後場コメント No.2 ＪＴ、すかいらーく、大王製紙、プレサンス、日東電工など
★12:33 ＪＴ－野村が目標株価引き下げ 例年にないスロースタートも問題ない
ＪＴ（日本たばこ産業）<2914.T>が続伸。野村証券では、例年にないスロースタートも問題ないとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は4600円→4500円と引き下げた。
Q1決算は通期計画に対して低い進ちょくだが、Q2以降、コスト削減効果が発現するほか、海外の収益環境も回復に向かうため、通期計画の達成に対して問題なし。来18.12期以降、海外の主要市場において値上げ機会を再び取り戻せるうえ、国内ではPloom TECHの拡販により利益成長が図られる。為替前提を見直し、野村予想は若干減額。
ＪＴ（日本たばこ産業）<2914.T>が続伸。野村証券では、例年にないスロースタートも問題ないとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は4600円→4500円と引き下げた。
Q1決算は通期計画に対して低い進ちょくだが、Q2以降、コスト削減効果が発現するほか、海外の収益環境も回復に向かうため、通期計画の達成に対して問題なし。来18.12期以降、海外の主要市場において値上げ機会を再び取り戻せるうえ、国内ではPloom TECHの拡販により利益成長が図られる。為替前提を見直し、野村予想は若干減額。
★12:37 すかいらーく－野村が目標株価引き上げ メニュー改定奏功 既存店売上高が好調
すかいらーく<3197.T>がもみ合い。野村証券では、メニュー改定が奏功し、既存店売上高が好調と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1750円→1900円と引き上げた。
業績予想を若干上方修正。今17.12期営業利益は前期比7％増益の334億円を予想。既存店売上高の前提を同0.8％減収から同0.1％増収に上方修正。居抜きを中心としていた「とんから亭」や「じゅうじゅうカルビ」の新規出店を行うなど新規出店に積極的な姿勢を確認。都市部では居酒屋の閉店などにより駅近の2F以上の空き物件の供給が増えているとみられるが、同社は「しゃぶ葉」の居抜き出店を行うなどの事例も出ており、新たな出店余地が出てきたと考えられるとした。
すかいらーく<3197.T>がもみ合い。野村証券では、メニュー改定が奏功し、既存店売上高が好調と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1750円→1900円と引き上げた。
業績予想を若干上方修正。今17.12期営業利益は前期比7％増益の334億円を予想。既存店売上高の前提を同0.8％減収から同0.1％増収に上方修正。居抜きを中心としていた「とんから亭」や「じゅうじゅうカルビ」の新規出店を行うなど新規出店に積極的な姿勢を確認。都市部では居酒屋の閉店などにより駅近の2F以上の空き物件の供給が増えているとみられるが、同社は「しゃぶ葉」の居抜き出店を行うなどの事例も出ており、新たな出店余地が出てきたと考えられるとした。
★12:37 大王製紙－後場下げ幅拡大 今期6％営業増益見込む 前期は3％減益で着地
大王製紙<3880.T>が後場下げ幅拡大。同社は11日12時30分、18.3期通期の連結営業利益予想を250億円（前期比6.2％増）にすると発表した。市場予想は270億円。
洋紙事業で、製品ラインナップの補完・拡充、印刷部門での営業力の強化を図るほか、ホーム＆パーソナルケア事業での高付加価値商品のラインナップ拡充による競争力強化などを推進する。
17.3期通期の営業利益は235億円（前の期比3.2％減）だった。販売価格の下落が響き、紙・板紙事業で減益となった。
大王製紙<3880.T>が後場下げ幅拡大。同社は11日12時30分、18.3期通期の連結営業利益予想を250億円（前期比6.2％増）にすると発表した。市場予想は270億円。
洋紙事業で、製品ラインナップの補完・拡充、印刷部門での営業力の強化を図るほか、ホーム＆パーソナルケア事業での高付加価値商品のラインナップ拡充による競争力強化などを推進する。
17.3期通期の営業利益は235億円（前の期比3.2％減）だった。販売価格の下落が響き、紙・板紙事業で減益となった。
★12:41 プレサンス－野村が目標株価引き上げ 年率2％ケタのEPS成長が続く
