〔Market Flash〕ホテル系REITのパフォーマンスが好調~野村

2017/05/11(木) 11:08
【11:05】ホテル系REITのパフォーマンスが好調~野村  野村証券では、足元でホテル系REITの株価が強含んでいると指摘。日並びや天候に恵まれた今年のゴールデンウィーク期間中の旅行、宿泊需要が好調裏に推移し、同期間中のホテル市場も好調だったとの見方から、ホテル系REIT各社の株価が強含んでいる可能性があるとみている。今後の注目点には、インヴィンシブル投資法人(8963)の月次実績を挙げている。同投資法人は17.6期の業績予想上、既存ホテルのRevPAR(平均稼働率×同宿泊単価)の前年同期比上昇率を+0.6%と計画しているが、17年1-3月の累計は前年同期比-1.9%にとどまっている。今後の同投資法人の月次進ちょくの確認を続けたいとしており、それ次第では、同投資法人およびホテル系REIT全体にとっての好材料となり得るとコメントしている。 【10:30】不動産株の反発は終了、建設株の上昇を予想~CS  クレディ・スイス証券では、不動産株の株価の反発は終了すると予想しており、投資家がこれから評価するのは建設株と考えている。CSでは4Q決算後に、不動産株のNAV(純資産)の増加にともなう不動産株の株価反発を予想してきた。不動産株は過去1カ月で絶対株価で10%程度、対TOPIX相対では5%程度の上昇となっており、NAVの増加率と株価パフォーマンスを考慮すると、反発は終了する可能性があるとみている。また、建設会社のコーポレートガバナンスにおける株主重視の姿勢は、不動産デベロッパーのそれよりも優れていると評価しており、建設株の相対評価が高まる要因になると考えている。 【10:00】仮想通貨は将来的には金に類似した価格特性が備わる可能性も~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今年度から改正資金決済法が施行されたことに伴い、本邦でも仮想通貨の普及が進む可能性が意識されていることを受け、外国為替市場への影響について考察している。今後、日本で仮想通貨の取引参加者が増えれば、ごく短期的には、仮想通貨市場における超短期の価格変動が、既存の通貨同士の交換レートにも影響をおよぼす機会が散見されるようになる可能性は否定できないとコメントしている。ただし、仮想通貨の値動きが既存通貨ペアの方向感まで決めてしまうほどの影響をおよぼす可能性は非常に低いとみている。また、「無国籍通貨」としての普及が進めば、将来的には金に類似した価格特性が備わる可能性もあると考えている。 【9:35】4月の中国PPI上昇率は前月比で下落、景気の勢い鈍化を示唆~野村  野村証券では中国の4月の生産者物価(PPI)および消費者物価(CPI)が発表されたことを受けてリポートしている。4月のPPI上昇率は前年同月比+6.4%となった。3月の同+7.6%からさらに鈍化しており、内需の減速を示唆する内容とみている。また、4月のCPI上昇率は前年同月比+1.2%と、3月の同+0.9%からやや加速したものの、なお低水準にあり、インフレ圧力が抑制されていることがうかがえるとコメントしている。これら4月の物価統計は、4-6月期以降の緩やかな成長減速を見込む野村の予想を裏付ける結果と捉えている。野村では、政策当局が中立の金融政策スタンスを維持し、的を絞った引き締め策を実施するとの見方を据え置いている。 【8:45】寄り前気配はネクソン、TBSHD、太陽誘電、ニッパツが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ネクソン(3659) +4.99%、TBSHD(9401) +3.15%、太陽誘電(6976) +3.08%、ニッパツ(5991) +2.85%、テレビ朝日(9409) +2.82%、島忠(8184) +2.70%、三菱ガス(4182) +2.66%、淀川鋼(5451) +2.65%、ダイセル(4202) +2.60%、ALSOK(2331) +2.47%などが高い気配値。  一方、シスメックス(6869) -7.72%、参天薬(4536) -7.32%、キョーリンH (4569) -5.64%、TDK(6762) -5.08%、協エクシオ(1951) -4.63%、大塚商(4768) -4.39%、武蔵銀(8336) -4.39%、北国銀(8363) -4.25%、第一三共(4568) -3.68%、住友ベ(4203) -3.56%などが安い気配値となっている。
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