後場コメント No.6 荒川化学、三菱商事、JUKI、島精機、三菱重工業など

2017/05/09(火) 15:00
★13:30  荒川化学-4日ぶり急反落 今期7%営業減益見込む 前期は40%増益着地
 荒川化学工業<4968.T>が4日ぶり急反落。同社は8日、18.3期通期の連結営業利益予想を47.5億円(前期比6.8%減)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は51.0億円(前の期比40.0%増)だった。機能性材料事業が好調に推移したことや採算性の改善、経費削減などが奏功した。

★13:35  日本ガイシ-東海東京が目標株価引き上げ エレクトロニクス事業が好調に推移する見通し
 日本ガイシ<5333.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、今18.3期はエレクトロニクス事業が好調に推移すると想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2530円→2700円と引き上げた。
 会社側の今18.3期業績計画は売上高4200億円(前年比4.7%増)、営業利益670億円(同6.0%増)。東海東京の業績予想は売上高4288億円、営業利益719億円で、会社計画を上回る予想。全事業(電力関連、セラミックス、エレクトロニクス)で増収を見込むとし、東海東京予想は前回予想の売上高4239億円、営業利益715億円をわずかながら上方修正。エレクトロニクス事業は、半導体製造装置用セラミックス製品の需要増加が続いていることや、電子部品の新製品投入効果などを考慮。

★13:36  三菱商事-後場一時プラス転換 今期2%最終増益見込む 前期は黒字転換で着地
 三菱商事<8058.T>が後場一時プラス転換。同社は9日13時30分、18.3期通期の連結純利益予想を4500億円(前期比2.2%増)にすると発表した。
 17.3期通期の純利益は4403億円(前の期は1494億円の赤字)だった。前期に計上した資源関連資産の減損損失の反動などが影響した。

★13:38  JUKI-いちよしがフェアバリュー引き上げ 利益予想を上方修正
 JUKI<6440.T>が4日続伸。いちよし経済研究所では、利益予想を上方修正。レーティング「A」を継続、フェアバリューは2000円→2700円と引き上げた。
 今17.12期1Q(1~3月)利益業績が従来予想を大きく上回ったことを踏まえ、今後、従来予想以上の収益性改善が見込めるとみて、利益予想を上方修正。今17.12期通期では、売上高1010億円(前期比3%増)、経常利益67億円(同2.2倍)と大幅増益を予想。前16.12期に取り組んだ産業機器&システム事業の固定費削減や、新製品投入の取り組みが奏功し、経常黒字転換するとみるためとした。

★13:45  島精機-いちよしがフェアバリュー引き上げ シューズ向け横編機の業績貢献を織り込む
 島精機製作所<6222.T>が8日ぶり反落。いちよし経済研究所では、シューズ向け横編機の業績貢献を織り込み、業績予想を上方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは4300円→5200円と引き上げた。
 シューズ向け横編機の売上貢献が始まっており、シューズ向け横編機の貢献による業績拡大が今後、従来予想を上回ると判断。今18.3期は売上高719億円(前期比15%増)、営業利益143億円(同27%増)と引き続き増益を予想。(1)横編機事業の売り上げがアジア向けで引き続き拡大する、(2)新規用途先であるシューズ向け横編機の売り上げがさらに伸びるとみるのがその理由。

★13:47  三菱重工業-後場上げ幅縮小 今期53%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
 三菱重工業<7011.T>が後場上げ幅縮小。同社は9日13時30分に、18.3期通期の連結営業利益予想を2300億円(前期比52.8%増)と発表した。市場コンセンサスは2715億円となっている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は1505億円(前期比51.4%減)だった。エネルギー・環境部門および機械・設備システム部門のセグメント利益が減少したことや、交通・輸送部門のセグメント損益が前期の545億円の黒字から520億円の赤字となったことなどが響いた。


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