後場コメント No.8 アドソル日進、東京海上、日成ビルド、SDSバイオ、昭和電工など

2017/05/08(月) 15:00
★14:13  アドソル日進-3日ぶり反発 前期4割営業増益との観測 料金管理システムなど伸びる
 アドソル日進<3837.T>が3日ぶり反発。3日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の単独営業利益は、7億6000万円前後となったようだと報じられた。
 前の期から4割増え、過去最高を更新したという。従来予想は39%増の7億5000万円だった。電力小売り自由化を受け、料金管理システムなどの受注が伸びたとされる。

★14:13  東京海上HD-3日続伸 M&Aで前期経常収益拡大 純利益は下方修正
 東京海上ホールディングス<8766.T>が3日続伸。同社は8日、17.3期通期の連結経常収益予想を従来の4兆5791億円から5兆2320億円(前の期比14.3%増)へと引き上げると発表した。M&Aにより、業績の追加効果が寄与した。
 純利益予想については、従来の2800億円から2730億円(同7.3%増)へと引き下げた。

★14:14  TKC-3日続伸 全国96団体で「複式簿記・日々仕訳」による処理がスタート
 TKC<9746.T>が3日続伸。同社は5月8日9時に、提供する「TASKクラウド公会計システム」を利用する94団体において、2019年度から民間企業と同じく「複式簿記・日々仕訳」による処理がスタートしたと発表した。
 TASKクラウド公会計システムは「統一的な会計基準」に準拠し、全国に先駆けて民間企業と同じく日々仕訳による複式簿記に対応したLGWANクラウドサービス。これにより、2018年度から先行稼働した2団体(奈良県香芝市、栃木県益子町)とあわせて、同社システムで日々仕訳方式を採用したのは96団体になったとしている。

★14:16  KSK-8日続伸 今期4%営業増益見込む 前期は11%増益着地
 KSK<9687.T>が8日続伸。同社は2日、18.3期通期の連結営業利益予想を13.0億円(前期比4.1%増)にすると発表した。
 17.3期通期営業利益は12.5億円(前の期比10.9%増)だった。稼働率の向上や受注単価改善などが寄与した。

★14:16  日成ビルド-後場急騰 前期営業益を上方修正 売上高の増加で 増配も発表
 日成ビルド工業<1916.T>が後場急騰。同社は8日14時に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の56.0億円から66.4億円(前期比55.2%増)へと引き上げると発表した。システム建築事業および総合建設事業の上振れによる売上高の増加が寄与する。
 併せて、17.3期の期末配当予想を18円→20円(前期は16円)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。

★14:18  SDSバイオテック-反発 米国で農薬「Butte」の農薬登録を取得
 エス・ディー・エス バイオテック<4952.T>が3日ぶり反発。5月8日付け化学工業日報で、同社が米国で、水稲用除草剤ベンゾビシクロンを含む農薬「Butte」の農薬登録を取得したと伝えられている。
 米ゴワン社からカリフォルニア州向け専用製剤として今年の水稲用除草剤シーズンからの販売が予定されている。ベンゾビシクロンの海外展開は重点施策の1つ。今後はコロンビア、中国、イタリア、スペインでの登録取得を目指していると報じられた。

★14:22  昭和電工-反発 酢酸エチルを増産と報道 大分で触媒改良などにより生産性向上
 昭和電工<4004.T>が反発。5月8日付け化学工業日報で、同社が酢酸エチルを増産すると伝えられた。
 大分の年産能力10万トン設備で、触媒改良などによる生産性向上で能力を年5000トン~1万トン程度引き上げる。酢エチは他溶剤からの代替もあり、国内需要が底堅い。来年の大分コンビナートの大規模定期修理に備え、今年夏以降は能力を最大限発揮して増産し、在庫を積み増していくと報じられている。


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