前場コメント No.15 いすゞ自動車、コメリ、丸文、三菱重工業、大東建託など
★10:52 コーエーテクモ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 株価水準は期待先行で割高
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価水準は期待先行で割高とみて、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は1320円→1510円と引き上げた。
現状の同社株価は割高との見方を継続するのは、従来通り、（1）複数の新作投入によるモバイルゲーム収益拡大、（2）高水準の運用収益維持などの期待をすでに過度に織り込んでいると考えるため。
足もとにおいて、株高、円安など金融市場が安定化しているため運用収益改善を想定、今18.3期、来19.3期と2期ともに営業外収支予想を38億円（従来28億円）と従来比10億円増額修正することが主因とした。
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価水準は期待先行で割高とみて、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は1320円→1510円と引き上げた。
現状の同社株価は割高との見方を継続するのは、従来通り、（1）複数の新作投入によるモバイルゲーム収益拡大、（2）高水準の運用収益維持などの期待をすでに過度に織り込んでいると考えるため。
足もとにおいて、株高、円安など金融市場が安定化しているため運用収益改善を想定、今18.3期、来19.3期と2期ともに営業外収支予想を38億円（従来28億円）と従来比10億円増額修正することが主因とした。
★10:54 いすゞ－10日続伸 前期15％営業減益との観測 中東向け販売振るわず
いすゞ自動車<7202.T>が10日続伸。3日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期は連結営業利益が前の期に比べ15％減の1450億円程度になったようだと報じられた。
従来予想（13％減の1500億円）をやや下回ったという。国内販売は伸びたものの、サウジアラビアなど中東向けの販売が振るわなかったとしている。海外市場の一部で販売競争が激化したことも響いたもよう。しかし、堅調な地合いのなかで株価へのネガティブな影響は限定的だ。
いすゞ自動車<7202.T>が10日続伸。3日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期は連結営業利益が前の期に比べ15％減の1450億円程度になったようだと報じられた。
従来予想（13％減の1500億円）をやや下回ったという。国内販売は伸びたものの、サウジアラビアなど中東向けの販売が振るわなかったとしている。海外市場の一部で販売競争が激化したことも響いたもよう。しかし、堅調な地合いのなかで株価へのネガティブな影響は限定的だ。
★10:56 コメリ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 改装・大型店出店加速で攻めの営業姿勢に
コメリ<8218.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、改装・大型店出店の加速で攻めの営業姿勢に転換していると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は3040円→3200円と引き上げた。
エクイティストーリーは変更なし。強気継続の理由は、EDLP施策や品ぞろえ見直しといった会社施策が商品粗利率改善や増収ペース加速につながる可能性が高まってきたとみていること。前17.3期は営業減益ながら、前17.3期下期には灯油を除く粗利率が改善し始め、改装店舗中心に「アイテム数と在庫の減少」「売上増」の効果も出てきた。会社では各種施策の効果が出てきたとして、今18.3期には改装や大型店の出店加速など攻めの営業姿勢に転換する。業績予想を上方修正。
コメリ<8218.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、改装・大型店出店の加速で攻めの営業姿勢に転換していると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は3040円→3200円と引き上げた。
エクイティストーリーは変更なし。強気継続の理由は、EDLP施策や品ぞろえ見直しといった会社施策が商品粗利率改善や増収ペース加速につながる可能性が高まってきたとみていること。前17.3期は営業減益ながら、前17.3期下期には灯油を除く粗利率が改善し始め、改装店舗中心に「アイテム数と在庫の減少」「売上増」の効果も出てきた。会社では各種施策の効果が出てきたとして、今18.3期には改装や大型店の出店加速など攻めの営業姿勢に転換する。業績予想を上方修正。
★11:00 丸文－急騰 前期営業益を上方修正 高利益率商品の売上構成比の上昇で
丸文<7537.T>が急騰。同社は2日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の19.0億円から28.0億円（前期比12.8％減）へと引き上げると発表した。
自動車や産業機器向け半導体など利益率の高い商品の売上構成比が上昇したことや為替レートが想定よりも円安で推移したこと、人件費や販売活動費など販管費の節減に努めたことなどが寄与する。
丸文<7537.T>が急騰。同社は2日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の19.0億円から28.0億円（前期比12.8％減）へと引き上げると発表した。
自動車や産業機器向け半導体など利益率の高い商品の売上構成比が上昇したことや為替レートが想定よりも円安で推移したこと、人件費や販売活動費など販管費の節減に努めたことなどが寄与する。
★11:04 三菱重－4日続伸 国内主要造船会社が次世代船の開発で提携
三菱重工業<7011.T>が4日続伸。5日付の日経新聞朝刊で、同社や国内建造量首位の今治造船（愛媛県今治市）など10社を超える国内の主要造船会社が次世代船の開発で提携すると報じられた。
自動運航システムや燃費改善につながる新技術などを共同で開発するという。リーマン・ショック時を超える造船不況で国内各社は建造拠点の閉鎖などを迫られており、得意の技術力を生かして高機能化で先行し、韓国・中国勢との価格競争からの脱却を図るもよう。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
三菱重工業<7011.T>が4日続伸。5日付の日経新聞朝刊で、同社や国内建造量首位の今治造船（愛媛県今治市）など10社を超える国内の主要造船会社が次世代船の開発で提携すると報じられた。
自動運航システムや燃費改善につながる新技術などを共同で開発するという。リーマン・ショック時を超える造船不況で国内各社は建造拠点の閉鎖などを迫られており、得意の技術力を生かして高機能化で先行し、韓国・中国勢との価格競争からの脱却を図るもよう。今後の業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。
★11:04 大東建託－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 業績予想を減額修正
大東建託<1878.T>が9日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を減額修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は17800円→16600円と引き下げた。
エクイティストーリーにポジティブ要因とネガティブ要因が混在するため、レーティングは「中立」。同社に対するポジティブな見方は、（1）総還元性向80％という高株主還元銘柄であり、（2）相続税対策という構造的要因を事業のターゲットとしているという2点。一方、同社に対するネガティブな見方は、（1）足もとの受注モメンタムが低迷している、（2）金融機関によるアパート向け融資の厳格化、（3）賃貸住宅需給緩和に伴う投資マインドの低下懸念。
いずれも循環的要因であり、改善傾向が見えてくれば投資家の見方もポジティブ方向に変わってくるとの見方を示した。
大東建託<1878.T>が9日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を減額修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は17800円→16600円と引き下げた。
エクイティストーリーにポジティブ要因とネガティブ要因が混在するため、レーティングは「中立」。同社に対するポジティブな見方は、（1）総還元性向80％という高株主還元銘柄であり、（2）相続税対策という構造的要因を事業のターゲットとしているという2点。一方、同社に対するネガティブな見方は、（1）足もとの受注モメンタムが低迷している、（2）金融機関によるアパート向け融資の厳格化、（3）賃貸住宅需給緩和に伴う投資マインドの低下懸念。
いずれも循環的要因であり、改善傾向が見えてくれば投資家の見方もポジティブ方向に変わってくるとの見方を示した。
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