:30
★9:24  イビデン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 見通しは徐々に良化
 イビデン<4062.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、見通しは徐々に良化しており、マレーシア稼働率上昇の確度を見極めたいとコメント。投資判断「Underweight」を継続も、目標株価は1300円→1650円と引き上げた。
 「電子」では業績回復への道筋が明示され、見通しが徐々に明るくなってきた。PCB(プリント配線板)のマレーシア工場は3分の1をモジュール対応、3分の1をMSAP工法対応とし、2Q(7~9月)から稼働率を引き上げる方針。FCパッケージ基板はデータセンター・車載向け需要が拡大するとの同社見通し。FC-CSPの再浮上には2~3年を要する計画。今18.3期を見る上では、北米スマホ向けMSAP工法PCBで稼働を計画通り高められるかが重要と指摘。

★9:27  プラッツ-急騰 3Q累計営業益9.8倍 福祉用具流通市場に復調の兆し
 プラッツ<7813.T>が急騰。同社は2日に、17.6期の3Q累計(7月-3月)の連結営業利益は1億2800万円(前年同期比9.8倍)だったと発表した。
 福祉用具流通市場に年明けから復調の兆しが見られたことや介護用電動ベッド「Rafio(ラフィオ)」の売れ行きが好調だったこと、高齢者施設市場の販売実績が増加したことなどが寄与した。なお、通期の会社計画3億4000万円は据え置いた。

★9:30  大東建託-大和が目標株価引き上げ 建築営業人員増強と受注回復が課題
 大東建託<1878.T>が9日続伸。大和証券では、建築営業人員増強と受注回復が課題とし、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は16000円→16300円と引き上げた。
 今18.3期会社計画の完成工事総利益率はやや保守的な印象。今18.3期大和の営業利益予想は従来予想比+40億円へ上方修正。ただし、株価の本格回復には、受注の回復が必要との見方を示した。

★9:32  白銅-3日続伸 今期2割営業増益との観測 半導体製造装置向けにアルミ素材伸びる
 白銅<7637.T>が3日続伸。3日付の日経新聞朝刊で、同社は18.3期の連結営業利益が24億円程度と、前期推定比で2割ほど増えそうだと報じられた。
 半導体や有機ELの製造装置向けに主力のアルミ素材の販売が伸びるという。米国の建材向けの伸びや中国の生産抑制の見方が強まり、アルミ相場が上昇傾向にあることも利益を押し上げるとされる。

★9:36  伊藤忠商事-野村が目標株価引き上げ 株式市場の期待に沿う好決算
 伊藤忠商事<8001.T>が10日続伸。野村証券では、株式市場の期待に沿う好決算と評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2020円→2070円と引き上げた。
 前17.3期親会社株主利益は3522億円と野村予想3750億円を下回ったが、1~3月期に一過性の損益がネットで495億円の損失となったことが主因。今18.3期の親会社株主利益計画は4000億円と従来の野村予想と同水準となるなど、持続的な利益成長を示す好決算。自社株買いや増配など株主還元策の強化も高く評価。適正PBRはキャッシュ創出力の改善や株主還元施策を評価し、従来の1.3倍から1.3~1.4倍程度に引き上げて目標株価を算出。

★9:38  ほぼ日-ストップ高 レオス・キャピタルワークスが5.08%の株を新規取得
 ほぼ日<3560.T>がストップ高。レオス・キャピタルワークス(東京都千代田区)が、同社の11万7500株を新規取得したと伝えられたことが手がかり。5月2日16時39分公表の大量保有報告書(5%ルール)で判明したもの。保有割合は5.08%。

★9:38  JUKI-急騰  上期営業益48%増見込む 1Q営業益は47%増
 JUKI<6440.T>が急騰。同社は2日に、従来未定としていた17.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を30.0億円(前期比47.9%増)と発表した。なお、通期の業績予想に変更はない。
 併せて発表した、17.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は21.4億円(前年同期比47.0%増)だった。収益性を重視した販売活動の展開やコストダウンなどによる利益率改善などが寄与した。


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