後場コメント No.1 ソニー、帝人、ドンキホーテ、日本ガイシ、東京ガスなど
★12:30 ソニー－続伸 既存家電事業の予想を上方修正 「買い」継続
ソニー<6758.T>が続伸。シティグループ証券では、既存家電事業の予想を上方修正。投資評価「1（買い）」を継続、目標株価を4100円→4600円と引き上げた。
業績予想はデジカメ、液晶テレビを中心に売上高、利益ともに上方修正。ゲームや半導体の「グロース」が評価されがちだが、ここからは古くからある家電事業の業績拡大や利益構造の改善が全体業績と株価を押し上げる側面に注目。今18.3期営業利益は会社計画の5000億円を過達すると予想。5月23日のIR Dayで長期視点の新規事業について若干振れられれば、さらに株価の材料になる可能性もあるとの見方を示した。
ソニー<6758.T>が続伸。シティグループ証券では、既存家電事業の予想を上方修正。投資評価「1（買い）」を継続、目標株価を4100円→4600円と引き上げた。
業績予想はデジカメ、液晶テレビを中心に売上高、利益ともに上方修正。ゲームや半導体の「グロース」が評価されがちだが、ここからは古くからある家電事業の業績拡大や利益構造の改善が全体業績と株価を押し上げる側面に注目。今18.3期営業利益は会社計画の5000億円を過達すると予想。5月23日のIR Dayで長期視点の新規事業について若干振れられれば、さらに株価の材料になる可能性もあるとの見方を示した。
★12:30 帝人－後場マイナス転換 今期10％営業増益見込むも市場予想下回る
帝人<3401.T>が後場マイナス転換。同社は9日前引け後、18.3期通期の連結営業利益予想を620億円（前期比9.7％増）にすると発表した。市場予想は640億円。
17.3期通期の営業利益は565億円（前の期比15.8％減）だった。年度前半の円高影響に加え、樹脂事業などの構造改革に伴う生産体制適正化や、薬価改定、新薬導入費用の計上などが響いた。
帝人<3401.T>が後場マイナス転換。同社は9日前引け後、18.3期通期の連結営業利益予想を620億円（前期比9.7％増）にすると発表した。市場予想は640億円。
17.3期通期の営業利益は565億円（前の期比15.8％減）だった。年度前半の円高影響に加え、樹脂事業などの構造改革に伴う生産体制適正化や、薬価改定、新薬導入費用の計上などが響いた。
★12:31 ドンキホーテ－みずほが目標株価引き上げ 消費者の需要の変化に的確に対応
ドンキホーテホールディングス<7532.T>が3日続伸。みずほ証券では、消費者の需要の変化に的確に対応し、業績は順調に推移していると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は4800円→5100円と引き上げた。
今17.6期3Q（1～3月）営業利益は前年比15.3％増の107.95億円。みずほ予想（17.4％増の110億円）と比較して大きなサプライズはなし。GMSなどの大手小売企業の閉店増加により、出店立地が増加。権限委譲と個店主義の徹底により、消費者の需要の変化に的確に対応した商品・価格戦略を継続し、シェア獲得が続くとの見方に変更はないとした。
ドンキホーテホールディングス<7532.T>が3日続伸。みずほ証券では、消費者の需要の変化に的確に対応し、業績は順調に推移していると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価は4800円→5100円と引き上げた。
今17.6期3Q（1～3月）営業利益は前年比15.3％増の107.95億円。みずほ予想（17.4％増の110億円）と比較して大きなサプライズはなし。GMSなどの大手小売企業の閉店増加により、出店立地が増加。権限委譲と個店主義の徹底により、消費者の需要の変化に的確に対応した商品・価格戦略を継続し、シェア獲得が続くとの見方に変更はないとした。
★12:31 日本ガイシ－3日続伸 世界シェア首位のディーゼル車向け排ガス浄化装置の生産拡大
日本ガイシ<5333.T>が3日続伸。9日付の日経新聞電子版で、同社が世界シェア首位のディーゼル車向けの排ガス浄化装置の生産を拡大すると報じられた。
タイや中国、ポーランドを中心に投資し、2020年をメドに生産能力を年200万個前後高めるという。現在からほぼ3割増えるとされる。環境規制の強化や新興国の商用車の需要増で浄化装置の市場は拡大が見込まれ、増産で世界シェア5割を維持するもよう。
