後場コメント No.3 マキタ、ホンダ、山崎製パン、トランコム、ハウスドゥなど
★12:49 マキタ－4日続伸 業績予想を見直し 「中立」継続
マキタ<6586.T>が4日続伸。シティグループ証券では、業績予想を見直し。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は来19.3期予想EPSの19倍が妥当と想定、4300円へ引き上げた。
第4四半期にマキタの売上高は前年比12％増と、第3四半期の11％増に続く高水準となった。地域別では欧州、北米、日本、オセアニアが好調だったもよう。会社計画では今18.3期営業利益が600億円で、為替前提は1ユーロ115円、1ドル105円、1人民元16.1円。シティの営業利益予想は726億円で、為替前提はそれぞれ120円、110円、16円。過去半年の堅調な業績を踏まえると、今18.3期売上高計画が4180億円（前年比+1％）というのは保守的すぎるとの見方を示した。しかし、シティの来19.3期予想に基づいてもPERはすでに19倍で、直近6期平均並みと指摘。
マキタ<6586.T>が4日続伸。シティグループ証券では、業績予想を見直し。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は来19.3期予想EPSの19倍が妥当と想定、4300円へ引き上げた。
第4四半期にマキタの売上高は前年比12％増と、第3四半期の11％増に続く高水準となった。地域別では欧州、北米、日本、オセアニアが好調だったもよう。会社計画では今18.3期営業利益が600億円で、為替前提は1ユーロ115円、1ドル105円、1人民元16.1円。シティの営業利益予想は726億円で、為替前提はそれぞれ120円、110円、16円。過去半年の堅調な業績を踏まえると、今18.3期売上高計画が4180億円（前年比+1％）というのは保守的すぎるとの見方を示した。しかし、シティの来19.3期予想に基づいてもPERはすでに19倍で、直近6期平均並みと指摘。
★12:52 ホンダ－みずほが目標株価引き下げ 競争力の回復が収益改善に結び付く
ホンダ<7267.T>が反落。みずほ証券では、競争力の回復が収益改善に結び付くとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は4200円→4100円と引き下げた。
実質的な収益回復が続いていると判断。前17.3期は品質関連費用の減少、年金会計処理影響、円高影響などが業績変動の大きな要因となったが、これらの要素を除くと前期比1020億円程度の増益。今18.3期は年金会計処理影響が840億円の減益要因となるものの、それ以外の要因で733億円の増益要因を積み上げ、8300億円の営業利益を確保すると予想。北米自動車市場は拡大を期待し難い局面にあるが、ホンダは良好なモデルサイクルや北米での生産再編を通じて、モデルミックスの改善、コストの削減、実質的な値上げが進み、業績改善基調が続くと予想されるとした。
ホンダ<7267.T>が反落。みずほ証券では、競争力の回復が収益改善に結び付くとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は4200円→4100円と引き下げた。
実質的な収益回復が続いていると判断。前17.3期は品質関連費用の減少、年金会計処理影響、円高影響などが業績変動の大きな要因となったが、これらの要素を除くと前期比1020億円程度の増益。今18.3期は年金会計処理影響が840億円の減益要因となるものの、それ以外の要因で733億円の増益要因を積み上げ、8300億円の営業利益を確保すると予想。北米自動車市場は拡大を期待し難い局面にあるが、ホンダは良好なモデルサイクルや北米での生産再編を通じて、モデルミックスの改善、コストの削減、実質的な値上げが進み、業績改善基調が続くと予想されるとした。
★12:55 川田テクノロジーズ－大幅に3日続伸 前期営業利益を上方修正 鉄構・土木の工事採算向上
川田テクノロジーズ<3443.T>が大幅に3日続伸。同社は8日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の53.0億円から59.0億円（前の期比93.3％増）へと引き上げると発表した。主に鉄構セグメントと土木セグメントの大型工事の採算性が向上した。
川田テクノロジーズ<3443.T>が大幅に3日続伸。同社は8日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の53.0億円から59.0億円（前の期比93.3％増）へと引き上げると発表した。主に鉄構セグメントと土木セグメントの大型工事の採算性が向上した。
