前場コメント No.10 日本電産、夢真HD、JSR、野村HD、ジャムコなど

2017/05/08(月) 11:30
★9:50  日本電産-JPモルガンが目標株価引き上げ 2020年度までの営業利益CAGR15%を予想
 日本電産<6594.T>が続伸。JPモルガン証券では、2020年度までの営業利益CAGR15%を予想。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を12000円→13000円と引き上げた。
 精密小型モーター事業の利益見通しを引き上げ、業績予想を上方修正。引き続き車載および家電、商業、産業用など中型モーターを成長ドライバーに2020年度の営業利益は2,430億円、2016年度からのCAGRは15%を予想。
 目標株価は18年度PER25倍で算出した13000円に引き上げ。セクター平均に対して10ポイントのプレミアムは中期成長力を反映しており、PEGレシオは1.7倍と妥当水準。会社が中期戦略目標とする2020年度営業利益3000億円を織り込む局面では、さらに上値余地は広がるとの見方を示した。

★9:52  キヤノンMJ-9日続伸 「LEGOLAND Japan」でフォトブックサービスを提供
 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が9日続伸。同社は5月2日の大引け後に、4月1日に愛知県に開園したテーマパーク「LEGOLAND Japan」のオフィシャルマーケティングパートナーとして、フォトブックサービスを提供すると発表した。
 LEGOLANDJapanのパーク内で自動撮影ができるアトラクションやパーク内にいるフォトグラファーに撮影してもらった写真で、LEGOLAND Japanでしか手に入らないオリジナルの高品質フォトブックを作成し、注文することができるというもの。

★9:53  夢真HD-3日ぶり急反落 上期7%営業増益も通期進ちょく軟調を嫌気
 夢真ホールディングス<2362.T>が3日ぶり急反落。同社は2日、17.9期上期(10-3月)の連結営業利益が12.9億円(前年同期比6.5%増)だったと発表した。
 建築技術者派遣事業で派遣単価の改善が順調に進んだとしている。しかし、通期計画36.0億円に対する進ちょくは35.8%と軟調であり、株価は下落している。

★9:53  JSR-三菱UFJMSが目標株価引き上げ ライフサイエンス事業に拡大の兆し
 JSR<4185.T>が4日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ライフサイエンス事業に拡大の兆しとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1690円→1800円と引き上げた。
 ライフサイエンス事業はKBI社、医学生物学研究所、JSR独自の材料の3つに大別される。このうち、KBI社の売上高が17年1~3月から急速に拡大しているもよう。また、JSR独自材料であるプロテインA担体(抗体医薬製造工程中の精製プロセスで使用される)も、同じ時期に売上高を拡大。ライフサイエンス事業が完全に高成長軌道に乗ったとはまだ言えないが、その兆しが出てきたことはポジティブに評価されるとした。
 半導体材料も、半導体市場全体の活況を受けて好調が続く見込み。今18.3期の同事業売上高は前年比6.8%増と予想。このうち、ArFレジストは同10%程度、CMPスラリーは同20%程度の伸びを想定。

★9:57  野村HD-大和が目標株価引き下げ コスト削減が進展 大規模な自社株取得の発表も
 野村ホールディングス<8604.T>が続伸。大和証券では、コスト削減が進展していると判断。大規模な自社株取得の発表も注目するとして、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は800円→730円と引き下げた。
 4Q決算はホールセール部門の改善によって前年同期から黒字へ転換。損益分岐点の引き下げによって、利益を生み出しやすい収益構造になったと注目。自社株取得(上限800億円)の発表は前向きに評価できるとした。

★10:05  ジャムコ-急反発 前期営業利益を上方修正 円安や経費削減など寄与
 ジャムコ<7408.T>が急反発。同社は2日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.0億円から21.3億円(前期比75.8%減)へと引き上げると発表した。
 期末にかけて為替相場が想定為替レート1ドル105円に対して円安で推移したほか、経費節減なども寄与した。


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