後場コメント No.1 ヤマハ、ＪＦＥＨＤ、コロワイド、カネカ、デンカなど
★12:30 ヤマハ－ドイツ証が「Buy」へ引き上げ 再び利益成長フェーズに突入
ヤマハ<7951.T>がもみ合い。ドイツ証券では、再び利益成長フェーズに突入していると判断。レーティングを「Hold」→「Buy」、目標株価を3000円→4000円と引き上げた。
業績予想を上方修正。過去数年間の同社の営業利益を振り返ると、中田社長が就任した14.3期以降、毎年2ケタの利益成長を達成してきた。前17.3期は為替など外部要因の影響もあり、増益は難しいとみられていたが、コスト削減などで前の期比+9％増益を達成。楽器の販売数量増加だけでなく、値上げやコスト削減による利益成長が見込める稀有な会社であり、今18.3期以降も高い利益成長を予想。
ヤマハ<7951.T>がもみ合い。ドイツ証券では、再び利益成長フェーズに突入していると判断。レーティングを「Hold」→「Buy」、目標株価を3000円→4000円と引き上げた。
業績予想を上方修正。過去数年間の同社の営業利益を振り返ると、中田社長が就任した14.3期以降、毎年2ケタの利益成長を達成してきた。前17.3期は為替など外部要因の影響もあり、増益は難しいとみられていたが、コスト削減などで前の期比+9％増益を達成。楽器の販売数量増加だけでなく、値上げやコスト削減による利益成長が見込める稀有な会社であり、今18.3期以降も高い利益成長を予想。
★12:31 ＪＦＥＨＤ－野村が目標株価引き下げ 在庫評価損益以外の見方に大きな変更はない
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が反落。野村証券では、在庫評価損益以外の見方に大きな変更はないとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2230円→2020円と引き下げた。
同社が近年、積極的に実施しているコークス炉の改修など製鉄所の上工程の更新投資の効果や鋼材値上げの進展により、今18.3期には前期比で大幅な増益が予想される。ただし、株価は野村が予想している程度の業績回復は織り込んでいると判断。一段の株価上昇には、業界環境としては、中国での供給過剰の構造問題に一段の改善がみられること、また、同社独自要因としてはベトナムや北米での海外プロジェクトの迅速な進展やM&A（合併・買収）策などにより、中期的な成長が見えてくることなどが必要とした。
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が反落。野村証券では、在庫評価損益以外の見方に大きな変更はないとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2230円→2020円と引き下げた。
同社が近年、積極的に実施しているコークス炉の改修など製鉄所の上工程の更新投資の効果や鋼材値上げの進展により、今18.3期には前期比で大幅な増益が予想される。ただし、株価は野村が予想している程度の業績回復は織り込んでいると判断。一段の株価上昇には、業界環境としては、中国での供給過剰の構造問題に一段の改善がみられること、また、同社独自要因としてはベトナムや北米での海外プロジェクトの迅速な進展やM&A（合併・買収）策などにより、中期的な成長が見えてくることなどが必要とした。
★12:31 コロワイド－続伸 中国本土に焼き肉チェーン「牛角」1号店開設
コロワイド<7616.T>が続伸。3日付の日経新聞朝刊で、同社が中国本土に進出すると報じられた。
傘下のレインズインターナショナルを通じて今夏に焼き肉チェーン「牛角」1号店を開き、しゃぶしゃぶ「温野菜」と牛角を合わせて今後5年間で130店まで広げるという。同社は2002年に台湾、10年に香港に進出し店舗網を拡大してきたが、中国本土への進出で海外展開に弾みをつける考えのもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
コロワイド<7616.T>が続伸。3日付の日経新聞朝刊で、同社が中国本土に進出すると報じられた。
傘下のレインズインターナショナルを通じて今夏に焼き肉チェーン「牛角」1号店を開き、しゃぶしゃぶ「温野菜」と牛角を合わせて今後5年間で130店まで広げるという。同社は2002年に台湾、10年に香港に進出し店舗網を拡大してきたが、中国本土への進出で海外展開に弾みをつける考えのもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★12:31 巴コーポレーション－急騰 前期営業益を上方修正 鉄構建設事業の工事採算の改善で