★12:55 山崎製パン－みずほが目標株価引き下げ 17.12期2Qに営業増益転換を予想
山崎製パン<2212.T>が3日続伸。みずほ証券では、今17.12期2Qに営業増益転換を予想。投資判断「買い」を継続も、目標株価は2420円→2380円と引き下げた。
今17.12期1Q決算発表後の会社訪問を踏まえ、業績予想を見直し。今17.12期2Qは16年8月末付けの「オレオ」「リッツ」などのライセンス契約終了が引き続き減益要因となる見通しだが、うるう年の翌年における営業日数減に伴うマイナス影響の縮小もあり、前年同期比では営業増益に転換すると予想。
1Q決算発表時には、不二家の中国事業の停滞が表面化。今後はECチャネル対応や商品ラインナップ強化が進められる見込みだが、同事業の営業利益率にはマイナス要因。業績ドライバーの不透明感の払しょくや、キャッシュフローベースの市場コミュニケーションへの移行が課題とした。
山崎製パン<2212.T>が3日続伸。みずほ証券では、今17.12期2Qに営業増益転換を予想。投資判断「買い」を継続も、目標株価は2420円→2380円と引き下げた。
今17.12期1Q決算発表後の会社訪問を踏まえ、業績予想を見直し。今17.12期2Qは16年8月末付けの「オレオ」「リッツ」などのライセンス契約終了が引き続き減益要因となる見通しだが、うるう年の翌年における営業日数減に伴うマイナス影響の縮小もあり、前年同期比では営業増益に転換すると予想。
1Q決算発表時には、不二家の中国事業の停滞が表面化。今後はECチャネル対応や商品ラインナップ強化が進められる見込みだが、同事業の営業利益率にはマイナス要因。業績ドライバーの不透明感の払しょくや、キャッシュフローベースの市場コミュニケーションへの移行が課題とした。
★13:00 トランコム－東海東京が「Neutral」へ引き下げ 物流情報サービスでは中ロットに注力
トランコム<9058.T>が4日ぶり反落。東海東京調査センターでは、物流情報サービスでは中ロットに注力とコメント。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を7400円→5900円と引き下げた。
現在、中ロット（トラック1台分以下の荷物）のマッチングに注力中。前17.3期の物流情報サービスの成約件数124万件（前年比7.2％増）のうち中ロットサービスは5.2万件（同44.8％増）。中ロットサービスはアジャスターの手間がかかること、現在はマーケットを取ることを優先していることから、収益貢献は小さい。事業化には3年程度時間がかかるもよう。今18.3期は増収増益だが、東海東京予想を引き下げるとした。
トランコム<9058.T>が4日ぶり反落。東海東京調査センターでは、物流情報サービスでは中ロットに注力とコメント。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を7400円→5900円と引き下げた。
現在、中ロット（トラック1台分以下の荷物）のマッチングに注力中。前17.3期の物流情報サービスの成約件数124万件（前年比7.2％増）のうち中ロットサービスは5.2万件（同44.8％増）。中ロットサービスはアジャスターの手間がかかること、現在はマーケットを取ることを優先していることから、収益貢献は小さい。事業化には3年程度時間がかかるもよう。今18.3期は増収増益だが、東海東京予想を引き下げるとした。
★13:01 ハウスドゥ－急落 3Q累計営業益3％減 不動産売買事業の取引件数の減少などで
ハウスドゥ<3457.T>が急落。同社は8日に、17.6期の3Q累計（7-3月）の連結営業利益は9.3億円（前年同期比2.6％減）だったと発表した。
都市部を中心とする投資用不動産や高価格帯の商品については、リスクに慎重を期した仕入れを行う方針であることにより、不動産売買事業の取引件数が減少したことなどが響いた。
ハウスドゥ<3457.T>が急落。同社は8日に、17.6期の3Q累計（7-3月）の連結営業利益は9.3億円（前年同期比2.6％減）だったと発表した。
都市部を中心とする投資用不動産や高価格帯の商品については、リスクに慎重を期した仕入れを行う方針であることにより、不動産売買事業の取引件数が減少したことなどが響いた。
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