後場コメント No.6 コクヨ、トラスコ中山、日本海洋掘削、アイホン、PRTIMESなど

2017/05/08(月) 15:00
★13:43  コクヨ-6日続伸 SCSKと協業し「事務作業効率化ソリューション」提供開始
 コクヨ<7984.T>が6日続伸。8日に、同社はSCSK<9719.T>と協業し、企業向けに「事務作業効率化ソリューション」の提供を6月から開始すると発表した。
 コクヨが提供する企業間取引支援クラウドサービス「@Tovas(アットトバス)」と、SCSKが提供するWebアプリ作成・運用のクラウドサービス「CELF(セルフ)」を連携させるという。「事務作業効率化ソリューション」は、パソコンでの画面操作で、FAXや郵送が可能で、時間や場所を選ばずに事務作業ができるようになるとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★13:43  トラスコ中山-続伸 1Qは2%最終増益との観測 工場向けにマスク・手袋など伸びる
 トラスコ中山<9830.T>が続伸。3日付の日経新聞朝刊で、同社の17.12期1Q(1-3月)の単独税引き利益は27億円強と前年同期に比べ2%前後増えたもようだと報じられた。
 パート社員の時給引き上げなどで人件費が膨らんだが、ネット通販会社からの引き合いが増え、主要販路の工場向けも作業用マスクや手袋など消耗品の販売が伸びたという。

★13:45  大気社など-PM2.5関連が後場上げ幅拡大 西日本を中心に黄砂・PM2.5観測と報道で
 大気社<1979.T>、神栄<3004.T>、ニッケ<3201.T>、シキボウ <3109.T>、東亜ディーケーケー<6848.T>など、「PM2.5」関連銘柄の一角が後場に入って上げ幅を拡大。西日本を中心に黄砂が観測されており、中でも福岡では「PM2.5」の濃度も上がっているとされ、関連銘柄が物色されているもよう。5月7日は、北海道から九州まで広い範囲で黄砂を観測したが、気象庁の予想では8日も西日本を中心に黄砂が予想されている。

★13:50  日本海洋掘削と三井海洋開発-大幅高 経産省が愛知・三重県沖で天然ガス産出を確認
 日本海洋掘削<1606.T>、三井海洋開発<6269.T>が大幅高。経済産業省が5月4日、4月下旬から愛知・三重県沖で実施しているメタンハイドレートの商業化に向けた実験で、天然ガスの産出を確認したと発表しており、思惑的な買いが入っているもよう。
 海底で採掘されるメタンハイドレートは分解すると天然ガスが得られる氷状の塊で、「燃える氷」とも呼ばれる。海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」が海底からメタンハイドレートを取り出し、天然ガスを抽出する。

★13:53  アイホン-後場上げ幅拡大 今期19%営業増益見込む 新商品の販売推進などで
 アイホン<6718.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日13時40分に、18.3期通期の連結営業利益予想を33.0億円(前期比18.9%増)と発表した。新商品の販売活動を推進するとともに、より地域に密着した営業活動を推進し、国内で培った物件受注プロセス管理のしくみを活かして物件の受注拡大に繋げるとしている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は27.8億円(前期比8.9%減)だった。
 併せて、17.3期の期末配当予想について15円→17円(前期は15円)に修正すると発表した。年間配当は30円→32円(前期は30円)となる。

★13:54  PRTIMES-後場上げ幅拡大 京都銀行と業務提携 中小企業の広報支援で
 PR TIMES<3922.T>が後場上げ幅拡大。日本経済新聞・電子版で5月8日12時30分に、京都銀行が中小企業などの取引先を対象に、広報活動の支援に乗り出すと伝えられたことが材料。
 記事の中で、プレスリリース配信大手の「PR TIMES」と業務提携し、取引先が同社のサービスを利用して新製品などをPRできるようにすると報じられている。広報活動に手が回らない中小などの情報発信を支援し、事業拡大を後押しするもの。PR TIMESが金融機関とこのような提携をするのは初めて。


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