後場コメント No.5 オプト、インフォマート、MTI、スカパーJSAT、アクシアルなど

2017/05/09(火) 15:00
★13:19  オプト-いちよしがフェアバリュー引き上げ 広告事業は軌道に乗っているようだ
 オプトホールディング<2389.T>が続落。いちよし経済研究所では、広告事業はオペレーションとコンサルティングの連携が軌道に乗っているようだとコメント。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは1100円→1400円と引き上げた。
 今17.12期1Q実績(17年1~3月)は売上高208.8億円(前年同期比13%増)、営業利益10.9億円(同23%増)と、いちよしの従前予想(各211.0億円、6.0億円)に対し、利益では上振れ。これは今17.12期通期会社計画の売上高800億円、営業利益24億円(いちよしでも同水準を予想)に対して各々26%、45%と順調に進ちょく。広告事業では、運営体制の改善や高採算分野の拡大により、利益率が予想を上回っていると指摘。

★13:22  インフォマート-いちよしがフェアバリュー引き上げ 既存事業は順調に推移
 インフォマート<2492.T>が続伸。いちよし経済研究所では、既存事業は順調に推移しており、新システムの立ち上がりが当面の焦点として、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは550円→600円と引き上げた。
 今17.12期1Q決算は費用の未消化や期ずれにより、いちよし予想を利益面で上回った。これを踏まえ、いちよしでは今17.12期の利益予想を小幅に修正。ただし、中長期の見方に特段の変更はないとして、レーティング「B」を継続。当面の焦点は新システム「食の安心・安全 受発注」の販売動向と考えるとした。

★13:26  MTI-いちよしがフェアバリュー引き下げ ヘルスケアは赤字の解消が課題
 エムティーアイ<9438.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、ヘルスケアサービスについて、当面は赤字の解消が課題として、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは600円→580円と引き下げた。
 今17.9期2Q実績は売上高76.4億円(前年同期比9%減)、営業利益9.2億円(同32%減)と、会社計画の各78.6億円、5.8億円に対し、利益では上回った 。しかしながら、期末有料会員数が686万人(前年同期末比12%減)と1年間で100万人近く減少しており、広告宣伝費が前年同期比30%減の15.7億円にとどまったことが利益を押し上げた結果に過ぎないと指摘。また、これはいちよしの従前予想(各78.4億円、11.7 億円)を下回っており、今17.9期以降の業績予想を下方修正するとした。

★13:28  スカパーJSAT-後場下げ幅拡大 17.3期決算発表を延期へ 支出内容の適正性の確認へ
 スカパーJSATホールディングス<9412.T>が後場下げ幅拡大。同社は9日13時に、子会社において実施したイベントで一部の仕入取引において事実の確認とその支出内容の適正性の確認が必要となり、関係各所への事実確認に時間を要していることから、5月10日に予定していた17.3期の決算発表を延期すると発表した。
 現在までに判明している本件が17.3期の連結決算に与える影響金額は極めて軽微であるという。また、延期後の決算発表日は現時点では未定とし、決定し次第速やかに公表するとしている。

★13:31  アクシアル-いちよしがフェアバリュー引き下げ 統合メリット享受・投資回収期入りへ
 アクシアルリテイリング<8255.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、今18.3期は統合メリット享受・投資回収期入りとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは6300円→6100円と引き下げた。
 前17.3期業績は売上高・営業利益ともに会社計画を上回り、過去最高益を更新する好決算。当期は、先行負担の重い年度と見られるが、既存店売上高の堅調に加えて現場改善活動(TQM)の成果や情報・物流システムの活用、M&A(合併・買収)の統合効果などによって吸収したと推察。同社の特徴は競争力の強い大型店(1店当たり売場面積2000平米で標準化)とメニューや旬の商材などの提案型の売場作り。今後も地域密着型の営業・商品政策とスケールメリット追求の両立によって、一層の競争力向上が期待できるとした。


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