前場コメント No.8 JR九州、コーセー、NTTデータ、フュートレック、新東工業など

2017/05/12(金) 11:30
★9:12  DTS-大幅に3日続伸 上限20万株・6億円の自己株取得枠を設定
 DTS<9682.T>が大幅に3日続伸。同社は11日、上限20万株・6億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月15日~6月16日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.87%。

★9:13  データリンクス-買い気配 DTSが株式交換により完全子会社化
 データリンクス<2145.T>が買い気配。DTS<9682.T>が5月11日の大引け後に、データリンクスを株式交換により完全子会社化すると発表した。
 両社の経営資源を融合することによるスケールメリットを享受し、事業シナジー効果を最大化することが必要であるとの認識に至ったとした。株式交換の効力発生日は8月1日で、データリンクス株は7月27日付けで上場廃止となる予定。データリンクス1株に対して、DTSの0.73株を割り当てる。株式交換により交付するDTS株は78万7614株を予定。

★9:14  JR九州-6日ぶり反落 今期4%営業減益見込む 前期は2.8倍増
 九州旅客鉄道<9142.T>が6日ぶり反落。同社は11日、18.3期通期の連結営業利益予想を562億円(前期比4.3%減)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は587億円(前の期比2.8倍)だった。5周年を迎えた九州新幹線を中心とした鉄道利用促進を図るべく、「九州新幹線2枚きっぷ」や新幹線定期券「新幹線エクセルパス」などの各種商品の販売促進に努めたほか、「KAGOSHIMA by ROLA」キャンペーンを展開した。

★9:14  コーセー-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 総合的なブランド体制を確立
 コーセー<4922.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、総合的なブランド体制の確立で、成長鈍化を払しょくとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を11200円→12130円と引き上げた。
 エクイティストーリーは強気を継続。前17.3期は円高による影響を除くと連結売上高は前年比+12%で、国内の日本人顧客向けブランドと、米タルト事業に基づいた連結トータル2ケタ売上成長が顕在化した。(1)ブランド主張力と独立性を備えた総合的な売上成長力、(2)米タルト事業の高成長、(3)連続増配による株主還元のさらなる改善と中計の早期達成、以上3点より、今18.3期以降の営業利益2ケタ成長は続くと予想。

★9:15  NTTデータ-小幅高 フィンテック企業と国内銀行つなぐクラウドサービス開始
 NTTデータ<9613.T>が小幅高。12日付の日経新聞朝刊で、同社が今秋に金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック事業を手がける企業と、国内の銀行をつなぐクラウドサービスを始めると報じられた。
 フィンテック企業と銀行が個別に連携システムを構築する必要がなく、家計簿アプリなど新たなフィンテック関連事業の展開が容易になるという。

★9:15  フュートレック-大幅に4日ぶり反発 トヨタの「KIROBO mini」が音声認識技術vGateを採用
 フュートレック<2468.T>が大幅に4日ぶり反発。同社は11日に、トヨタ自動車<7203.T>のコミュニケーションパートナー「KIROBO mini」に、フュートレックの音声認識技術vGate ASRが採用されたと発表した。
 「KIROBO mini」は、手のひらに収まる小柄なサイズで、雑談のような何気ない会話や表情、しぐさを一緒に楽しみ、人とのコミュニケーションを通じて変化・成長する「コミュニケーションパートナー」という。同社は、「KIROBO mini」と人とのコミュニケーションがより楽しく豊かになるよう、今後も引き続き音声認識技術の性能向上に取り組むとしている。

★9:17  新東工業-急騰 株主優待を導入 クオカード1000円分~3000円分贈呈
 新東工業<6339.T>が急騰。同社は11日に、株主優待制度を新設すると発表した。毎年9月末日現在、同社株式を1単元(100株)以上保有する株主を対象に、保有期間、保有株式数の区分に応じて、クオカード1000円分~3000円分を贈呈する。


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