前場コメント No.8 協和エクシオ、高松機械、ブックオフ、三菱自動車、スノーピークなど

2017/05/10(水) 11:30
★9:12  TOTO-三菱UFJMSが目標株価引き下げ リモデルの緩慢な成長を反映
 TOTO<5332.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、リモデルの緩慢な成長を反映し、業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4500円→4450円と引き下げた。
 前17.3期は国内リモデルの売上高が前の期比0.3%減と低調で、会社計画をかろうじて上回る営業利益485億円で着地。さらに、今18.3期ガイダンスがコンセンサスを下回ったため、決算発表後に株価は下落。今18.3期は新商品投入などにより、リモデルの売上高回復を予想。しかし、不要不急のリモデルは、政策支援、企業の販促努力といった積極的な需要喚起が必要であり、それらを講じても実質GDP成長率並みの緩やかな成長にとどまると考えるとした。

★9:14  協和エクシオ-大幅に6日続伸 今期10%営業増益見込む 生産性向上などで
 協和エクシオ<1951.T>が大幅に6日続伸。同社は9日に、18.3期通期の連結営業利益予想を230億円(前期比10.2%増)と発表した。
 エンジニアリング周辺事業などの拡大により、事業ポートフォリオの再構築を進め、システムソリューション事業を第2の柱へ育成するとともに、コア事業である通信インフラ構築関連の生産性・品質向上や徹底した効率化による収益力強化を図るとしている。なお、市場コンセンサスは223億円となっている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は209億円(前期比13.4%増)だった。

★9:15  高松機械-大幅続伸 上限22万株・2億3000万円の自己株取得枠を設定
 高松機械工業<6155.T>が大幅続伸。同社は9日、上限22万株・2億3000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は5月10日~12月29日。上限22万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は2.0%。

★9:15  ブックオフ-3日ぶり反発 前期営業黒字転換見込む セール施策による増収などで
 ブックオフコーポレーション<3313.T>が3日ぶり反発。同社は9日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の4.0億円の赤字から1.1億円の黒字(前期は5.3億円の赤字)へと引き上げると発表した。直営店でのセール施策により売上高、売上総利益率ともに想定を上回ったことや、人件費などコスト削減が想定以上に進んだことが寄与する。

★9:15  三菱自動車-大幅反発 先行投資増を乗り越えV字回復 「買い」強調
 三菱自動車<7211.T>が3日ぶり大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、決算は推定以上で、先行投資増を乗り越えV字回復と評価。投資判断「買い」を継続、目標株価を810円→860円と引き上げた。
 前17.3期営業利益は51億円(GS予想30億円)。IFIS予想50億円とおおむね一致する内容。燃費不正に関わる特別損失後の当期損失も1985億円と想定線。新会社営業利益計画は700億円とIFIS予想926億円を下回るが、保守的な為替前提(円ドル=105円、円ユーロ=115円)を加味すれば、想定線あるいは想定以上。
 同時に会社側は20.3期の中期目標として、販売台数成長25%増加、営業利益率6%以上を新たに示した。詳細は秋口の中期計画で明らかになるが、同社のアセアン主導のトップライン成長と日産シナジー効果によるコスト構造改善に対する自信の表れとの見方を示した。

★9:17  スノーピーク-小安い 京浜急行とグランピング施設を観音崎に6月オープン
 スノーピーク<7816.T>が小安い。同社は5月9日の大引け後に、京浜急行電鉄<9006.T>傘下の観音崎京急ホテル(神奈川県横須賀市)運営のもと、グランピング施設「snow peak glamping 京急観音崎」を6月9日にオープンすると発表した。
 グランピングとは、「グラマラス(魅力的な)」と「キャンピング」を掛け合わせた造語。新施設はスノーピークとして初の常設グランピング施設となる。東京湾を臨む絶好のロケーションで屋外宿泊体験ができるほか、地元・三浦半島の食材を使用した料理を、観音崎京急ホテルシェフが提供する。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