後場コメント No.5 塩野義製薬、ニプロ、ダイセル、日医工、住友電設など

2017/05/10(水) 15:00
★13:16  大東建託-ドイツ証が目標株価引き上げ 「本当に憂慮すべきことは何か?」
 大東建託<1878.T>が11日続伸。ドイツ証券では、「本当に憂慮すべきことは何か?」とコメント。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は16300円→16940円と引き上げた。
 同社に対しては受注高低迷を理由に、好調であった貸家市場の反動減であることを示唆する声は多い。しかし、ドイツ証では、働き盛り人口の減少によって、営業人員の確保が難しくなっているためではないかと推察。将来的にはその確保のため、歩合給の比率を低め、固定給の比率を高める施策が必要になると指摘した。

★13:19  塩野義-後場上げ幅拡大 今期4%営業増益見込む 前期は18%増益で着地
 塩野義製薬<4507.T>が後場上げ幅拡大。同社は10日、18.3期通期の連結営業利益予想を1125億円(前期比4.0%増)にすると発表した。
 テビケイおよびトリーメクのヴィーブ社によるグローバル販売拡大に伴うロイヤリティー収入の増加を見込んでいるという。
 17.3期通期の営業利益は1082億円(前の期比18.3%増)だった。研究開発費を除く販管費の効率的な使用などが寄与した。

★13:20  ニプロ-ジェフリーズが目標株価引き上げ 透析関連製品と医薬品受託での成長を期待
 ニプロ<8086.T>が4日ぶり反落。ジェフリーズ証券では、透析関連製品と医薬品受託での成長を期待。投資判断「BUY」を継続、目標株価を1800円→2000円と引き上げた。
 決算発表前に業績予想を変更。医療関連は透析関連製品、バスキュラー関連製品などを中心に増収を予想。医薬関連は受託製造の数量増による増収を予想。なお、今18.3期以降は再生医療関連費用、ベトナム工場と山梨工場の稼働に伴う減価償却費を、前回予想比で増額。3Q決算発表以降株価は上昇したが、現状株価は今18.3期PERで14.2倍とセクター内で引き続き割安な水準にあると指摘。決算発表日は5月11日。

★13:29  ダイセル-後場マイナス転換 今期5%営業減益見込む 原燃料調達価格の上昇などで
 ダイセル<4202.T>が後場マイナス転換。同社は10日13時20分に、18.3期通期の連結営業利益予想を610億円(前期比5.1%減)と発表した。網干工場で2年に1度の定期修繕を実施することや、原燃料調達価格の上昇などが響く。なお、市場コンセンサスは648億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は643億円(前期比0.1%減)だった。
 併せて、17.3期の期末配当予想について13円→17円(前期は13円)に修正すると発表した。年間配当は26円→30円(前期は26円)となる。

★13:30  日医工-後場マイナス転換 今期5%営業増益見込む 前期は34%減益で着地
 日医工<4541.T>が後場マイナス転換。同社は10日13時、18.3期通期の連結営業利益予想を90.0億円(前期比5.2%増)にすると発表した。富山第一工場内新製造棟「Obelisk」棟の稼働を図るほか、原価コストの低減も進める。
 17.3期通期の営業利益は85.5億円(前の期比33.7%減)だった。販管費率が大きく上昇し、利益を圧迫した。

★13:34  住友電設-後場急騰 今期1%営業増益見込む 市場コンセンサス上回る 増配も発表
 住友電設<1949.T>が後場急騰。同社は10日13時に、18.3期通期の連結営業利益予想を83.0億円(前期比0.6%増)と発表した。市場コンセンサスは75.0億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は82.5億円(前期比5.3%減)だった。海外子会社の受注高が減少したことなどが響いた。
 併せて、17.3期の期末配当予想を20円→22円(前期は24円)に修正すると発表した。年間配当は40円→42円(前期は38円)となる。


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