前場コメント No.14 NSSOL、アシックス、いちご、サイバネット、ローランドDGなど

2017/05/10(水) 11:30
★9:56  新日鉄住金ソリューションズ-大和が目標株価引き上げ 製造業の長期需要が成長けん引
 新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>が反発。大和証券では、製造業の長期需要が成長をけん引すると想定。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を3030円→3170円と引き上げた。
 前17.3期決算の内容は会社計画上回る良好なもので、売上高は前の期比6%増収の2325億円と、親会社統合案件および、みずほ大型案件の反動減を吸収し、比較的高い伸び。受注の強さを鑑みると、今18.3期売上高には大和予想・会社計画を超過する期待もあり得るとコメント。同社業績は、製造業の長期案件をけん引車に当面5年以上の増収増益を持続するとの見方を示した。

★9:58  アシックス-続落 1Qは14%営業減益 国内でスポーツウエア低調
 アシックス<7936.T>が続落。同社は9日、17.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が132億円(前年同期比14.1%減)だったと発表した。国内でスポーツウエアが低調だったほか、為替変動も影響した。

★10:00  いちご-SMBC日興が目標株価引き下げ J-REIT投資家の支持を高めることが課題
 いちご<2337.T>が変わらずを挟んで4日続伸。SMBC日興証券では、J-REIT投資家の支持を高めることが中期的な課題とみて、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は450円→350円と引き下げた。
 直近で株価が下落している理由は、(1)子会社の運用するJ-REIT及びいちごグリーンインフラ投資法人(9282)の投資口価格低迷、(2)インフラファンドの上場などを終えて成長カタリストに出尽くし感が生じたためと推察。
 (1)に関しては、アセットマネジメント事業・心築事業・クリーンエネルギー事業それぞれが相乗効果を発揮しつつ、売却益追求に加えてノンアセットのフィービジネスを拡大させるという同社のビジネスモデルに悪影響が想定される。J-REIT投資家の支持を高めることが中期的な課題。傘下J-REITの業績動向、同社による不動産供給を含むスポンサーサポートの内容などを注視しているとした。

★10:01  サイバネット-3日続伸 セキュリティを強化した新バージョンの提供開始
 サイバネットシステム<4312.T>が3日続伸。同社は5月9日の大引け後に、提供している「PC&モバイル管理サービス」と「総合セキュリティ対策サービスPowered by Symantec」の新バージョンの提供を開始したと発表した。
 今回のバージョンアップでは、急増する未知の脅威による攻撃に対して、社内だけでなく、外出先や海外など利用環境を問わず、どこにいても管理対象すべてにポリシー適用と脅威対策を行える。今後もクライアントの導入や運用管理の工数削減およびコストの削減に貢献するサービス・機能を順次拡大する予定とした。

★10:02  ローランドDG-急落  通期営業益を下方修正 売上高が当初予想下回る 減配も発表
 ローランド ディー.ジー.<6789.T>が急落。同社は9日に、17.12期通期の連結営業利益予想を従来の46.0億円から37.0億円(前期比15.1%減)に引き下げると発表した。プリンターの主要市場のひとつであるサイン市場において、一段と競争環境が激しさを増しており、同市場向け主要機種の販売に影響が出るため売上高が当初予想を下回る見込みとなった。
 また、17.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想については従来の20.0億円から13.0億円(前年同期比51.3%減)に引き下げた。
 併せて発表した17.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は3.4億円(前年同期比24.9%増)だった。
 さらに、17.12期の中間配当予想については35円→25円(前期は30円)に、期末配当予想については35円→25円(前期は30円)に修正することも発表した。年間配当は70円→50円(前期は60円)となる。


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