後場コメント No.7 モリ工業、オリエンタルランド、ツガミ、第一三共、リケンテクノスなど

2017/05/08(月) 15:00
★13:56  モリ工業-後場マイナス転換 今期10%営業減益見込む 前期は82%増益着地
 モリ工業<5464.T>が後場マイナス転換。同社は8日、18.3期通期の連結営業利益予想を37.0億円(前期比10.3%減)にすると発表した。
 前期の増益要因の一つである製品価格と材料価格の値差の拡大が、今期では材料価格の値上がりにより、順次縮小すると予想している。
 17.3期通期の営業利益は41.3億円(前の期比82.4%増)だった。製品価格と材料価格の値差の拡大、生産量増加による生産コストの低減、在庫評価損の縮小などが寄与した。

★13:59  オリエンタルランド-3日続伸 新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」公開
 オリエンタルランド<4661.T>が3日続伸。同社が5月8日、東京ディズニーシー(千葉県浦安市、TDS)で映画「ファインディング・ニモ」をテーマにした新アトラクションを初公開したことが各メディアで伝えられており、注目されているもよう。
 TDSでの新アトラクション導入は2015年の「マーメイドラグーンシアター」リニューアル以来で、2年ぶり。12日にグランドオープン予定の「ニモ&フレンズ・シーライダー」は、映画の世界観を表現した映像とキャビンに乗り込むライドシステムを組み合わせてた屋内型アトラクション。総投資額は約50億円で、16年に閉鎖した「ストームライダー」の跡地に建設されている。

★14:00  ツガミ-大幅続伸 今期6割営業増益との観測 中国で車やスマホ向け工作機械好調
 ツガミ<6101.T>が大幅続伸。3日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結営業利益は、前期推定比6割増の50億円強になる見通しだと報じられた。
 中国で自動車やスマートフォン(スマホ)向けの工作機械需要が好調に推移するという。旋盤の機能を高め従来より高価格の製品を拡充するのも利益を押し上げるとされる。

★14:03  第一三共-大幅に9日続伸 抗凝固剤「エドキサバン」のENVISAGE-TAVI AF試験開始
 第一三共<4568.T>が大幅に9日続伸。同社は8日に、経口抗凝固剤エドキサバンのライフサイクルマネジメントの一環として、ENVISAGE-TAVI AF試験を開始したと発表した。
 ENVISAGE-TAVI AF試験は、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)を施行した心房細動(AF)患者を対象とした抗血栓療法として、抗凝固剤と抗血小板薬の併用または抗凝固剤の単独投与において、経口抗凝固剤エドキサバンの投与群と、現在の標準療法であるワルファリンの投与群を比較し、エドキサバンの安全性および有効性を評価するものという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★14:08  アドバンストメディア-上げ幅拡大 放送局向けの音声文字化システムを朝日放送と開発
 アドバンスト・メディア<3773.T>が上げ幅拡大。同社は5月8日午後、音声認識技術AmiVoiceを活用した放送局向けの音声文字化システムを、朝日放送<9405.T>と共同開発したと発表した。
 4月より報道局において試験運用を開始。中継やインタビュー取材・記者会見など、即時性が求められる映像音声の文字化に特化したシステム。多忙な記者でも簡単に編集業務が行えるよう、ワンクリックで起動と音声認識が行えるリアルタイム性と操作性を実現したとしている。

★14:10  リケンテクノス-後場上げ幅拡大 今期11%営業増益見込む グローバル経営の深化で
 リケンテクノス<4220.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日14時に、18.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円(前期比10.9%増)と発表した。18.3期は3カ年中期経営計画の2年目であり、全事業のグローバル経営の深化を進め、計画達成に向けて全グループを挙げて取り組むとしている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は58.6億円(前期比15.3%増)だった。食品包材事業が、生産性改善および低採算仕入商品の採算是正などにより増益となったことなどが寄与した。


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