巴コーポレーション<1921.T>が急騰。同社は8日11時15分に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の20.0億円から27.0億円（前期比0.6％増）へと引き上げると発表した。鉄構建設事業の工事採算の改善にともない完成工事総利益が増加する見通しとなったことが寄与する。
巴コーポレーション<1921.T>が急騰。同社は8日11時15分に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の20.0億円から27.0億円（前期比0.6％増）へと引き上げると発表した。鉄構建設事業の工事採算の改善にともない完成工事総利益が増加する見通しとなったことが寄与する。
★12:34 カネカ－野村が目標株価引き下げ エレクトロニクスの改善や研究開発の成果が注目点
カネカ<4118.T>が3日続伸。野村証券では、エレクトロニクスの改善や研究開発の成果が注目点とコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1000円→980円と引き下げた。
ニッチ製品を扱う化成品・機能樹脂などの安定した事業がある一方、為替、原料の影響を受けやすい事業があることから、株価評価に当たってはディスカウントは妥当と判断。今18.3期以降は、合成繊維やライフサイエンス、機能樹脂での拡販により増益が続く一方、中期的な業績拡大を見据えた研究開発費などの固定費負担が重く、この成果が出せるかどうかが課題。ライフサイエンスでの拡販や既存事業とのシナジーを生み出すM&A（合併・買収）、エレクトロニクスでの想定以上の拡販や新製品による業績拡大が確認できれば、現状より高い評価は可能とした。
カネカ<4118.T>が3日続伸。野村証券では、エレクトロニクスの改善や研究開発の成果が注目点とコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1000円→980円と引き下げた。
ニッチ製品を扱う化成品・機能樹脂などの安定した事業がある一方、為替、原料の影響を受けやすい事業があることから、株価評価に当たってはディスカウントは妥当と判断。今18.3期以降は、合成繊維やライフサイエンス、機能樹脂での拡販により増益が続く一方、中期的な業績拡大を見据えた研究開発費などの固定費負担が重く、この成果が出せるかどうかが課題。ライフサイエンスでの拡販や既存事業とのシナジーを生み出すM&A（合併・買収）、エレクトロニクスでの想定以上の拡販や新製品による業績拡大が確認できれば、現状より高い評価は可能とした。
★12:37 デンカ－野村が目標株価引き上げ 利益改善局面だが株価には織り込まれていよう
デンカ<4061.T>が4日ぶり反発。野村証券では、利益改善局面だが株価には織り込まれていようとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は520円→610円と引き上げた。
ワクチン事業など安定した高収益源を持つ一方、為替や市況の影響を受けやすいエラストマー・機能樹脂や国内での需要増加を見込みづらいインフラ・ソーシャルソリューション（セメント関連など）を持ち、過去5年平均ではRN Large（除く金融）に対してPERは20～30％のディスカウントで推移してきた。今18.3期は前17.3期の悪材料がはく落して大幅増益を予想するとしたが、現状株価にはすでに織り込まれていると推察。今後、ライフサイエンス分野での上市・普及が急速に進めば、現状より高い評価は可能とした。
デンカ<4061.T>が4日ぶり反発。野村証券では、利益改善局面だが株価には織り込まれていようとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は520円→610円と引き上げた。
ワクチン事業など安定した高収益源を持つ一方、為替や市況の影響を受けやすいエラストマー・機能樹脂や国内での需要増加を見込みづらいインフラ・ソーシャルソリューション（セメント関連など）を持ち、過去5年平均ではRN Large（除く金融）に対してPERは20～30％のディスカウントで推移してきた。今18.3期は前17.3期の悪材料がはく落して大幅増益を予想するとしたが、現状株価にはすでに織り込まれていると推察。今後、ライフサイエンス分野での上市・普及が急速に進めば、現状より高い評価は可能とした。
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