前場コメント No.2 ファストリ、日本ハム、キユーピー、助川電気、トレンドマイクロなど
★9:00 ファストリ－ＵＢＳが「Neutral」へ引き上げ 株価や期待の調整がおおむね進んだ
ファーストリテイリング<9983.T>が4日続伸。ＵＢＳ証券では、株価や期待の調整がおおむね進んだと判断。レーティングを「Sell」→「Neutral」、目標株価を35000円→37000円と引き上げた。
同社株は年初来で10％下落し、小売株指数を13％アンダーパフォーム。同社株は2016年後半に循環回復期待とともに評価が高まっていたが、17年に入って低ハードルの一巡が意識されるとともに調整。過度な割高感や楽観的な中長期期待はおおむね修正されたと判断。
ＵＢＳでは連結営業利益の見通しを、今17.8期:前期比45％増の1850億円（従来予想、会社計画ともに1750億円）、来18.8期:7％増の1980億円（従来予想1885億円）と予想。着実な増益基調は市場期待に織り込み済みとした。
ファーストリテイリング<9983.T>が4日続伸。ＵＢＳ証券では、株価や期待の調整がおおむね進んだと判断。レーティングを「Sell」→「Neutral」、目標株価を35000円→37000円と引き上げた。
同社株は年初来で10％下落し、小売株指数を13％アンダーパフォーム。同社株は2016年後半に循環回復期待とともに評価が高まっていたが、17年に入って低ハードルの一巡が意識されるとともに調整。過度な割高感や楽観的な中長期期待はおおむね修正されたと判断。
ＵＢＳでは連結営業利益の見通しを、今17.8期:前期比45％増の1850億円（従来予想、会社計画ともに1750億円）、来18.8期:7％増の1980億円（従来予想1885億円）と予想。着実な増益基調は市場期待に織り込み済みとした。
★9:01 日本ハム－売り気配 今期4％営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
日本ハム<2282.T>が売り気配。同社は9日に、18.3期通期の連結営業利益予想を560億円（前期比4.1％増）と発表した。
食肉事業について、自社グループ農場から販売会社まで一貫したインテグレーションシステムを持つ他社にない強みをより強化するとともに、ブランド食肉の積極的な販売促進により国内販売シェアをさらに拡大するとしている。なお、市場コンセンサスは566億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は538億円（前期比9.3％増）だった。食肉事業が生産量の拡大やコスト改善に努めたことにより増益となったことなどが寄与した。
併せて、17.3期の期末配当予想について46円→52円（前期は33円）に修正すると発表した。年間配当も同額となる。
日本ハム<2282.T>が売り気配。同社は9日に、18.3期通期の連結営業利益予想を560億円（前期比4.1％増）と発表した。
食肉事業について、自社グループ農場から販売会社まで一貫したインテグレーションシステムを持つ他社にない強みをより強化するとともに、ブランド食肉の積極的な販売促進により国内販売シェアをさらに拡大するとしている。なお、市場コンセンサスは566億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は538億円（前期比9.3％増）だった。食肉事業が生産量の拡大やコスト改善に努めたことにより増益となったことなどが寄与した。
併せて、17.3期の期末配当予想について46円→52円（前期は33円）に修正すると発表した。年間配当も同額となる。
★9:02 キユーピー－ＵＢＳが「Neutral」へ引き下げ 改革はゆっくりと進む
キユーピー<2809.T>が4日ぶり反落。ＵＢＳ証券では、改革はゆっくりと進むとコメント。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を3300円→2900円と引き下げた。
投資判断引き下げの理由は、（1）17～19年度営業利益成長率を年平均+8％→+5.5％へ減額、（2）構造改革が遅々として期待程は進まない、改革効果を年平均10億円～15億円削減、（3）収益性高い、国内サラダ調味料とタマゴ加工品の売り上げが鈍く、売上成長で利益が押し上がる収益構造ではなくなってきた、（4）サラダ惣菜など労働集約型品に関する労務費が想定以上に増加、利益成長を圧迫する傾向がある、（5）株価評価にプレミアムを付加する理由が乏しくなるなど。利益成長は堅実だが強くはないとの見方を示し、営業利益は17年度:332億円、18年度:350億円と予想。
キユーピー<2809.T>が4日ぶり反落。ＵＢＳ証券では、改革はゆっくりと進むとコメント。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を3300円→2900円と引き下げた。
投資判断引き下げの理由は、（1）17～19年度営業利益成長率を年平均+8％→+5.5％へ減額、（2）構造改革が遅々として期待程は進まない、改革効果を年平均10億円～15億円削減、（3）収益性高い、国内サラダ調味料とタマゴ加工品の売り上げが鈍く、売上成長で利益が押し上がる収益構造ではなくなってきた、（4）サラダ惣菜など労働集約型品に関する労務費が想定以上に増加、利益成長を圧迫する傾向がある、（5）株価評価にプレミアムを付加する理由が乏しくなるなど。利益成長は堅実だが強くはないとの見方を示し、営業利益は17年度:332億円、18年度:350億円と予想。
★9:02 助川電気－買い気配 株主優待制度を導入 3000円～1万円分のクオカードを贈呈
助川電気<7711.T>が買い気配。同社は5月9日の大引け後に、株主優待制度を導入すると発表した。毎年9月30日時点の株主が対象。保有株数に応じて3000円～1万円分のクオカードを贈呈する。
助川電気<7711.T>が買い気配。同社は5月9日の大引け後に、株主優待制度を導入すると発表した。毎年9月30日時点の株主が対象。保有株数に応じて3000円～1万円分のクオカードを贈呈する。
★9:02 サカイ引越センター－岩井コスモが「B+」へ引き下げ 株価上昇を受けて
サカイ引越センター<9039.T>が3日ぶり反落。岩井コスモ証券では、株価上昇を受けて、投資判断を「A」→「B+」と引き下げた。目標株価は3650円→4000円と引き上げた。
前17.3期業績は会社計画を上回り、2ケタの営業増益で着地。今18.3期も立ち上がりの4月度売上高は18.4％増と好調で、通期では会社計画を上回る2ケタ営業増益を予想。堅調な新設住宅着工や企業の収益回復など、引越業界にとって良好な事業環境が当面続く見通し。短期的には株価調整の局面も想定されるものの、一段の上値余地はあるとの見方を示した。
サカイ引越センター<9039.T>が3日ぶり反落。岩井コスモ証券では、株価上昇を受けて、投資判断を「A」→「B+」と引き下げた。目標株価は3650円→4000円と引き上げた。
前17.3期業績は会社計画を上回り、2ケタの営業増益で着地。今18.3期も立ち上がりの4月度売上高は18.4％増と好調で、通期では会社計画を上回る2ケタ営業増益を予想。堅調な新設住宅着工や企業の収益回復など、引越業界にとって良好な事業環境が当面続く見通し。短期的には株価調整の局面も想定されるものの、一段の上値余地はあるとの見方を示した。
★9:03 トレンドマイクロ－反発 1Qは営業増益 企業向けビジネスでクラウド関連伸びる
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。同社は9日、17.12期1Q（1-3月）の連結営業利益が87.2億円（前年同期比0.1％増）だったと発表した。
国内で、企業向けビジネスでクラウド関連ビジネスが力強い成長を見せ、また標的型攻撃対策関連ビジネスも好調を維持した。
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。同社は9日、17.12期1Q（1-3月）の連結営業利益が87.2億円（前年同期比0.1％増）だったと発表した。
国内で、企業向けビジネスでクラウド関連ビジネスが力強い成長を見せ、また標的型攻撃対策関連ビジネスも好調を維持した。
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