後場コメント No.4 中外製薬、サンケン電気、NTTドコモ、JIA、東鉄工業など

2017/05/11(木) 15:00
★12:58  中外製薬-ドイツ証が目標株価引き上げ 今17.12期1Q決算は好調
 中外製薬<4519.T>が9日ぶり反落。ドイツ証券では、今17.12期1Q決算は好調と判断。レーティング「Hold」を継続、目標株価は3330円→3700円と引き上げた。
 主にアクテムラの輸出見通し改善を理由に、目標株価を11%引き上げ。四半期売上高は起伏が激しいことがあるが、販売チャネルの在庫補充は最小限であり、現時点ではロシュの1Q売上高は中外でのロシュ向け需要の堅調に反映されることを示唆しているとみるとコメント。国内売上高予想を若干調整。今17.12期1Q売上高はやや軟調であったが、コスト管理が奏功し、悪影響は最小限に抑えられたとした。

★13:01  サンケン電気-10日ぶり急反落 今期23%営業増益見込むも市場予想下回る
 サンケン電気<6707.T>が10日ぶり急反落。同社は10日、18.3期通期の連結営業利益予想を73.0億円(前期比23.1%増)にすると発表した。市場予想は88.3億円。
 17.3期通期の営業利益は59.3億円(前の期比12.8%減)と、従来計画70.0億円を下回った。PS事業での販売低迷に加え、半導体前工程の拠点であるポーラー・セミコンダクターで工程改善に伴う生産調整を実施したことなどが響いた。

★13:02  NTTドコモ-エースが「強気」へ引き上げ 料金戦略でも主導権を取り戻しつつある
 NTTドコモ<9437.T>がもみ合い。エース経済研究所では、MNP商慣行の見直しによる経費削減効果が見込めるほか、料金戦略でも主導権を取り戻しつつある点を評価。投資判断を「中立」→「強気」、目標株価は3300円へ引き上げた。
 会社側は、今期計画を営業収益4兆7500億円(前期比+4%)、営業利益9600億円(同+2%)、当期利益6550億円(同横ばい)としている。契約者増加と顧客単価上昇で音声通信収入の増加を見込むほか、ドコモ光の契約増も寄与するとしている。
 エースでは、営業収益4兆8300億円、営業利益1兆0400億円を予想。会社計画を上回ると見ているのは、今期の登場が想定されている10周年記念モデルとなる新型iPhoneの販売が伸びると想定しているため。

★13:06  JIA-エースが目標株価引き上げ 業績面からは積極買いの水準との見方
 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が反落。エース経済研究所では、元社員のインサイダー取引防止規定違反による社内処分問題で東証1部上場審査に遅れが生じるのではとの懸念から、決算発表後に株価は下げに転じたが、業績面からは積極買いの水準と判断。投資判断「強気」を継続、目標株価を5500円→7200円と引き上げた。
 今17.12期1Qはオペレーティング・リース事業が前年同期比139%増、売上基準を変更したパーツアウト・コンバージョン事業が同52%増(実質は推定で数倍増、伸び率はすべて同社算出)と収益をけん引。通期でもオペレーティング・リース事業は大幅増となる見通しで、上振れ余地あり。オペレーティング・リース事業の売上計上は完売基準を採用。東証1部上場が実現すれば、配当は増額の見込みとした。

★13:08  東鉄工業-後場プラス転換 今期小幅営業増益見込む 前期は7%増益で着地
 東鉄工業<1835.T>が後場プラス転換。同社は11日13時、18.3期通期の連結営業利益予想を134億円(前期比0.2%増)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は134億円(前の期比7.1%増)だった。土木・建築で受注が伸びたほか、両事業とも増益となった。

★13:09  東鉄工業-後場プラス転換 上限30万株・10億円の自己株取得枠を設定
 東鉄工業<1835.T>が後場プラス転換。同社は11日13時、上限30万株・10億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月17日~5月31日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.86%。

★13:11  リョービ-続伸 自己株式800万株を消却へ
 リョービ<5851.T>が続伸。同社は9日に、自己株式800万株を5月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は4.67%。


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