日本ガイシ<5333.T>が3日続伸。9日付の日経新聞電子版で、同社が世界シェア首位のディーゼル車向けの排ガス浄化装置の生産を拡大すると報じられた。
タイや中国、ポーランドを中心に投資し、2020年をメドに生産能力を年200万個前後高めるという。現在からほぼ3割増えるとされる。環境規制の強化や新興国の商用車の需要増で浄化装置の市場は拡大が見込まれ、増産で世界シェア5割を維持するもよう。
★12:32 東京ガス－反落 キャッシュ創出は及第点もROEは黄信号 「中立」継続
東京ガス<9531.T>が反落。シティグループ証券では、キャッシュ創出は及第点もROEは黄信号として、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は510円→550円と引き上げた。
来19.3期予想PCFR5倍、実質EV/EBITDA7倍に割高感はない一方、同PERは19倍と割高に映り、直近の設備投資が償却費を押し上げる20.3期以降はROEが5％を下回る見込み。期待醸成には、2020ビジョン達成（ROE目標8％）に向けた道筋、計画策定時からのマクロ変化（油価下落など）への対応などを示す必要があると指摘。
東京ガス<9531.T>が反落。シティグループ証券では、キャッシュ創出は及第点もROEは黄信号として、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は510円→550円と引き上げた。
来19.3期予想PCFR5倍、実質EV/EBITDA7倍に割高感はない一方、同PERは19倍と割高に映り、直近の設備投資が償却費を押し上げる20.3期以降はROEが5％を下回る見込み。期待醸成には、2020ビジョン達成（ROE目標8％）に向けた道筋、計画策定時からのマクロ変化（油価下落など）への対応などを示す必要があると指摘。
★12:33 ベリテ－後場買い気配 前期最終益を上方修正 繰延税金資産の追加計上などで
ベリテ<9904.T>が後場買い気配。同社は9日12時に、17.3期通期の連結純利益予想を従来の0.5億円から2.6億円（前期比10.8倍）へ引き上げると発表した。値引率抑制による売上総利益率の改善や販売費用の支出抑制、繰延税金資産の追加計上に伴う法人税等調整額の計上などが寄与する。
ベリテ<9904.T>が後場買い気配。同社は9日12時に、17.3期通期の連結純利益予想を従来の0.5億円から2.6億円（前期比10.8倍）へ引き上げると発表した。値引率抑制による売上総利益率の改善や販売費用の支出抑制、繰延税金資産の追加計上に伴う法人税等調整額の計上などが寄与する。
★12:35 インフォテリア－後場上げ幅拡大 cloudpackとIoT分野で協業へ
インフォテリア<3853.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日11時30分に、cloudpackを運営するアイレット（東京都港区）とIoT分野での協業すると発表した。
両社は、cloudpackが提供している、SORACOMとAWSを活用したIoT機器からのデータ収集基盤の構築サービス「IoTpack」と、インフォテリアの提供するIoT活用モバイルクラウド基盤「Platio」が連携したデモンストレーションを「Japan IT Week 春」のcloudpackブースで展示するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
インフォテリア<3853.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日11時30分に、cloudpackを運営するアイレット（東京都港区）とIoT分野での協業すると発表した。
両社は、cloudpackが提供している、SORACOMとAWSを活用したIoT機器からのデータ収集基盤の構築サービス「IoTpack」と、インフォテリアの提供するIoT活用モバイルクラウド基盤「Platio」が連携したデモンストレーションを「Japan IT Week 春」のcloudpackブースで展示するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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