後場コメント No.3 ＴＯＣ、インタートレード、Ｍ＆Ａキャピタル、オリエンタルランド、ヘリオステクノなど
★12:41 ＴＯＣ－野村が目標株価引き上げ 「みなとみらい」売却で含み益を顕在化
テーオーシー<8841.T>が5日続伸。野村証券では、「みなとみらい」売却で含み益を顕在化と注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1100円→1200円と引き上げた。
前17.3期営業利益は保有する不動産の3月末の稼働率が前年同期比2.3％ポイント改善し、97.6％となるなど実質フル稼働状態となり、既存ビルの賃料上昇があったことなどもあって、野村予想の66億円を若干上回った。今18.3期は3月30日に公表済みの売買だが、簿価360億円（土地146億円、建物など214億円、土地面積10839平米、土地の平米当たり簿価134万円）の「TOCみなとみらい」を5月16日にヒューリック（3003）などへ665億円で売却することを決めたため、特別利益が305億円ほど発生する一方で、売却に伴う賃料収入減などで営業利益は前年同期比21％減益の52.5億円となる計画。野村でも業績予想を見直すとした。
テーオーシー<8841.T>が5日続伸。野村証券では、「みなとみらい」売却で含み益を顕在化と注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1100円→1200円と引き上げた。
前17.3期営業利益は保有する不動産の3月末の稼働率が前年同期比2.3％ポイント改善し、97.6％となるなど実質フル稼働状態となり、既存ビルの賃料上昇があったことなどもあって、野村予想の66億円を若干上回った。今18.3期は3月30日に公表済みの売買だが、簿価360億円（土地146億円、建物など214億円、土地面積10839平米、土地の平米当たり簿価134万円）の「TOCみなとみらい」を5月16日にヒューリック（3003）などへ665億円で売却することを決めたため、特別利益が305億円ほど発生する一方で、売却に伴う賃料収入減などで営業利益は前年同期比21％減益の52.5億円となる計画。野村でも業績予想を見直すとした。
★12:46 インタートレード－後場急伸 ＪＩＡ・キーウェア・ＰＣＩＨＤと合弁会社を設立
インタートレード<3747.T>が後場急伸。同社は5月10日の前場引け後に、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>、キーウェアソリューションズ<3799.T>、ＰＣＩホールディングス<3918.T>との4社による、金融と情報・通信技術を基盤とした新しいサービスを提供するための合弁事業会社を設立すると発表した。
イーテア（東京都千代田区）を設立し、フィンテック関連技術によるソリューションや製品・サービスの開発・販売を行う。出資比率はＪＩＡが37％で、他の3社は各21％。
インタートレード<3747.T>が後場急伸。同社は5月10日の前場引け後に、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>、キーウェアソリューションズ<3799.T>、ＰＣＩホールディングス<3918.T>との4社による、金融と情報・通信技術を基盤とした新しいサービスを提供するための合弁事業会社を設立すると発表した。
イーテア（東京都千代田区）を設立し、フィンテック関連技術によるソリューションや製品・サービスの開発・販売を行う。出資比率はＪＩＡが37％で、他の3社は各21％。
★12:50 Ｍ＆Ａキャピタル－大幅続伸 いちよしでは「上方修正された計画は依然保守的な水準」
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ<6080.T>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「上方修正された17.9期会社計画は依然保守的な水準と考える」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。
中堅・中小企業を主なターゲットとしたM&A仲介事業を展開。調剤薬局分野を得意とし、競合他社とは一線を画す手数料体系（着手金・月額報酬なし、株式価額ベースの手数料）を強みとしている。16年10月にクロスボーダーや業界再編関連のM&A仲介を営むレコフグループ（レコフおよびレコフデータ）と経営統合、M&A領域の違いもあり、今後のシナジー効果が期待される。中期的な成長は可能と予想。
Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ<6080.T>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「上方修正された17.9期会社計画は依然保守的な水準と考える」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。
中堅・中小企業を主なターゲットとしたM&A仲介事業を展開。調剤薬局分野を得意とし、競合他社とは一線を画す手数料体系（着手金・月額報酬なし、株式価額ベースの手数料）を強みとしている。16年10月にクロスボーダーや業界再編関連のM&A仲介を営むレコフグループ（レコフおよびレコフデータ）と経営統合、M&A領域の違いもあり、今後のシナジー効果が期待される。中期的な成長は可能と予想。
★12:53 オリエンタルランド－野村が目標株価引き上げ ハードおよびソフト面の強化が急務
オリエンタルランド<4661.T>が5日続伸。野村証券では、21.3期に向けてハードおよびソフト面の強化が急務とコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は6700円→7100円と引き上げた。
従来同様、2020年以降の投資計画の発表に注目。現中期経営計画（18.3期～21.3期）期間中の早いタイミングで、その一部が発表されるもよう。野村では東京ディズニーランドのエリア刷新、駐車場の立体化によるパーク拡張の可能性が高いと予想。駐車場エリアは液状化対策の不備など、開発に向けた不確定要素が多いため、DCFバリュエーションでディスカウントした上で、野村予想の23.3期に新エリアのオープンを織り込んでいるとした。
オリエンタルランド<4661.T>が5日続伸。野村証券では、21.3期に向けてハードおよびソフト面の強化が急務とコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は6700円→7100円と引き上げた。
従来同様、2020年以降の投資計画の発表に注目。現中期経営計画（18.3期～21.3期）期間中の早いタイミングで、その一部が発表されるもよう。野村では東京ディズニーランドのエリア刷新、駐車場の立体化によるパーク拡張の可能性が高いと予想。駐車場エリアは液状化対策の不備など、開発に向けた不確定要素が多いため、DCFバリュエーションでディスカウントした上で、野村予想の23.3期に新エリアのオープンを織り込んでいるとした。
★12:55 ヘリオステクノ－ストップ高 今期30％営業増益見込む 前期は17％増益で着地
ヘリオステクノホールディングス<6927.T>がストップ高。同社は9日、18.3期通期の連結営業利益予想を18.0億円（前期比29.8％増）にすると発表した。
ランプ事業で、新しい用途用の紫外線ランプ、赤外線ランプの開発に重点的に取り組み、事業の拡大を図る。製造装置事業では、中国のメーカーやファンドと組み、M&A・資本提携などで日本メーカーの装置開発技術、生産技術をベースに、東アジアを中心に販売拡大のスピードアップを図る。
17.3期通期の営業利益は13.9億円（前の期比17.3％増）だった。配向膜用フレキソ印刷装置と露光装置用光源ユニット、有機ELパネル用を含む種々の用途用精密インクジェット印刷機などの売り上げが引き続き好調に推移した。
ヘリオステクノホールディングス<6927.T>がストップ高。同社は9日、18.3期通期の連結営業利益予想を18.0億円（前期比29.8％増）にすると発表した。
ランプ事業で、新しい用途用の紫外線ランプ、赤外線ランプの開発に重点的に取り組み、事業の拡大を図る。製造装置事業では、中国のメーカーやファンドと組み、M&A・資本提携などで日本メーカーの装置開発技術、生産技術をベースに、東アジアを中心に販売拡大のスピードアップを図る。
17.3期通期の営業利益は13.9億円（前の期比17.3％増）だった。配向膜用フレキソ印刷装置と露光装置用光源ユニット、有機ELパネル用を含む種々の用途用精密インクジェット印刷機などの売り上げが引き続き好調に推移した。
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