プレサンスコーポレーション<3254.T>が大幅に6日続伸。野村証券では、年率2％ケタのEPS成長が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1790円→1860円と引き上げた。
前17.3期決算は会社の期初計画通り。資産運用型のワンルームマンションやファミリーマンションの販売が好調だったため、計画を達成したところで、販売する物件を今18.3期以降に竣工して売り上げを計上する物件に早期に切り替えた。前17.3期契約高は前の期比55％増の1346億円で、その内訳は資産運用型のワンルームマンションが同10％増の294億円、ファミリーマンションが同63％増の781億円、同業者などへ一棟ごとワンルームマンションを販売する一棟販売が同2.6倍増の187億円、ホテルオペレーターなどへ開発したビジネスホテルと1棟ごと販売するホテル販売が同4.4倍増の67億円。3月末の契約残高は同55％増の1193億円と豊富であり、今18.3期も好調な業績が続く見込み。野村では業績予想を上方修正するとともに、年間のEPS成長率が10％以上を維持できると予想。
プレサンスコーポレーション<3254.T>が大幅に6日続伸。野村証券では、年率2％ケタのEPS成長が続くと想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1790円→1860円と引き上げた。
前17.3期決算は会社の期初計画通り。資産運用型のワンルームマンションやファミリーマンションの販売が好調だったため、計画を達成したところで、販売する物件を今18.3期以降に竣工して売り上げを計上する物件に早期に切り替えた。前17.3期契約高は前の期比55％増の1346億円で、その内訳は資産運用型のワンルームマンションが同10％増の294億円、ファミリーマンションが同63％増の781億円、同業者などへ一棟ごとワンルームマンションを販売する一棟販売が同2.6倍増の187億円、ホテルオペレーターなどへ開発したビジネスホテルと1棟ごと販売するホテル販売が同4.4倍増の67億円。3月末の契約残高は同55％増の1193億円と豊富であり、今18.3期も好調な業績が続く見込み。野村では業績予想を上方修正するとともに、年間のEPS成長率が10％以上を維持できると予想。
★12:45 日東電工－野村が目標株価引き下げ 有機EL向け偏光フィルムの苦戦で減額修正
日東電工<6988.T>が反落。野村証券では、有機EL向け偏光フィルムの苦戦で減額修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は9400円→8590円と引き下げた。
有機EL向け偏光フィルムの売上伸び悩みなどを考慮し、野村予想を下方修正。肝硬変薬を除くオプトロニクスなどの事業の評価（RN Large Cap（除く金融）と同程度（18.3期ベースでPER16倍程度））に、将来の拡大ポテンシャルが大きい肝硬変薬の事業価値をDCFで算定し（野村推定640億円。1株当たりでは約400円）、付加するという目標株価の算定方法は不変であるとした。今18.3期は大手向け有機EL向け偏光フィルムで苦戦すると見ているとしたが、スマホ向けプリント回路材料など低採算事業については的確に減損を行うなど、同社経営に対する高い評価は不変であるとした。
日東電工<6988.T>が反落。野村証券では、有機EL向け偏光フィルムの苦戦で減額修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は9400円→8590円と引き下げた。
有機EL向け偏光フィルムの売上伸び悩みなどを考慮し、野村予想を下方修正。肝硬変薬を除くオプトロニクスなどの事業の評価（RN Large Cap（除く金融）と同程度（18.3期ベースでPER16倍程度））に、将来の拡大ポテンシャルが大きい肝硬変薬の事業価値をDCFで算定し（野村推定640億円。1株当たりでは約400円）、付加するという目標株価の算定方法は不変であるとした。今18.3期は大手向け有機EL向け偏光フィルムで苦戦すると見ているとしたが、スマホ向けプリント回路材料など低採算事業については的確に減損を行うなど、同社経営に対する高い評価は不変であるとした。
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