前場コメント No.7 コーセー、フジクラ、アイエスビー、テレビ朝日、理想科学など

2017/05/10(水) 11:30
★9:11  アークン-もみ合い 中小規模事業者向けセキュリティサーバーを6月より販売開始
 アークン<3927.T>がもみ合い。同社は5月9日の大引け後に、オールインワンセキュリティサーバー「Secure Ace」を、6月より提供する予定と発表した。
 同社が開発したマルウェア対策&グレーツール対策ソフトウェア「EX AntiMalware」と業務監視&情報漏えい対策ソフトウェア「PasoLog」に加え、新たに開発した、ファイルの自動暗号化&バックアップソフトウェア「OfficeCrypt」の3つのセキュリティ対策ソフトウェアをプリインストールしたオールインワンサーバー。今最も脅威とされる身代金要求型マルウェア「ランサムウェア」の暗号化の脅威から重要なファイルを守る機能を搭載したほか、まもなく施行される改正個人情報保護法対策にも適した製品。

★9:11  コーセー-JPモルガンが目標株価引き上げ 潮流変化が後押しする成長性
 コーセー<4922.T>が反発。JPモルガン証券では、潮流変化が後押しする成長性に注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は11600円→13000円と引き上げた。
 期首ガイダンスはリーズナブルも依然として保守的で、四半期ごとに業績見通しは上方修正される見込み。タルト・アディクションなどメイクアップブランドの躍進とスキンケア構成比の上昇から、業績は強含む見通し。
 グローバルブランド育成期の最終年度である今18.3期は、来19.3期から始まるグローバルブランド拡充期に向けてデコルテ・雪肌精の成長加速が見込める。マーケティングマシーンのタルトの好調に投資家の注目度は増しており、米国事情も材料視される可能性がある。業績予想を上方修正。世代交代による潮流変化のテーマは健在であるとした。

★9:12  フジクラ-大幅反発 今期11%営業増益見込む エネルギー・情報通信カンパニーなどの増収で
 フジクラ<5803.T>が大幅反発。同社は9日に、18.3期通期の連結営業利益予想を380億円(前期比11.0%増)と発表した。エネルギー・情報通信、エレクトロニクス、自動車電装各カンパニーの増収を見込んでいる。なお、市場コンセンサスは360億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は342億円(前期比4.9%増)だった。エネルギー・情報通信カンパニーが情報通信事業部門の好調や品種構成の改善により増益となったことが寄与した。

★9:12  アイエスビー-買い気配 「F-RIT」に準拠した「MACプロトコル」製品化に成功
 アイ・エス・ビー<9702.T>が買い気配。同社は5月9日の大引け後に、京都大学大学院情報学研究科と東京ガス<9531.T>が共同開発した「F-RIT」の技術移転を受け、「MACプロトコル」の製品化に成功したと発表した。
 「F-RIT」は、スマートメーター用無線通信規格の1つである米国電気電子学会(IEEE)の「802.15.4eRIT」に準拠した世界で初めての無線技術で省電力化、安定化が期待できるもの。この技術を『IoT トータルコーディネート』サービスの中で、電池駆動における長時間運用が必要とされる屋外の社会インフラ用途から家電・医療等生活に密着した用途まで、幅広く製品提案を進める考えとした。

★9:12  テレビ朝日-大幅続落 今期1%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
 テレビ朝日ホールディングス<9409.T>が大幅続落。同社は9日に、18.3期通期の連結営業利益予想を175億円(前期比1.3%増)と発表した。テレビ広告市場が、安定的に推移するものと想定されることや、文化工房の連結子会社化などが寄与する。なお、市場コンセンサスは200億円となっている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は173億円(前期比4.3%増)だった。

★9:13  理想科学-11日ぶり反落 上限42万株・7億円の自己株取得枠を設定
 理想科学工業<6413.T>が11日ぶり反落。同社は9日、上限42万株・7億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は5月19日~6月16日。上限42万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.12%。


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